春の新緑。最初はほんとに小さくて「かわいい」ですが、
一旦芽吹くとあとは「ぐんぐん」と音が聞こえてきそうなくらいの勢いで伸びていきます。
お日さまに当たって、気持ち良さそうに青空に向かって行き、
その力強さには圧倒されますね。

その点、「もやし」はお日さまに当たらず、なんともひ弱な感じですが、
いやいや、侮れません。

もやしは大豆や緑豆、ブラックマッぺ等のマメ科の種子を
農薬や肥料を使わずに、水に浸して発芽させたものです。
そして、発芽することによって、種子の時にはなかった栄養素が加わり、パワーアップします。

特筆すべきはビタミンCです。発芽することで含有量が5倍に。
ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠のビタミンです。
コラーゲンはタンパク質の一種で、細胞と細胞を結ぶ役割を果たし、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
なので、美肌効果アリ、とよく言われるのですね。
また、それだけではなく、免疫力の強化ストレスに対する抵抗力を高めるという役割も担っています。
不足すると 身体が弱り、風邪をひきやすくなったり、気分が落ち込みがちになったりします。

ビタミンC以外にも 種子の時に少なかったビタミンB群、アスパラギン酸、GABAなども含まれるようになります。
イライラ解消に繋がるB群、疲れにくい身体にする効果のあるアスパラギン酸、気持ちをリラックスさせるGABAですね。

今日はその「もやし」にやる気を起こさせる効果のある「たけのこ」をプラス。

まず、もやしと人参をさっと茹で、
そこに濃い目の出汁で煮たタケノコを煮汁ごとプラス。
ごまだれをかけて混ぜ合わせます。
もしあれば、佃煮等を入れるといいです。見た目も美味しそうになりますし、
なにより、味に深みがでます。
今回は「山ぶしの佃煮」を入れてみました。

「もやしとタケノコのサラダ」

美味しく仕上げるポイントはとにかく「茹ですぎないこと」。

もやしのシャキッと感を残すためにも、大事なビタミンCを壊さないためにも
熱湯に「さっっ」とくぐらせるようにしましょう!

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