御無沙汰しましたが・・・
もう忘れさられてそうですが・・・・
③の続きで~す。
新高塚小屋に到着して、翌日の縄文杉から荒川登山口までのゴールで今回の
縦走コースは、終わりです。
新高塚小屋にて、2日目の夜を迎え、最後の晩餐です。
小屋に入るなり、雨がザーザー降ってきたので、屋根のあるデッキで夕食の準備です
今晩のメニューも超豪華
野菜カレーとワカメスープ、レモンバジルソーセージに
昨日、おじさまたちにいただいた高級そうなハム。
おじさまたちと最後の夜を楽しみました
おじさまたちは、お酒をおいしそうに飲んでらして、あたしたちにも薦めてくださったけど、
なんせ、二人とも弱いので、明日にひびきそうなので、お断りしてしまいました
今思えば、せっかくのご厚意なのに、失礼だったよな・・・
こうゆう時、焼酎とかきついお酒が飲めなくて、ほんと残念
それでも、終始笑顔で、素敵な3人組でした
今日で、最後は寂しいな~
おじさまたちと一緒のコースでさらに楽しく歩けた気がする。
素敵な時間をすごせました。
ありがとうございました
8月14日 3日目 4時45分起床
昨晩さらに雨は強くなり、外でテント張ってた人たちは、ずぶぬれになり
大変そうでした
朝、朝食の準備をしていると、おじさまも起きてこられて、
『ネズミがわしの頭の上を走って行ったと思ったら、次の瞬間、
わしの顔の上を走って行きやがった!!』
!!!!!!!!!!!!!!
ま、ま、ま、ま、ま、ま、ま、ままじで!!
爆睡だったから、よかったものの、ガサガサとビニールを触る音がしてるな~と
一瞬、夜中に目覚めた時に聞こえてきたけど、誰かがトイレにでも起きて、
荷物の整理でもしてるのかなーと思いながら、また爆睡してたんですが・・・・
それが、ネズミだったとは!!!
聞くと、10匹以上のネズミが小屋中のあちこち走りまわってたそうです
知らなくてよかったーーーー!!!
と心底思った瞬間でした
屋久島は、姫ネズミとゆう小さいネズミが小屋によく出るらしいです。
壁にかけてても、壁つたいにザックをあさるらしいので、
空中にひもでぶらさげとくくらいにしないとダメらしいです
そんなこんなで、朝から大騒ぎの朝ご飯です。
どんだけ食うね~ん!!って思った!?(笑)
雑炊とお味噌汁だけじゃ足りないからね!!
な、わけありませんよ(笑)
おにぎりは、この日のお昼用の分です。
雨も降ってたので、バーナーが使えない時のために!
食べることに関しては、ぬかりないんですぷぷぷ
AM7:55 新高塚小屋出発 ←出発おそっ!!
ここから1時間くらいで縄文杉に行けます。
相変わらず、雨は激しく降ってきたり、ましになったり・・・
ときおり、雷もなってきました!
どうか、これ以上ひどくならないで!!
心の中で叫びつつ急ぎます。前日グッスリ寝れたので、足どりも軽く、
そのうちに雨さえも気持よくなってきます。
これぞ、屋久島の醍醐味!!
幻想的な森の中を滑らないように、進みます。
AM 9:00 縄文杉についに到着!!
めちゃくちゃ大きい!!
これは、写真では、伝わらない迫力です!
デッキが出来てて、触る距離までは、いけないんですが、それでも
かなりでかい!!
さすが、樹齢7200年の重さ!!
なんか、ほんとにオーラを感じたよ
写真を撮ってたら、ちょうどおじさまたちも到着されて、写真を撮り合いっこ
ここで最後かなーとおじさまと最後のお別れをして、
おじさまたちは先に出発。
AM 9:16 縄文杉を後にします。
そしたら、第一陣のツアーの方たちがちょうど到着といれ違いに。
1歩遅かったら、写真撮るのに順番待ちでした
危なかったー!!
