いつもブログを見てくれている友だちから
「いっぱい英語が読めて、すごいね」
と、今日、言われてしまいました。
え?
いや、灰原、フツーに英語はできないよ。
「だってブログに翻訳とかのせてるじゃん」
だからー!
いつも書いてるけど、あれは翻訳じゃないんだって!
機械翻訳した記事を、日本語っぽく整えてる、だけ!
そりゃ、多少は調べたりはしますよ。んでも、翻訳なんて大それた言葉が使えるよーな代物ではないのでございます。
「いまは機械翻訳の性能もいいからさー」
と、背中に滝のような汗をかきながら友に説明しました。
あらためて、恥をしのんで申し上げますけども、灰原は、英語、できませんよ!
もう、フツーにできないです。以前イギリスに旅行にいったとき、イミグレーションで「旅行の目的は?」と聞かれたとき、「しーいんぐさいと」と答えたくらい、できないです(もちろん正しくはサイトシーイング=観光。さいとしーいんぐ、せぶんでいず、と、イミグレーション用の丸暗記をしていたはずだったのが、いつのまにか、なぜか、前後が入れ替わってたんですねー。いやー、不思議不思議)
その、まったく英語できないヤツが、なんで海外サイトの記事なんかおっかけてるかというと、そりゃ、海外選手の情報をキャッチするにはそれしかないからです。
灰原が好きなスポーツ、フィギュアスケートもそうだけど、テニスやバスケとかって、国内のニュースより、海外のニュースのほうが、量として圧倒的に多いんですよ。とくにテニスなんて、もう、毎週どっかでおっきい大会やってますもん。
灰原はジュスティーヌ・エナン選手というテニスの女子選手のファンを長いことしていて、それ以前はアンドレ・アガシ選手のファンをしていて(我ながらわかりやすい好み…)、だけどいま、テニスって日本のテレビだと地上波放送がほとんどなくなっちゃったんですね。以前は4大大会は、決勝はともかく見られたんだけど…。
グランドスラムで誰が勝ち上がってるのか、どーしてもリアルタイムで知りたくって、じゃあ、インターネットで、って情報引っ張ってみたら、出るわ出るわ。それが、海外ニュースあさりにはまったはじめかなあ。
どのスポーツでも、やっぱり、日本国内の報道では、日本選手のニュースが中心になるのって、当然だと思います。
それはどこの国でもそうで、ロシア国内では、ロシア選手の話題が中心だし、北米では、北米選手の話題が中心だし。わりとフランス語でのフィギュアスケートの記事が多いのは、フランス語が使われている圏内に強豪選手がじつは多いからかな、って、思ったりします。
フランスはもちろん、KVDPがいるベルギー、ステファン・ランビエール選手やサラ・マイヤー選手のいるスイス(ランビエールって名前はあきらかにフランス語圏の苗字ですね)、そして、カナダも公用語にフランス語を含みます。ジョアニー・ロシェット選手はカナダのフランス語圏代表格のケベック州出身、ジェフ・バトル選手もフランス語は堪能だと聞きますね。
そういう海外記事を、以前だったら、やっぱり語学力がないと読めなかったりしたんだけど、最近の機械翻訳の発達は素晴らしくって、英語だけじゃなくて、フランス語、ドイツ語、頑張ればフィンランド語の記事だって、読解できたりします。
ほんとは、ちゃんと英語とか、自分でできたほうがいいですよね(ははは)。
「機械翻訳なんです。間違ってるかもです」と言いながら、ネットに記事を上げちゃうのって、よく考えたら、かなり野蛮ですね(いまさら気づいたのか!?)。
なんだかんだいって、結局、灰原が、「こんなのあったの、見て見てー」って、言いたいだけなんです。それだけなんです。
海外記事の日本語版をいちばん読みたいのは、結局は灰原自身なんだよなあ。
ああ、森鴎外先生みたいに、たくさんの国の言葉がわかる人になれたらいいのにな!
そしたら、インターネットだけじゃなくて、よその国の紙媒体の雑誌とか、本とかでも、素敵な記事をいっぱい読めるのに。
……英語の勉強、再開しようかなあ(しなさい)。
さてと、そんな言い訳を言いつつ……。
今日も英語の記事をちょろっとだけご紹介しますねー。
アイスダンスの若き星、カナダのヴァーチュー&モイア組を取り扱った記事です。
元記事はこちら→ http://lfpress.ca/newsstand/Sports/Columnists/Dalla_Costa_Morris/2008/04/11/5254576-sun.html
じつは、せっかくワールド初メダルだっていうのに、ヴァーチュー&モイア組の記事っていまいち見つからなくってですね。カナダメディアの報道は、ジェフ・バトル選手1色ってかんじなんですね。
まあ、バトル選手は金メダル、テッサ&スコットは銀メダルだから、の差かもしれないんだけど、若くしての快挙にたいして、ふたりがなにを思っているのか知りたいじゃないですか!
