さて、今日は、カロリーナ・コストネル選手とトマシュ・ベルネル選手のコーチ、ミハエル・フースコーチのインタビューの日本語書き取り、続きです。
原文はこちら→ http://www.figureskating-online.com/pageID_6317523.html
いつもの言い訳ですが、灰原には語学力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳の文面を日本語らしく整えただけのもので、間違いは当然ありえますし、わからないところは飛ばしたりしています。原文もご覧ください。もしよろしければ、間違ってる箇所をお教えくださるのも、ありがたいです。
それでは、本文にお進みください


【ミハエル・フースコーチインタビュー 於オーバースドルフ その1】


インタビュアー:
ドイツ政府からの財政援助が減ったことから、フィギュアスケートセンターとしてのオーバースドルフの将来が危ぶまれていますが、今後の展望をお尋ねします。


フースコーチ:
私たちは前向きに考えています。オーバースドルフキャンプは存在し続けます。2010年までは確実に残せるでしょう。
フィギュアスケート訓練施設としてのオーバースドルフの、バンクーバーオリンピック後の未来は、ドイツ人選手の国際大会での結果にもかかっています。ワールドトップレベルの選手を育成しうるかどうか。しかし、ドイツ人選手育成における問題点は、むしろ、ドイツ連邦政府の援助金の貧しさにあると私は考えています。
私たちは、どのようにすればこの国際的キャンプが閉鎖されず、存続しつづけられるか、考えなければなりません。
私はみなさんに尋ねたい。私たちのキャンプのような訓練施設が、ヨーロッパのほかのどの場所に存在するでしょうか、と。
ISUやEUにはよく考えてもらいたい。多くの国々の選手が、Ice Domeのみならず、オーバースドルフのスポーツ訓練施設全体から利益を受けているのです。多くのアスリートが、年間通じて訓練を受けるためにここにやってきています。ですから、我々は、EUからも資金援助を受けられるのではないかと、考えてみるべきです。
まだ構想段階なのですが、子どもや若者たちを集めたスポーツ教室についても、アイデアがあります。
トップレベルのアスリートを目指すとかいうのではなく、もっと趣味的にスケートを楽しむ人たちにとっても、最高の環境で集中的な訓練を受ける機会があるのは良いことです。そうしたトレーニングキャンプは、若年層の育成に素晴らしい影響を持つだろうと考えます。そして、子どもを持つ親たちは、子どもたちが賢明かつ健康に余暇を過ごすことを喜ぶものです。
誰かがオーバースドルフで4週間のバカンスを過ごすつもりならば、フィギュアスケートは余暇の最良の楽しみになるだろうと、我々は確信しています。
こうした試みを実現しながら、現在のキャンプを続けたいと考えています。


インタビュアー:
ほかの訓練地と比べて、オーバースドルフIce Domeのどこが特別なのでしょうか。


フースコーチ
まず、非常に指導者の数が多いことが特徴です。ISUでは「judges’ dinner」つまり審判員が食事をともにする機会がありますが、私たちのところでは「coaches’ dinner」同じ施設で教える指導者どうしがともに食事します。コーチたちは、それぞれの長所を生かして連動し、グループで選手の育成にあたっているんです。
私たちは選手たちに、理学療法や栄養学のアドバイスも行っています。選手たちはここで学んだことを、自宅に戻って続行することができます。


インタビュアー:
お話をお聞かせいただき、ありがとうございました!



はい、ここでおしまいです。おつかれさまでした。
世界チャンピオンであるステファン・ランビエール選手をはじめ、ヨーロッパ選手権やグランプリファイナルでもメダルを獲得したサラ・マイヤー選手、現ヨーロッパチャンピオン、トマシュ・ベルネル選手、現ヨーロッパ女王にしてワールド銀メダリスト、カロリーナ・コストネル選手など、錚々たるメンバーを輩出しているオーバースドルフIce Domeですが、なんと、地元ドイツからの援助が打ち切りの危機とは! バンクーバー五輪までは存続させるとフースコーチは言っていますが…。
援助金打ち切りの理由は、ドイツ人選手の不振が原因、ということのよう。
ドイツ人選手で現在世界トップランクというと、ペアのサフチェンコ&ソルコヴィー組がまさにそうなのですが、彼らに対しても、ドイツスケート連盟のサポートって、じつは十全ではないように思います。もしかして、スケート連盟そのものの予算が足りないのかなあ。いっそ、サフソルもIce Domeに招致しちゃうとかいうのはどうだろう。
しかし、サフソルの属するインゴ・シュトイアー門下も、最近、他国からの入門希望者が花盛りで、スイスからのペアを受け入れたと思ったら、先日からウクライナのボロソジャー&モロゾフ組も入門してきたり、じつはあそこも国際色ゆたかになってきているのですよね。現在生徒数150人、と、考えると、オーバースドルフIce Domeの定員考えてもシュトイアー門下招致は難しいのか。
ヨーロッパは小さな国も少なくないので、ひとつの国が訓練施設を丸抱えにするのは厳しいという事情は、たしかにあると思います。EU、または、選手の出身国からあるていどの援助を得て、キャンプを存続させるという方法は、ぜんぜんアリだと思います。
いろいろ難しい問題を抱えているオーバースドルフIce Domeですが、コーチから栄養士から理学療法士から、サイコセラピストまでオールインワンで揃えられた、かなり理想的なこのキャンプ、いままで成果をあげてもいるわけですし、どうにかオリンピック以降も存続して欲しいです。
選手指導も、それ以外のところも、ミハエル・フースコーチ、頑張って!





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