「四角い箱しらない?」
「あ、あれね。」
なんだあったのか。
「はい。」
誾千代からスマホを渡される。
「ありがと」
さっそくsdカードを入れ画面を見る。
宗茂と誾千代、そして誾千代のお父さんまで覗き込んできた。
画面に文字が書いていた。
『最終試験』
「なんてかいてあるんだ?」
「さいしゅうしけん、です。」
「しけん?」
『立花断さん
最終試験を開始します。
明日あなたを戦国時代へ飛ばします。
そこで、5名の女性の髪をカットしてきてください。
5名の髪のカットが終われば自動的に現代へ戻ります。
逆にカットできないといつまでたっても帰れません
では健闘を祈ります』
意味が解らない。大体何故時代をワープすることができるんだ。
そんな技術が発達していたのか?
というかそもそも戦国時代とか危険すぎだろ。
俺を殺す気かよ。
けど、現代にもどって平凡な日々に戻るにはやるしかない!!
そして最後の行にこう書いてあった。
『LINEのId検索でhaircutと打つと各国に移動します。どこに移動するかはすべてランダムです。』
ふざけるな
「ねぇ断?なんて書いてるの?」
「あ、ああ。俺も訳わからない。」
とにかくやってみるか。
俺はlineを開くとid検索にhaircutと打って検索してみた。
「きゃあっっ」
「なんだああ!?」
宗茂、誾千代、そして俺は
次元をとうり
別の国に出てきた。(たぶん)
