こんばんは。

今日も一段と宇宙語になりました。

しんどい時は読むのを辞めてください。

自分が感覚的な話を安心して出来る人…

話が通じる人。

雲を掴むような話を何時間でも退屈せずにしていられる人。

そういった人は、昔から、音大か美大か芸大卒、エトセトラ。

クリエイター的な職業の人々だった。

正直、あまり大きな声で言えない話だが、

創造的ではない人とばかり話していると窒息しそうな気分になる。

地球人のフリをするのも楽ではない。

あー、わたし、こっちの感性の人だったのか…と

50代が間近になった今、しみじみ実感する。

…行っておけばよかったなぁ。

そっち系の学校。

大学でも、短大でも、専門学校でも。

そんな勇気も、親の協力も無かったけれど。

面白いくらいに否定され、踏み躙られ、翻弄されたけれど。

わたし、間違いなくそっちの人間だった。

私みたいに中途半端な人間こそ、

センス、感覚にまつわるロジック、またはいろはを何かしら学ぶべきだったなぁ。

才能が突き抜けていれば基礎やロジックなんて無くても、何かしらの食い扶持やら他者からの評価を手に入れられる。

美大に行かなくても画家や漫画家になれる。

音大に行かなくても歌手や作曲家になれる。

学校で学んだところで何者にもなれない人は世の中沢山いる。

そして学校に行ったからといって別に、何者かにならなくてはならない訳でもない。

はじめは何者かになりたいからこそ行く人が多いんだろうけれども…別にそうじゃない人だって沢山いる。

私が持ち合わせたのは、中途半端な感受性、審美眼、あとはせいぜい言語化能力、そのくらいか。

だからこそ、

基礎、基本、ロジック、ノウハウを押さえつつ

感覚を活かせて、華はなくともご飯が食べられる仕事を探すべきだったんだな。

感覚を生かす「適職」「専門職」を探して落ち着くべきだったんだろうなぁ。

それが人生の難易度を下げる術だったんだろう。

うーん多分、なんらかの裏方。

自分は何か出来る訳でもない、

表現出来る訳でもない、

素晴らしいものを作れる訳でもない、

何者にもなれない凡人。

作曲や編曲をしてみても、小説とか書いてみても、多くの他人の心を動かすものは作れない。

コツコツと練習、研鑽の才能が足りてないので技術者にも職人にもなれない。

しかし。

多分それらに関しての

とびきりの才能を持っている他者（天才）に関わることで、

天才の人の言っていることを汲んで、大衆に伝わるように通訳をしたり、場の調整をしたり、

天才と凡人との橋渡しをしたり、

そういった「感覚の理解者」だからこそ出来る仕事、役割って、多分あったろうな、と今になって思う。

それには、多くの天才に若いうちに出会える環境にいるべきだったなぁ。

今頃気がついた。

下手こいた…。

まあ、

あの家庭環境、両親の価値観ではどうにも出来なかったよね、と思う。

ただ、

わたしは娘にはミスらないことが出来る。

それは…良かった。

娘はわたしと同じタイプの人間だから。

世の中、凡人として生きていくことの方が実は求められるものが多い。

凡人として普通に生きられる人はすごい才能だと思う。

地味なことをコツコツと継続するだとか、

滅私、従順さ、忍耐、匙加減、真面目さ、セルフコントロール、鈍感力、そういうことが必要で…

普通に生きるということは、人によってはとてもレベルが高いことであり、たまに無理ゲーである。

私の場合は死に物狂いに努力すれば普通に生きるということが、できなくもない。

でも、その努力のコスパはすこぶる悪い。

疲労困憊になり、QOLが著しく下がる。

ちなみにその非常にコスパの悪い死に物狂いの努力を正義とし、強要するのが、今の日本の教育や発達支援の現場の歪みだと思う。

その歪んだ大人たちの勘違いのせいで子どもたちの心の健康（意識レベル）はどんどん奪われていく。

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絶え間なくコスパの悪い努力を続ける地獄から抜けられない…かといって決して天才としては生きられない。

そういう凡人でも天才でもない中途半端な人間は特に、

自分なりの生きやすいポジション、在り方、隙間産業を、上手く見つけるべきなんだろう。

必死になって探しさえすれば誰でも

自分が世界のどこにハマるピースであるのかを見つけられるはずで、

自分が咲くべき場所を見つけられるはずで、

必要なのは、オリジナルの生存戦略だよな。

こうなりたいとかこうありたいとかよりも

希望より先に、

もっと現実的に、

どうなれる可能性が高いのか。

自分をどう生かすか、効率を見極めることが出来たら、きっと早いかな。

求職においては

なりたい他人を探すのではなく、

自分の特性が活躍出来るポジションを探す。

自分にとって心地よく息が吸える空気感のある場所を探せるといいのかな。

適職があれば、job以外の自己実現もしやすくなるでしょうしね。

わたしは娘の人生においての「軍師」になれるかなぁー？

なりたいんだけどなー。

檻や手錠、十字架になるつもりはない。

けど、私の子育てを評価するのは私ではなく、世間でもなく、将来の娘自身だから、どうなるのかは知らない。

味方ではいたいんだけども。

親の価値観を押し付けてはいかんよなと思いながら、いや、それもまた、巡り合わせかも知れないとも思う。

意図しようとしまいと、想定外の受け取られ方をするもんだ。

なんらかの影響を与えてしまうのはコントロール出来ない。

人生、ミスらないことが全てではないしな。

上手く行きすぎて、苦労や不満を知らない不幸、孤独もきっと存在する。

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まずは私が

いくつになっても、やりたかったことをやることを諦めちゃダメなんだろう。

自分のまだ知らない自分を、探し続けなきゃいけないんだろう。

立っていてしっくりくる場所を見つけなきゃならないんだろう。

自分が出来ないことを、他人にやれとは言えない。

けど、

もし出来たら…

私の「仕事」が増えるのだろう。

きっと、

子育て以外の仕事も増えるだろう。

ずっとやりたかったことをやりなさい