そして、すぐに夫婦杉も写真を撮ったら、どんどん進んでいきます。
次の見どころは、ウィルソン株。
しかし、団体のツアー登山者がどんどん上がって来られるので、
道を譲って、なかなか前に進めません
そこで、すれ違いざまのあるガイドさんが、回り道を教えてくれて、そちらに行くことにしました。
あたしたちは、自然観察路の方へ・・・
ただ、この道よかったのか、ほんまに山の中で
道なき道をぬって行く感じで、リボンはあるものの
一歩間違えれば、森の中へ迷いこんでしまいそうな道でした
でも、おかげで、屋久島の神秘的な森を堪能できたんで、よかったですけど
大きい杉の木の下が住めそうな空洞になってたり
信じられない大きさの杉に出会ったり
杉の生命力に圧倒されたり
険しい道だったけど、ジブリとディズニーの世界がつまった道で楽しかった
近道なのかは、謎でしたが・・・(笑)
この道を抜けるとすぐにウィルソン株の横に出てきます。
AM 11:16 ウィルソン株に到着。
これまたすごい切り株
豊臣秀吉が大阪城を作るのに、切ったとされる杉の切り株らしいです。
そしてこの中にも入ることができて、中には祠がありました。
中に入って上を見上げると、空が見えます。
ある角度から見ると・・・・
ハート❤❤❤
めっちゃ感動しました!!
もっとここにいたーい!!と思ったけど、相方さんから急がないとバスに間に合わないと
言われ、泣く泣くウィルソン株を後にします。
縄文杉から大株歩道までの道は、急な下りがあったりもしますが、
木道や階段などでしっかり整備されてて歩きやすくなっています。
縄文杉のルートは、日帰り観光客の人たちが多いので、
トイレも点在してて、安心して歩けます。
ここからは、噂のトロッコ道です。
急だった下りもフラットな道になり、枕木の上に木道が敷いてあるので
『な~んや、結構歩きやすいやーん』
と思いきや、長い長いトロッコ道の始まりです。
『線路は続くよ~♪ど~こまでも~♪』
と、歌いたくなるのは、あたしだけでしょうか!?
この2日間、山越え、谷越え、石越えと歩いてきたので、こうゆう
フラットな道が歩きやすくて、しかもなだらかな下りで、疲れも吹っ飛び
足早に歩きます。
そしたら、道端でお昼休憩をしているおじさま3人組を発見!!
再び、再会できました
おじさまたちは、この少し先の楠川別れで白谷雲水峡の方へ行かれるそう。
あたしたちは、荒川登山口なので、ほんとにほんとにここで最後でした。
おじさまたちに『頑張ってね!』と笑顔で見送られ、お別れをしました。
山の出会いってほんと素敵
PM 13:10 楠川別れ
おじさまたちは、ここから辻峠を越えて白谷へ・・・
すごいなぁ・・・あたしは、今から登りとかもう無理だわ・・・
ここまで来てしまえば、なんとかバスにも間に合いそうなので、
お昼休憩をとることに。
朝作ったおにぎりと、魚肉ソーセージでチャチャっと済まします。
しばらく行くと、歩きやすい木道は、終了!!
ここからは、普通の線路の上を歩かなくてはいけません。
下を向いて足元を気遣ってたら、遅くなるので、足を軽やかに前に出すことに
だけ集中して、ひたすら早く歩きました。
何度か橋をわたり、ひたすら歩き続け・・・
PM 14:34 荒川登山口到着
3日目のこの日は6時間39分(休憩含む)歩きました~!!