この記事によると、世界選手権のあと、ふたりはそのまんまアイスショーツアーに突入したみたいです。うわ。少しは休もうよ。
ハミルトン、ロンドン、トロント、とカナダのショーに出演したあと、ラスベガスの大規模なショーに出演予定だそうです。アイスショーまわりは、3週間ほどに及ぶとか。
多忙な中、インタビューにこたえて、スコット君は、だいたいこんなようなことを言っています。
「ぼくら、多少、あったかいところでひと休みするつもりです。そして体の状態のチェックをして、休養して回復したら、来季のトレーニングを始めなきゃいけません。トレーニングは楽じゃないけど、ぼくら、自分がなんのためにスケートやってるか、わかってますからね。そこはとてもモチベーションに関わるところです。
世界選手権から帰ってきてクタクタなのに、またトレーニングに戻るって大変ではありますけど、ぼくら、その『大変な気持ちとの戦い』は、もう克服しています」
「自分がなんのためにスケートをやっているか、わかっている」と、スコット君は言いますけど、この年で自分の目標ハッキリしてるのって、アスリートだからあたりまえかもしれないけど、やっぱすごいわあ。
テッサちゃんは、世界戦に挑んでの気持ちのことを、こんなふうに語ります。
「表彰台が射程内にあること、わたしたち、よーく知っていました。わたしたちはずっと練習を続けて、しっかり準備されていました。互いへの信頼感も強かったです」
たしかに、ワールドでの落ち着き払った演技には、彼らの、自分たち自身への信頼がよく伺えたように思います。でもまあ、彼ら、組んで11年ですもんね。年上のホフロワ&ノビツキー組より、アイスダンサーとしてのキャリアは上か。
いまから5年前の、かわいいテッサ&スコットの記事をちょっと貼ってみますね。写真もありますのでご覧ください。こちら→ http://www.goldenskate.com/articles/2002/033103.shtml
なんか、生意気(わっはっはっ)にリフトとかしてるんですけど、いまから5年まえですから、テッサちゃんはまだ13歳、スコット君もまだ15歳です。年齢のわりに、ふたりとも幼く見えますが、この当時から、「カナダ次代のエースはこの子たち」と期待を寄せられていたことが、記事を読むとわかります。
この記事で驚かされるのは、テッサちゃん、7歳のときに組んで以来アイスダンス一筋だったのかと思ってたら、13歳時点では、じつは並行してシングルやってたんですね。カナダは、ペアの選手にシングルもやらせるので有名ですけど、アイスダンサーでもシングルと並行してる人いるんだと思って驚いた。2Aとトリプルジャンプを練習してたっていうから、シングルに注力してもけっこうイイ線いったのかもしれません。しかし、アイスダンスのベストパートナーってそうそう見つからないものですし。この若さでワールド表彰台まで上るなんて、アイスダンスを選んで、ほんとに良かったですよね。
テッサちゃんは、バレリーナとして舞台経験もあると聞いているのですが、いったいどんだけ身体能力があるんでしょうか。スコット君の、若いのに老成したスケーティングと安定したサポート、テッサちゃんの踊りと身体能力、天才をひとり見つけるのも難しいのに、このふたりはふたりとも天才で、しかも7歳だとかでパートナーに出会ってるなんて、まったくもってできすぎです。
ふたりのコメントも落ち着いていることったら! あきらかに彼らにとって、今回の銀メダルは「通過点」なんだなとわかります。彼らが見据えているのは、もっと輝かしいメダル、4年にいちど1組にしか獲得を許されない、あのメダルなんですもの。
スコット君は今後の抱負を、このように語ります。
"This is the one line we always say," Moir said. "The expectations that everybody else has for us, is nowhere close to the expectations we have of ourselves. I think we have great opportunity the next three years and we're going to do everything we can to be on that podium. We'll see what happens. But we're going to have a lot of fun the next couple of years of our lives."
「ぼくらの道は1本しかありません。みなさんのぼくらの将来にたいする予想は、ぼくらが自分たちに抱いている予想とも近しくはない。今後3年間のあいだ、僕らは表彰台に立つ大きなチャンスを持ち続けるでしょう。もちろん、なにが起こるかはわからないけど。でも、とくにこれから2年間は、僕らの人生でいちばん面白い時期になるんじゃないかな」
2年後。2010年、バンクーバー五輪。彼らが立っている場所は、果たしてどこなのか。
あなたがたの年齢ならソチまで出来るでしょうに、バンクーバーまで狙うの? と尋ねたら、スコット君ならしれっと「グリシュク&プラトフ組だって、オリンピック連覇しましたよね」とか言いそう…。
もはや、恐るべき「子どもたち」という年齢は通り過ぎようとしている、カナダのヴァーチュー&モイア組。神々しいほど美しかった、今年の「シェルブール」を超えて、来季はどんな演技を見せてくれるのか、期待したいです。頑張って!
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