ブルガリアで開催されている世界ジュニア。男子シングル終了。アメリカのアダム・リッポン選手が優勝しました。
昨年までは、影も形もなかったというか(ははは)、少なくとも有力選手に名が挙がる選手ではなかったと思うのに、1年でこのジャンプアップぶりは、モロゾフマジックか? と思います。すごいですね。
ISUバイオを見ると、2006年には国際公式戦の記録がなくって、2005年に出場したJGPSクロアチアでの得点は146,57点で6位。ちなみにこの試合では柴田嶺選手が銅メダルを獲得しています。昨シーズンの戦歴は、国内戦だけなんで、ちょっと比べられないんですけど、リッポン君、去年から30点くらい伸ばしてると、以前どっかの記事で読んだので……PB170点代か。3Aがない男子としては妥当な得点だなあ。いまのPBが凄すぎなんですよね。
1989年11月生まれのリッポン君、来季はシニアエントリーですね。JGPF優勝と世界ジュニア1位のポイントで、来季シニアGPSには2戦出場できるはず。さいきんのシニアの優勝ラインは、230点前後になってるんで、なかなか大変だと思いますが、華のあるスケーターですし、頑張って欲しいと思います!
2位はロシアのアーテム・ボロデュリン選手。故障でJGPFをスキップし心配されましたが、無事に世界ジュニア出場を果たしました。3位は中国のジンリン・グワン選手。ミーシンコーチに「3Aも跳んでないのに勝っててズルい」と言われた選手ですね(ははは)。リッポン君も3Aはないけど。
日本の佐々木彰生選手は、FS14位で総合17位。無良崇人選手は、FS18位で総合19位に順位を上げました。
無良選手はジャンプのフィーリングが合わなかったようなのですが、1月の故障が響いたのかなあ……と思います。佐々木彰生選手は、跳べないジャンプもある中で、持ち前の演技力でPCSを稼ぎ、PBを更新! 来季にも実りある試合になったと思います。
来季の世界ジュニア、日本男子の枠は1つ。町田樹選手が来季もジュニア残留を表明していますし、羽生結弦選手や日野龍樹選手、田中刑事選手といったノービスの強豪たちがジュニア入りするはず。代表争いは激戦が予想されます。
無良選手は、できれば来季はシニアでエントリーしたい、と、『カッティング・エッジ』ではコメントしてましたけども、どうなるのかな。今回の結果は少し残念だと思いますが、無良選手の大きさのある表現力はとても魅力的だと思うので、シニアにしてもジュニアにしても、来季も頑張って欲しいです。
ジャンプだけなら世界チャンピオンかもしれない、カナダのケヴィン・レイノルズ選手は、FS4位に入り、総合で6位と順位を上げました。うーむ、うーむ、どーしてそれだけの身体能力があって6位なの! 歯がゆいですー。ご本人はもちろんですが、マクラウドコーチにも頑張って欲しいです。
女子シングルも競技が始まっていまして、現在SPまで終了。首位はアメリカのミライ・ナガス選手。得点は65.07点です。どへええー。もはやこの得点は世界トップレベル。今年のジュニアのSPは、ステップからのジャンプがループ縛りだということを考えると、もっと得点の稼げるフリップやルッツを跳んだらもっと点数は上がるわけなので……さすが全米チャンピオン。末恐ろしいとしか言いようがありません。
2位は同じくアメリカ、キャロライン・ジャン選手。62.60という得点は悪くはありませんが、ミライちゃんには一歩届かず。3位はレイチェル・フラット選手。60.16点。3+3は跳んだのかなあ、微妙な得点ですね。
んで、4位に日本の西野友毬選手です! 54.15点! PBに近しい得点です。いい演技ができたんじゃないかな。
灰原贔屓の水津瑠美選手は46.25点で10位。転倒はついていないのですが、3T+3Tは入らなかったかな、という得点。それでも6位以下とは点差が小さいので、FSしだいでもっと順位が上げられると思います。頑張って!
5位はシニアGPSに出場していたエストニアのエレーナ・グレボワ選手、6位はプレシーズンマッチのフィンランディア杯でシニアのお姉さんたちを抑えて優勝したジェニ・ベヘマー選手。6位には、ロシアのジュニア女子リーダー(らしいです)、アレーナ・レオノワ選手が続いています。
恐ろしいことに、女子はエントリーが56人! ジャッジのみなさん、さぞ大変だったと思います。FS進出は22位以上でしたっけ? もうちょっとFSは楽になると思います。あとちょっと、ジャッジのみなさんも頑張って!
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