この後、携帯トイレ回収BOXへ例のものを捨てて、登山バスにも間に合うことができ、
2泊3日の縦走の旅が終了しました。
あたしは、ここでスイッチオフになったので、バスの中は、爆睡でした。
この日は、民宿で、3日ぶりのシャワーを浴びることができました。
お風呂で汗を流せるって、ほんとに幸せ
無事に帰ってこれたことにも、感謝です。
重たいテントを担いでくれた相方さんにも感謝です。、
そして、最後まで読んで下さった方々にも感謝です。
次回は、もののけの森かな~
この日到着しなければならないのは、宮之浦岳を越えて新高塚小屋です。
まだまだ先は、長いので、ゆっくりもしてられないので、少々急ぎ気味で、
投石平を後にします。
危ないところは、ロープがついてたりしていて、安心できます
ちょっとガスってきたかなぁ~。
あの山が、宮之浦岳!?と思ったけど、違います!!
景色がよくて気持ちよく歩けます
木道が敷いてあるので、スイスイ~と行きます。
庭園のようなところもあったり、宮之浦に行くコースは、
いろんな景色を見せてくれて、全然飽きません
しんどかったけど、楽しい~
すると、そこに・・・・
バンビちゃ~ん❤❤❤
しかも、親子で
子供たちが警戒して、こっちを見てます。
お母さんは、あたしたたちに構わず、やくざさに夢中です
ヤクシカは、つぶらな瞳で、めちゃくちゃかわいかったです
宮之浦岳に行くまでの最後の水場で、水筒をいっぱいにしときます。
ほんと水がめっちゃきれい冷たくておいしい~
水分補給もできたところで、エネルギーチャージもしなければ・・・←チャージしすぎ
食べすぎ!?
いやいや!!すでに出発から、6時間たったんだもん。
実際のところ・・・行動食も食べながら来たし、そんなにお腹は、減ってなかったんですけど・・・
なぜか、ぺロりといけましたー やっぱり、食べすぎ!?
今回もみかんは、はずしてないよ~。
時間がないので食べたら、すぐに出発です!
あの山かな~と思ったら、まだだったり、
その山の正体は、栗生岳でした~。
くりおさんには、こんな巨大な岩がたくさんありました
この巨大岩をスリスリと抜けると、ようやく宮之浦岳までもうひと登り
この最後の登りがしんどかった~
あと少し~!!!!!!!
着いたど~!!!!!
けど、何も見えねぇ~
14:35 宮之浦岳 1935mにようやく到着です
宮之浦岳は屋久島で一番高い山で、九州地方で一番高い山でもあります。
ガスってなければ、360°のパノラマ景色を見れたんですが、あいにくのガスガス。
絶景を見るには、午前9時ごろまでに宮之浦岳の山頂にこないと難しいらしいです。
またいつか必ず見に来たいなぁ~
屋久島にて初シェー
北九州3人組のおじさまたちにここでまた出会い、写真を撮ってもらいました。
おじ様たちは、ガスがひくのをしばらく待ってたみたいですが、なかなかひかずみたい。
山頂には、もう一人、九州からバイクでソロで来たメンズがいました。
目的地は、みんな同じ、新高塚小屋です。
まずは、メンズが「お先です~!!」と出発。
続いてあたしたちも出発!
新高塚小屋まで、コースタイムは、2時間半です。
あたしらの足で行くと・・・・ヤバイ!!
頑張って、日が暮れるまでに辿り着かなければ!!
おじさまたちにあいさつをして、
14:55 宮之浦岳出発です。
歩きやすい木道だわ~とゆうのと
下りやし楽ちん~とゆう気の緩みと
急がねば~!!とゆう焦る気持ちが仇となります!
木道から落下事件発生
バランスを崩して、木道からヤクザサの中へダイブ
思いのほかヤクザサの下は、急斜面でズボっとヤクザサに埋まってしまい、
一人では、立ち上がれない状態になり、一瞬にして視界が変わったので
何が起こったかわかりませんでした
相方さんに引っ張り上げてもらって、立ち上がれましたが、
ヤクザサがなかったら、大変なことになってたなぁと思うと
ゾッとしました
幸い、けがはなくてよかったですあたしが大丈夫と知ったとたん、相方さんは笑ってたような気がしなくもないなぁ・・・
そんなハプニングもあって、あと少し気合いを入れ直して、慎重に行かなければいかん
と、強く思い、ガスがきれて一面ヤクザサの景色に感激してました。
ここからの道はヤクザサの大草原でとっても気持よく、疲れた体を
癒してくれて、やる気をくれるルートです。
まるで、誰かがわざと置いたかのようです(笑)
正面の山は、平石になるなかな!?
