先に私は何者かといいますと美容師を20年しており、現在は神戸に美容院を1店舗、そしていまこのブログのタイトルの写真になっている美容院専売品のヘアケア剤を専門的に扱う物販店を西宮で1店舗しています。
その様な私自身の背景から必然的に毎日お客様の髪の毛に連動してヘアケア剤にふれています。
本題にあるシリコーンは悪なのか?といった事ですが、端的にいうと使い方によっては悪くもなり良くもなるというのが私の考えです。
そもそもシリコーンってなに?
ここまでシリコーン、シリコーンというワードが出てきましたがシリコーンというのはシャンプー剤やトリートメント剤、洗い流さないトリートメント剤といった美容用品によく配合されている成分で、髪の毛に与える効果としては滑らかな手触り、外的要因からの保護、髪の毛にまとまりを与える効果があります。
現に私のお店においているヘアケア剤にもシリコーンが配合されたものも多くあり、シリコーンが配合されている事により髪の毛に様々な良い効果を与えます。
ではそんな髪の毛に良い効果を与えるものが何故悪くもなるのか?といった観点なのですが、一言で言えばシリコーンは過度に髪の毛に付着しすぎると髪の毛のベタつき、シャンプーの泡立ちの悪さ、髪の毛が乾きにくい、抜け毛の原因、カラーやパーマの日持ちの悪さに繋がるといった側面があるからです。
各美容メーカーの見解としては、シリコーンは髪の毛に悪影響を与える事はないとアナウンスしていますが、私の経験上その観点は怪しい様に感じます。
何故ならば、お客様の髪の毛のベタつき、髪の毛が乾きにくい、抜け毛や、カラー、パーマの日持ちが明らかに悪いといった現象を持たれているお客様の過去のヘアケア剤の履歴等を深くヒアリングして聞くと、シリコーンいりのヘアケア剤をしっかり使っているケースが殆どだからです。
或いは、美容院のサロントリートメントによって美容師の施術ミスによるお客様の髪の毛のベタつきに生じているケースも多数あります。
シリコーンが髪の毛に悪影響を与えるケース
ですが、ここで勘違いして頂きたくないのが私はシリコーンが悪いと言っているのではなく使い手(美容師、お客様)によって髪の毛に悪影響を及ぼしているケースが殆どだからです。
この様な観点から使う人のやり方によってシリコーンが入ったヘアケア剤は良くもなるし悪くもなるというのが正しい様に感じます。
1つ過去の例を出しますと私のお客様ではなかったのですが、MILBONのリンケージという美容院専用のサロントリートメントを1ヶ月に数回美容院にて継続してされていたお客様の髪の毛は、髪の毛がベタベタ、カラーやパーマの日持ちの悪化、常に湿っぽいような髪の毛のコンディションになっていました。
↑のリンケージトリートメントの名誉の為にもいいますが、サロントリートメントであるリンケージトリートメントは使い方さえ間違えてなければ適度なシリコーンにより髪の毛が素晴らしく綺麗になるクオリティが非常にトリートメントでしたが、使い手の使い方の誤りにより髪の毛に過度にシリコーンが付きすぎてしまった故にそういった結果になったお客様もいました。
美容院の現場では昔から髪の毛のベタつきや、手触りの悪化、カラーやパーマの日持ちが悪いとお悩みのお客様は一定数いましたが、最近はよりそういったお悩みをお持ちの方が増えている様に感じます。
髪の毛についたシリコーンを改善するには?
ここまでシリコーンについての賛否を書いていましたが、髪の毛に過度についたシリコーンを改善する方法はないのか?といった観点にも触れていきます。
この観点については、髪の毛に付着しているのがシリコーンである疑いが強いケースであれば、物理的に髪の毛についたシリコーンを改善するには私が度々お客様に使って頂いている、シリコン除去剤が改善には有効であるとお伝えしていますので、ご覧下さいませ(送料無料)
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あるいはシリコン除去剤やその他の方法でも髪の毛のベタつき等が改善されない様でしたら、手前味噌にはなりますが実際に髪の毛の状態等を見させて頂き、適切なヘアケア剤のアドバイスをさせて頂きますので毎週木曜日の10時から15時のあいだはsense-haircare-salonに私がいますのでお気軽にお立ちより下さい。
『結局シリコーンいりのヘアケア剤は悪なのか?』といった観点について書かせて頂きましたが、読んで頂いた方の参考、あるいは知識の1つになれば嬉しく思います。
sense-haircare-salonではお会計時現金の取り扱いを行っておらず、お会計は全てキャッシュレスのみのお会計になりますのでご留意下さい。
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