お疲れ様です。
2025年のプロレス大賞。
ついに史上初、女子プロレスラーの受賞となりました。
色々なプロレスファンの方々、それぞれご意見はあると思いますが、
新しいフェーズに入ったという事で、プロレス転換期として良かったのではないかと個人的には感じています。
Sareee選手も女子初の敢闘賞という事で、
彼女の活躍から見ても文句なしと思います。
MVPについては、
ここ十数年は日本唯一のメジャー団体である新日本プロレスでトップを張った人がそのままMVPという印象でした。
昨年、G1制してIWGP獲ったザックさんがMVPだったなら、
今年も同様にG1とIWGP獲ったTAKESHITA選手がなぜ取れなかったのか。
それ以上に上谷選手の活躍が世間に届き、群を抜いていたのであろう。
個人的にはウナギ選手の活躍も素晴らしいと思ってました。
プロレス界の中だけでなく、
対世間という事で、プロレス大賞の選考に重きを置いてると思いました。
これまでは、
忖度という言葉は使いたくないですが、
新日本からMVPを選んで、
ノアからも誰か賞に選ばなきゃ…
全日本からも誰か賞に選ばなきゃ…
DDTからも誰か賞に選ばなきゃ…
という、バランスに配慮してきた印象がありますので、
これからはプロレス大賞も変わっていくことに期待したいと思います。
オカダカズチカ、内藤哲也、そして棚橋弘至が新日本プロレスを去った来年は、
さらに群雄割拠、
選手層は厚いものの、現状で頭一つ飛び抜けた絶対的エースが不在となるプロレス界。
そこで誰が飛び出してくるのか、新しい時代の幕開けを楽しみにしたいと思います。
とりあえず棚橋弘至引退のドームは超満員札止めらしく、
普段見に来ない方が棚橋引退を見届けに多数来場されるんだと思います。
その方々に新しい棚橋不在の新日本プロレスの未来を見せられるか?
またプロレス見に来よう!と思わせられるか?の勝負です。
お客さんというものは正直であり、非情でもありすので、
面白いものに集まり、流行ってるものに集まり、つまらないものからは離れていく、
そういう移ろい行くものだと思いますので、
これまでにも何度もあったプロレス暗黒期からの転換期になるのかなと。
そういえば、ボブサップさんがプロレス大賞を取った時もあったように、
混迷期には誰が飛び出すかわからない。
今年もそんな狭間の1年だったのかも知れませんね。
鬼が誰かは知りませんが、
鬼の居ぬ間に洗濯ではないですが、
鬼がいないうちに洗濯したものの勝ち。
飛び抜けたスーパースターの出現を期待してみたいと思います。
ジェリコの壁、かく語りき。

