お疲れ様です。
台風が近付いているようです…😵⚡🌀☔
さて、
日本に訪れた総合格闘技ブームの走り、吹き荒れたグレイシー旋風の続きです。
この時代、私はプロレスだけでなく、
修斗も大好きでして、後楽園ホールや文体やNKホールによく行ってました。
唯一のヘビー級のエンセン井上さんがかっこ良すぎて大好きでした。
でもエンセンさんは外国人選手を呼んで試合するしかなかったので…
どちらかと言うと、ルミナさん、マッハさん、朝日さんなど中量級がやはり充実してました。
そんな時代にアルティメット大会、バーリトゥードジャパンオープンなど、
世界中のライトヘビー、ヘビー級戦士達の総合格闘技が風雲急を告げてきます。
そして、未知なるPRIDEシリーズがついに日本でも始まる訳です。
私はワクワクしていました。
ヘビー級の「何でもあり」の戦い。
そして、プロレスに関連する選手達もたくさん出ている。
すでに人気に火が点いていたK-1で、ヘビー級選手達の立ち技の凄い戦いは見慣れてましたが、総合格闘技となるとまた話は別で…
またPRIDEというものについて、
これは全てリアルガチなのか?
ガチ気味のエンタメなのか?ショービズありきなのか?
一体どんなことになるんだろう…と。
そして、プロレス最強を掲げてた高田延彦がヒクソン・グレイシーと試合をする事が決定している。
どんな結末が待っているのか…
心して観てました。
では、結果と共に。
ほぼ記憶がなく、忘れてる事が多いんですけどね😅
1997年10月11日(土)東京ドーム
17:00試合開始
観衆47000人
座席:21ゲート17通路1塁側1階37列190番
※ドームの座席はもう仕方ないですね…
見辛いのでビジョンとリングを行ったり来たりの観戦となりますが、ドーム観戦はその場の雰囲気を感じる事が重要ですかね…
現場にいるって事が1番の目的。
⭕村上一成vsジョン・ディクソン❌
腕ひしぎ十字固め
※この頃は和成ではなく本名の一成だったんですね。
記念すべきPRIDE1のオープニング試合に村上さんが出てたこと…完全に失念してました。
まだUFOとかの前なので、和術慧舟會とかだったのか。すいませんがわかりません!
きっちり一本勝ちしてるのが素晴らしい!!
❌オレッグ・タクタロフvsゲーリー・グッドリッジ⭕
右フック→KO
PRIDEの創成期を支えた剛力ゲーリー・グッドリッジも第一回から出てたんですね…
のちにPRIDEの番人と呼ばれ、
初参戦の選手にはとりあえずグッドリッジをあてて、その選手の実力を計る!みたいな存在になってましたね。
🔺小路晃vsヘンゾ・グレイシー🔺
3R時間切れ引き分け
こちらもPRIDEには欠かせない存在となっていく小路さん。
ミスターPRIDEと呼ばれ、毎回出てました。
私はこの時は勉強不足でヘンゾの存在をあまり知らずでしたが、圧倒的に不利と見られてた小路さんが健闘し、引き分けに。
「グレイシーがなんぼのもんじゃい!」みたいに叫んでPRIDEの名物男になって行きました。
⭕北尾光覇vsネイサン・ジョーンズ❌
チキンウイングアームロック
相撲、プロレスを酷い辞め方で去っていった北尾さんが、格闘冒険家となり、くうけんどう?とか、ぶこお道場とか、そのポテンシャルを発揮しつつある頃。
新日本、SWS時代は散々でしたが、
Uインターでの山崎一夫戦が北尾さんのベストバウトだと私は記憶しています。
そんな北尾さんがPRIDE1に出てた事、やっぱり忘れてますね。
ほんと私すげー忘れてますね😱
もうダメですね😂
※スタンディングバウト
🔺ブランコ・シカティックvsラルフ・ホワイト🔺
無効試合(グラウンド状態でのキック)
K-1グランプリ初代王者、伝説の拳ブランコ・シカティック。
総合のリングではイマイチの戦績と内容でしたかね…
アーネスト・ホーストがあんな倒れ方するんだ…とビックリしたK-1グランプリ制覇でしたが、あの頃の長髪のシカティックは本当にかっこよかったです。
このPRIDE参戦の頃は短髪の頑固オヤジみたいになってた気がします(失礼)
すぐロープを掴んじゃったり、反則や注意を取られる事があったり、スタイル的に総合のリングは合わなかったか…
❌黒澤浩樹vsイゴール・メインダート⭕
TKO(靭帯断裂)
ここまで試合内容とか全く書いてない事に気付きました😅
高田vsヒクソン戦以外の内容が飛んでしまっている感じです。
黒澤選手。メインダート選手。すいません。
🔺キモvsダニエル・ズバーン🔺
1R時間切れ引き分け
これはとても楽しみにしてたカードです。
特にキモ選手。UFCで巨大な十字架を背負って入場してきたシーンがインパクト大で!
