歯が痛くて歯医者に行こうかな、と思っている人、治療の終了後3か月ほど経過し、定期検診の案内が来たから行こうかと思っている人。
なんとなくで歯医者を選んでいませんか?
その歯医者で本当に歯は治りますか?
強い症状がある人は一刻も早く受診したほうがいいですが、そうでなければ自分にあった歯医者さんを探してみませんか?
「でも、歯医者がたくさんありすぎてどう選んでいいのかわからない!」
「そもそもどの歯医者に行っても同じでしょ?」
いやいや、そんなことはありません。歯医者も人間ですから、当然技術や得意分野に差があります。
お気に入りの美容師さんはいませんか?いないなら、周りの人に聞いてお気に入りの美容師さんを探すといいですよ。
毎回のオーダーが楽ですし、仕上がりも毎回満足できます。行き当たりばったりで美容室に入っても、今回は成功、今回は失敗、とカケになってしまいます。
歯医者も同じ。違うのは、失敗の度合いによっては、リカバリーするのにものすごく費用がかかるかもしれない、ということです。
場合によっては治療ができない、ということにもなりかねません、、、。
そこで、今回は歯医者選びのコツをお伝えしようと思います。
歯医者選びの3つのコツ
ネットの口コミを信用するな
ネットの口コミを信用しない。いい口コミはもろんサクラの可能性大。
ていうか、今時口コミを100%信頼できるもの、と考えている人います??口コミは広告業さんにお金を支払い、プロのライターが書いているものも混ざっています。
どれが本物の口コミで、どれが広告なのか、読んでも区別はつきません。だったら最初からあてにしないでいいと思いませんか?
ブラック口コミ、というのもありますが、これも鵜呑みにするのは良くない。
ホリエモンが食べログのくちこみは信用しない、といっていたことがあります。評価するのが専門的な知識がない人なので、正しい評価ができていない、というのです。
これはレストラン等の飲食店だけでなく、マッサージや整体などのサービス業もそうだと思います。
歯科医院もやはり同じで、専門的知識がない人が専門的知識のない人が書いた口コミを見ても正しく判断できないのです。
専門家が一般の人の感想をみて、フィードバックするツールにするためのもの、と思ったほうがいいくらいではないでしょうか?
「じゃあ何を参考にすればいいの?」
ということになるのですが、もうこれはナマの口コミですね。職場の同僚、近所の人、友達からの口コミは比較的信用できます。
専門的知識がない人からの口コミですが、ネット上の評価と違い、対面での情報ですから、サクラということはありません。
可能なら、何人かの人に通っている歯医者をきいてみましょう。その中に通えるところがあれば、候補の一つになります。
ホームページの情報で見るのは立地と診療時間のみ
歯医者は一度で治療完了、ということはあまりありません。
これはやはりその歯の状態によりますが、特に何もしていないのに少しでも痛みがある場合(これを自発痛といいます)、歯の中の神経を取り除く処置が必要になるので、治療は複数回かかります。
痛みがなくても歯に穴が開いている場合は型をとり、詰め物やかぶせ物を製作するので2回はかかります。(穴の大きさ、位置によっては、レジン充填という方法を使い、1度で終了することもあります。)
立地はある程度通いやすいところがいいでしょう。また、診療時間のチェックも必要ですね。
歯医者のホームページには院長の学歴とか、○○コース終了とか、いろいろ書いていますけどね、はっきりいって関係ないです。
確かにすごい経歴の先生もいますけど、それ、ホームページに載せなくても、、、ていうのもたくさんあります。でも、ハッタリにはなるんですよね。パッと見、経歴にボリュームがあったら凄そうですよね。
電話予約で雰囲気を察する
歯科医院には予約していくのがベターですが、その時にネット予約できるようにしている歯医者もありますよね。
私も電話をかけるのが苦手なほうなので電話予約は避けたいんですけど、できれば勇気をもって電話したほうがいいんです。
電話して事情をいうと、ネットで予約が埋まっていても融通してくれることもあります。
逆もまたあって、実はネット予約だけでは予約完了していなくて、折り返しの電話がかかってきて、実はその時間は予約がとれず、予約のとりなおし、、なんてことも多々あります。
これは歯科医院が契約している会社のシステム上仕方ないのですが、結局電話で2度手間。
また、電話をかけるとネット予約よりも歯医者の雰囲気を感じやすい、ということもメリット。
電話の応対があまりにひどかったら予約を見送ればいいのです。
以上、3つのコツでした。あとは行ってみて、これは失敗した!という際の対処法も後日紹介しますね。


