浄土宗 安養寺 in Kobe

浄土宗 安養寺 in Kobe

お寺ってどうやって建てるの?

大体お寺といえば、古い、昔から残っているものが印象深いけど、お寺って作っていくところを目にすることって少ないと思います。


実際にお寺の建物ができるまでをアップしていきます!

写真が主ですが。。

               【再建するお寺の模型】



    浄土宗 安養寺 in Kobe       浄土宗 安養寺 in Kobe-本堂



昔からある技法で、木を組み合わせ、なるべく釘を使わない方法で建てます。

    
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http://blog.livedoor.jp/anyoji_kobe/

新しいブログでもよろしくお願いします
「暑さ寒さも彼岸まで」


昔の人は、すごいですね。

津波の際にも、昔の人が残した言葉がクローズアップされていました。

今の時代でも新しい言葉がどんどん出てきていますが、このように未来に伝えていける言葉が少しでも多く生まれてきたらいいなと思います。



9月23日は、安養寺の彼岸会です。



みなさんお墓参りいきましたか?
お寺参りが案内が来ている方は、お寺のお参りに行く予定ですか?いきましたか?

(案内がなくても近くのお寺の法要に参加してみてもいいですよ)


足を運ぶのは確かに時間を割かれたりなど苦労があると思いますが、面倒なことでも、季節季節のことを大切にしたり、またお寺や墓にいって、普段とは違う時間を設けて、いろんなことを考える・見直していくことが一つ大切ではないでしょうか?

そして、なくなられたご先祖さんに対して、少しでも思いをむけることをしてみてはどうでしょうか?


信心があるなし関係なく、素直に手を合わせてみる。お参りしてみてる。
それを続けていけば、何かしら自分の中で感じること、得ることができるはずです。

お寺再建で目が行くのが木!


日本には太い木がどんどん少なくなってきていて、また使う人も少ないので、金額もどんどん値上がりしています。


このようにお寺を建てる上でネックになるのが木ですが、その陰で目立たないですが、大変こだわったものが、釘!


釘です!


釘というと、ホームセンターなどで売られていて、簡単に手に入るものですが、今回お寺に使う釘は、普通の釘じゃないんです。


「和釘」という言葉聞いたことないですか?



日本の昔からある釘で、今よく見る丸い釘と違い、和釘は四角の形をしています。
しかも、樽型といい、先は遅く真ん中が膨らんでいて、また頭の方がちょっと細くなります。


不思議な形です。

浄土宗 安養寺 in Kobe

そして、作り方もまた特別です。


刀を作るように、熱した鉄を金槌で打って延ばしていき、形も整えていきます。


お寺に釘を使わせてもらうのに、直接会いに行ったのですが、なんとその時に一緒に釘をうたせてもらいました!
貴重な体験。

もちろん初体験!

作っている方は、「The 職人」という感じのおじいちゃんでした。
名前は白鷹さん
http://www.frkw.com/index010.html

工場?兼、住居のいかにも職人さんの家という感じの家に到着すると、すぐに釘を打つぞということで、一緒に釘打ち。

見本をみせてくれると、いとも簡単に金槌を打ってあっという間に釘の形に。


浄土宗 安養寺 in Kobe

はいどうぞ!という感じで変わると、これが大変難しい。
打つたびに形が変わっていくが、思うように鉄が延びなかったり、思うような形にならなかったり。。
そして、気づけば鉄が冷えて固まってしまう。

手伝ってもらいながら、なんとか釘のような?形のものになりました。

「ある意味名品じゃ」
と笑いながら発した言葉が印象的です。


場所を移動して、今まで作った大きな釘などをみせてくれました。
薬師寺のために作った釘も。


浄土宗 安養寺 in Kobe

話の中で、
「鉄にもいろいろあって、不純物が多い釘は思い通りの形にするのは難しい。
不純物が少ないと簡単に思い通りの形になる」

といっていました。

人間も同じですね。

「我という物をたくさんもっていると、他の人の意見が聞けなかったりして、周りの人と溶け込めなかったり、もめてしまったり、もんくばかりでてします。
でも、そのような我といわれるものがなく、柔軟な心があれば、いろんな人と仲良くでき、いろんな意見を受け止めることができる。


仏教に通じることがあるなと実感。



話はそれましたが、釘の話にもどすと、この和釘は、さびてもOK、木に打ったときも曲がって入っていってもOK、そして、3分の1入れば抜けないというすごいことだらけです。

普通の釘だとまっすぐ入らないとダメですが、和釘は打っていくと自然と曲がって行くみたいです。
堅い部分を避けて、柔らかいところを選んで曲がって奥に入っていく。
そのお陰で一度入ってしまうと抜けないということらしいです。

本当に日本の昔の技術は、考えられていて、すごいの一言です。





お寺を建てるのは大変なことですが、でも、このようになかなか出会えない方に出会え、また日本のすごい技術に触れることができるのは、貴重な体験です。

改めて日本の技術を見直しました。
そして、まだまだ日本のことを知らないのだと実感しています。