歯医者に通い続けているのに治らない、という話をよく耳にします。だいたいの場合、歯の根の治療において、そういうことがおこるようです。

 

今回は、通ってはいけない歯医者の特徴を書いてていこうと思います。

 

今すぐ通院をやめた方がいい歯医者の特徴3パターン

治療時間が短い

これは、神経の治療(根管治療といいます)に特にあり得ることなのですが、一回あたりの時間が短すぎる場合は治療が一進一退し、なかなか治りません。
 
予約がとれるのが3週間とか1ヶ月先になる、など場合もなかなか治療が完了しないことがありますね。
 
これにも事情があって、根管治療は保険診療で患者さんの負担費用が300円ほどなのですが、この価格では治療時間が長くとれないのです。
 
歯医者も、医療機関とはいえ利益をださないとつぶれます!!当然です。
 
300円の費用にかけられる時間は限りがあります。根管治療は避けられないこともありますが、根管治療が始まったら、歯医者はその歯の治療が終わるまで赤字です。
 
1回の治療時間を短くして他の人の治療をしないと歯医者はつぶれてしまいます。
 
もし、今あなたが通院中の歯医者さんがあなたの歯の根管治療を30分から1時間かけてしっかり治療し、千円以下の費用で済んでいるのなら、その歯医者さんは非常に患者さん思いの良い歯医者です。
 
しかし、先ほども言った様に、そのような歯科医院は赤字で治療をし続けることになるので、いつか潰れる可能性があります。
 

予防のためのクリーニングを3000円程で行う歯医者

医療保険は、疾患を治すためには適応されますが、疾患の予防には適応されません。
 
ですから、予防のためのクリーニングは自費診療でしか実施できないのです。
 
自費診療でクリーニングをすると、あなたの負担金は安くても10000円以上、30000円程かかる場合もあります。
 
ですが、保険が適応された場合はだいたい3000円程の負担金ですみます。
 
あなたが歯周病ではないのに、通院中の歯医者さんが3000円程の費用でクリーニングしているのならば、あなたの負担金をへらす為に、いわゆる不正請求をしている可能性があります。
 
患者さん思いの良い歯医者さんなのですが、潰れてしまう可能性もゼロではありません。
 
定期的にクリーニングをしたいのに、ある日行ってみたら歯科医院が無くなっていたらまた歯医者探しからスタートです。
 

説明がない

これはすぐに通院をやめましょう。説明と同意、いわゆるインフォームドコンセントが実施されていない歯医者です。説明なく急に治療が始まっては、担当医との信頼はゼロ。
 
治療がうまくいっていたとしても不信感が生じるので、通院してはいけません。
 
しかし、歯医者にいき、説明をきいただけで口の中を見られなかったとしても、費用はかかりますよ。
 
 
今回は本当に裏話的な内容も書きました。
 
ルールを守ると患者さんに請求する負担金が高くなることが多いようです。
 
正直、医療保険制度と実際が合致していないところもたくさんあるのですが、患者さんの自己負担金を少なくしようと歯医者側がすればするほど、国が医療費に使わなければならない金額が増えるので、税金が使われます。
 
私たち医療を受ける側も、必要な金額はルール通りに支払う、という気持ちも大事だと思います。