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はちろううううううううううう


八郎まじカッコカワイイイイイイ

ウワサに違わぬ強弓見事なり!

あの矢で心臓を撃ち抜かれた!

あんなゴツくてまだティーンだなんて…


ほっぺたに墨か何かを塗ってるのは、

野球選手がまぶしくないように塗ってるアレと同じ効果なのかな。



でもごめんね八郎、

今回いちばんカッコ良かったのは

鎌田通清さんなんだ…


為義さんの忠臣であり、

正清の善き父であり、

もののふだったよ……


このドラマは、主要メンツだけでなく、脇役のキャラクターがすごく活きてる。






今回は保元の乱だったんですが

もう見所だらけでどうしようもない。

解説が追いつかない。



・後白河と崇徳の陣の対比

賀茂川を挟んで対峙する両軍。


後白河の陣では義朝(玉木)が、崇徳の陣では八郎が、それぞれ

「夜討ちをかけよう」と提案します。


当時、夜討ちは卑怯な手口とされていました。


崇徳の陣では、悪左府が

「夜討ちなどという姑息なマネを、崇徳上皇の軍がするわけにはいかない」

と、孫子を引き合いに出しながら却下しました。


後白河の陣でも、信西が

悪左府と同じ孫子を引用しながら全く異なる解釈で

夜討ちを許可します。


この比較が!

たまらん!!!


小ズルさにかけては、信西のほうが一枚上手だったということか。



・色の対比

清盛は赤×黒、義朝(玉木)は青×白。

忠正おじは青緑系でしたね。

このあたりも意識してるんだなーと思いながら…アツイ…!!!



・戦闘シーン!

今回は「屋敷へ討ち入り」編ですね。



この時代の城郭の姿が判然としないのは、

城という「戦闘のための構造物」がなく、

塀と門をもつ屋敷がその役割を担っていたからなのでしょうか。



朝廷の力がまだそこそこ強くて、

(もうちょっとで武士が王家の上を行けるかも!という微妙な時期)

武士が他の領地に兵隊を組織的に投入するということが

公然と行えない時代だったから、(たぶん)



えーと、つまり、

「武士が自分の領地を自分の力だけで守り、統括する」
というのであれば、守りの拠点として城郭は必要になってくるけれども、

清盛たちのこの時代は

まだそれができなかったので、城郭は発達しなかった


…のかな?


と、今回の放送を観て思った。





・鬼若

追い詰められた為義さんを助けた鬼若。

これは…のちのちの伏線なのか!?


清盛観てる人はもう分かってると思うから言っちゃいますが

鬼若は、のちの弁慶です。

為義さんの孫に当たる源義経を支えた、あの弁慶です。

…伏線か!?



・兎丸がさりげなく大活躍

うさぎちゃんは海賊出身ですから、

武士の矜持とか礼節とか作法とか

そういう面倒なしがらみとは一切無縁なんですね。

平氏の人間でもないから、人間関係のアレコレに悩むこともない。


ただ、目的達成のために自分で考えて動くわけです。

清盛、すごくいい部下を持ってるじゃないか。



・夫の帰りを待つ…

忠臣・盛国。

忠臣という言葉は彼のためにある。

彼が忠臣にあらずして何が忠臣が!

盛国を見てると忠臣が忠臣すぎて

ゲシュタルト崩壊を起こすわ!!


大河では彼の死に際までやってくれると信じてる。




大鎧って重たそうですよね。撮影大変だっただろうな…

昔の人、ほんとにあんなカッコで戦ってたの?


他にも言いたいことはたくさんあるんだけど

今回はセリフもすごく良かったんだけど

ああーくそー録画すればよかった…!

再放送!再放送!!





ちなみに夜討ちに関して

太平洋戦争では夜襲は日本軍のお家芸のように取り沙汰されましたが、

近代戦においては、数で劣る側がとる決死の戦法でした。




やっぱ、いくさは堪らんですなあ!!

戦ってるシーンも全く手を抜いてなくて良かった!!

おもしろかったです!


次回は、とうとう忠正おじさまが…!!!!!





清盛と平氏の関係は、現代で言う外国人社長みたいなもんなのかなと思う。

日本人は情にかまけすぎて、人事の刷新とかでなかなか踏み切れない。

だからトップに外国人を据えることで、そのあたりをスムーズにしてるんだ

という話を以前どこかで聞きました。


でも、今の清盛は情に流されまくってるな。



「源氏は武士、平氏は家族」という話を以前聞きましてね。

「家族」っていうか、マフィアとかの「ファミリー」に近いんじゃないかと思ってますよ。ええ。




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あわてふためく悪左府さま…

なんか、こう、えもいわれぬ気持ちになった。

大人が困る様を見るのって、愉しい…







妹からのメールで

今わたし、すごく海●館に行きたい。


詳細は後日。