鳥籠の鍵とルカの冒険

鳥籠の鍵とルカの冒険

この物語は 籠の中の鳥 ルカが
鳥籠の鍵を開けてくれる主と出会うまでと
その先を記した物語である

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鳥籠の中に居た ルカは
やっと出会う事ができた
永く とても永く待ち望んでいた主に
この籠の鍵を開けてくれる
ルカを自由にしてくれる主に・・・
籠の中の日々は とても長く
とても辛かった
自分は 何の為に生まれ 何をする為に
この 世界に来たんだろ
毎日 そんな事ばかり想いながら
籠の中で何年も過ごしていた
もう どうにでもなれ
そんな暗い事ばかり 想いながら
生きていた いや 生きているが
生きていない人生をすごしていた
でも ある日 思ったのだ
このままで 良いのかと
だから ルカは 最後の力を使い
籠の外に助けを呼びかけた
すると 1人 気にしてくれた人がいた
最初は なんだろう?って顔されて
その日は それで終わったが
次の日 また会えて
また次の日も会えた
毎日 会うたびに 少しづつ 話すようになってきた
話していて 気づいた事があった
この人も誰かの助けを待っていると
いう事
たくさん たくさん 話して
僕の中で ある感情が芽生えた
この人の 力になって 助けてあげたいって 何もできないけど でも
助けてあげたい そう思った
だから 僕は その人に 言った
僕が 助けてあげるから 手を伸ばして
すると その人は 手を伸ばしてくれた
だから 手を掴んであげた
助けを望んでいた僕が 誰かを助けるなんて おかしな話しだけど
もう 決めた 僕は その人と生きることを だから 僕は この籠から出よ
もう大切な人 守りたい人ができたんだ
だから 恐い物なんてな何もないんだから 暗い僕の人生だったけど
そんな人生を照らしてくれ人に
出会ったから この人を幸せにしてあげよう 心から そう思えた
さぁ 行こうか
今まで 目を背けていた 世界へ
もう 僕は大丈夫 踏み出す勇気をもらったから
僕は 新たな世界に 一歩 足を進めた