神秘的、幻想的なファイターに見えて、
あのホイスをあそこまで追い込んだ選手は初めてでしたし、結果ホイスのUFC三連覇を阻止したのは、キモ戦でのダメージでしたし。
一方のスバーンですが、Uインター時代は正直パッとしない選手のイメージでしたが、
UFCで優勝してからは商品価値が爆上がりしましたね。
そんなUFC逆輸入、直輸入のようなカードにワクワクしてたのですが…
試合は一言で言ってしまうと「膠着」でした。
両者共に見せ場も盛り上がりも決め手も欠き、時間切れに終わってしまった。
この後も総合格闘技において「膠着」というものは必ず付きまとうものなんだなと感じました。
それはリアルだからこそ、招くものなのでしょう。
⭕ヒクソン・グレイシーvs高田延彦❌
腕ひしぎ十字固め
そして、いよいよメインです。
セミが終わってから場内はざわつきます。
高田vsヒクソンがついに始まる!
ドーム内にこれまでに感じた事のない空気感を感じました。
入場も大興奮で、高田さんは安生さんを伴って入ってきて、安生さんと抱擁するんですよね。良いシーンでした。
そして、ついに世紀の?一戦のゴングが鳴ります。
どんな試合になるのかと想像もしづらかったですが、
高田さんが腰を低く構えます。
UWFの頃みたいに、キックボクシングスタイルのような構えではなかったので、やはりこれは別物なんだなと感じました。
Uみたいに…って言うこと自体がナンセンスだと思いますが、
まずローキックで攻めて、ミドルやハイキックで仕留めたり、寝かして腕ひしぎ、なんて事にはならないんだなと。
痛いプロレスファンの妄想としては、総合のセオリーなんか無視して、
1・2の三四郎のようにプロレスラーが豪快にプロレス的に勝っちゃうシーンを少しは期待してる自分もいました。
しかし、現実に目の当たりにしたのは、
あの高田延彦の幻影はなく、総合の土俵で勝負して、なす術なく敗れた感が強かったです。
私は格闘技経験もない素人ですので、偉そうな事は言えませんが、
総合格闘技というものに萎縮してしまって、腰が引けてしまっていた印象でした。
これでは、ローも蹴れないだろうな…と。
もっと、堂々としてたら良いのに…とか思っちゃいました。
あくまでプロレスファンの戯れ言です。
どうせ、負けるなら当たって砕けて欲しかったなぁ…とかいう気持ち。
結局、見せ場という見せ場もなく、
ヒクソンがどんどん詰めてきます。
ほんとに無駄がないというか、遊びがないというか、精密機械のようでした。
防戦一方の高田さんはヒクソンに逆十字を取られてタップアウト。
この4分47秒という試合タイムに精密機械のような正確さを感じた。
5分1Rなので、ラウンド終了間際に極めに出て、仮に不利な体勢になってしまったとしてもゴングに救われる。
全てが計算された余裕の中で、ヒクソンは戦っていたようでした。
試合が終わったあと、東京ドームはシーンとしていた感じがしました。
あの高田延彦さんが何も出来ないのか…
と、総合格闘技というものをまざまざと突き付けられた気がしました。
プロレスが負けた。
完膚なきまでの敗北に、ぐうの音も出なかった。
私は悔しさよりも「こりゃすげぇわ」というような感情だったと思います。
のちに、
アントニオ猪木さんは「よりによって1番弱い奴が出ていった…」とコメントを出した。
これは高田さんを批判するとか、ヒクソンさんがどうこうというよりも、プロレスの威厳を守るための一種の「強がり」に思いました。
プロレスファンの私としては、
Uインター時代のバービック戦、オブライト戦、ハシミコフ戦、ベイダー戦、北尾戦等々に熱狂していた俺はなんだったのか…
という気持ちは正直少しはありましたが、
これは全くの別のものなんだと再認識して、
戦犯のように責めるのは違うと感じました。
高田さんはプロレス界のトップという宿命を背負い、総合にチャレンジした。
凄い勇気だと思います。
総合にチャレンジもしない人が、あーだこーだ言える立場ではないと思いますし…
そんな感じで、まだまだ子供だった私は、
PRIDEというものを初めて生で体感したのであった。
これからもストーリーは続いていきます。
PRIDE続編はまた次の機会に。
グレイシーハンターと言われる救世主が現れるのは、もう少し先のお話です!
ジェリコの壁、かく語りき。