そこの大きな石には、こんな巨石が・・・
顔に見えませんか!?
この顔は、すごく遠くからみてもはっきり見えて、この辺を見守るお地蔵さんみたい
山の稜線がこんな形になってたり・・・
女性が仰向けに口を開けて寝ている風に見えませんか!?
ちゃんと胸もあるし・・・
これにはすごく感動して、相方さんにテンション上げ上げで伝えたけど、
いまいち伝わらなかった様子
あたしには、お釈迦様が寝てる風にしか見えなかったんだけどな~
これって、もしかして、永田岳だったのかな!?
そんなこんなではしゃぎながら先を急いでいると・・・
ヤクシカちゃんたちに、『ごめんね~!お邪魔します!!』
と、あいさつをして、すぐ真横を通ります。
ほんま、めっちゃかわいい
ヤクシカちゃんたちにパワーをもらい、後ろを振り返るとだいぶ宮之浦岳がきれいに見えます。
おじさま3人組の声が遠くに聞こえてきました。
にぎやかなおじさまたちやから、声ですぐにわかります。
時間がないので、平石も通りすぎ、
平石岩屋も泣く泣くスルーします。
ちょうど雲がきれて青空が出たから、絶景が見れそうだったんですが・・
時間の関係上、仕方ありません!
おじさまたちも追いついて写真撮影されてました。
ここで、先に行ったのにも関わらず、この少し先でおじさまたちに抜かれてしまいます。
そこで、おじさまの優しいアドバイス。
『暗くなるまでに、たどりつけそうになかったら、
暗くなって動いたら危ないから、最悪、適当な場所を見つけてその場でテント張ったほうがいいよ。』
ほんまは、小屋のちかく以外は、ダメですが、最悪の事態は、やむをえないことを教えてくれました。
おじさまの言葉に少しホッとして、さらにやる気が湧いてきました!!
平石岩屋を過ぎると、ほとんど下るので、足を進めることに集中します。
この木製の階段がひたすら続きます。
けど・・・この先はようやく新高塚小屋です
あと少し!!
着いたーーー!!!!!!
PM 5:25 新高塚小屋到着です!!
しかも、あんだけ写真撮りながらも、コースタイム通りー!!←自画自賛(笑)
本日、歩行距離10㎞、9時間45分(休憩含む)歩いてきたんやー!!
すご~い!!!!←またまた自画自賛(笑)
テント場にはすでに3組の方たちがテントを張ってました。
前日の淀川小屋よりは、多い様子だ。
例のおじさまたちも先に到着されてて、テントを張るか迷ってる様子。
あたしたちも、急いで場所確保!!
テントを張る準備をしてたら、おじさまたちは、今晩は、小屋で寝ると言って
小屋の中へ入って行かれました。
すると、しばらくして、3人のうちの一番ベテランのおじさまが
わざわざあたしたちに、
『今晩から雨が降る予報だから、小屋においで!!小屋きれいやし、広いし大丈夫!』
と、言ってあたしらも小屋泊することを薦められました。
一瞬悩んだけど、ここは、大先輩のおっしゃることを素直に聞いておこう!!
とゆうことになり、張りかけてたテントも撤収。
小屋の中へ移動しました。
あたしたちは、2階のロフトスペースを余裕で使うことができました。
しばらくすると雨がポツリときたかと思うと、結構ドシャ降りに降ってきました。
おじさまに感謝しました
とゆうことで、続きは④へ
ダラダラ長くても、お付き合いありがとうございました