最近、テレビで連日放映されている、世界卓球。
女子団体戦グループリーグ、今日の相手は韓国。すごい試合でしたね。
全日本チャンピオン、平野選手の冷静な試合運びも凄かったし、福原選手の、ここで負けられないという気合に満ちたプレイが、なにより素晴らしかった。
試合後、泣きながら「怖かった。逃げ出したかった」と、福原選手が語るのを見て、ほんとうによく頑張ったなあ、と、胸が一杯になりました。
試合もそうなんですけど、これほどの注目の中で踏ん張って勝ったというのが、とにかくすごいと思うのです。
日本のスポーツ界のアイコンは、なぜか、少女でありがちです。
ゴルフの宮里藍選手、横峯さくら選手、上田桃子選手。卓球の福原愛選手、石川佳純選手。柔道の谷亮子選手も、少女時代からスポーツアイコンの役を果たしていました。
フィギュアスケートの浅田真央選手や、安藤美姫選手も、また。
誰よりも華やかに注目され、ためにスポンサーとかも付きやすい彼女たちですが、そのスポーツ全体の命運を背負ったみたいに報じられるのって、やっぱりプレッシャーでないはずがないと思います。
今回の大会でも、福原選手は、日本のエースと報じられていますが、今回世界選手権派遣チームでいちばんの試合成績を持っているわけでは、じつはないんですね。で、ありながら、「日本不動のエース」と報じられなければならない、そういう立場だということも、ほんとうに小さいころからスポーツアイコンであった「愛ちゃん」にはわかっているのでしょう。
たいへんなプレッシャーだと思います。
いままでも、オリンピックや世界選手権などで、同じようなプレッシャーがかかっても、福原選手が試合後に涙を見せることは、子ども時代以来絶えてありませんでした。けれど今回の試合では、人目もはばからず泣いたのです。彼女のチームメイトたちも、いっしょに泣いて、彼女を抱きしめて出迎えました。
あー、良かったねー、と、これまた、胸いっぱいになった灰原でした。
もう、ひとりで歯を食いしばらなくて良いのだね。いっしょに喜んで、いっしょに泣いてくれるチームメイトが、愛ちゃんにはいるのだね。
ほんとうに良かった。
人間が限界を超えようとする姿に、自分を重ね合わせて。スポーツ観戦は、たしかに見る者にカタルシスを与えてくれます。しかし、スポーツアイコンに擬せられる少女たちは、架空の存在ではなく、泣きも笑いもする人間です。筋書きのあるドラマの世界の住人ならば、いくらでも見る者が望むストーリーを作り上げられると思いますけど、スポーツには筋書きがないから。視聴者が好まない結果が訪れることがある。それは、彼女たちの責任ではないんですけど、スポーツアイコンである少女たちは、みんなすごい真面目だから、まともに責任として感じてしまいがちのように、灰原には見えるときがあります。
もちろん、勝利に向かって頑張るのは大切なんだけど。
アイコンとしては、そんなに頑張らなくていいんだよー……と、ちょっと思っちゃうなあ。
あ、いまの福原愛選手のプレイスタイル、灰原はとても好きですよ。
それをいちばんに書こうと思っていたんでした。
卓球は競技人生が長いので、愛ちゃんのキャリアは、まだまだ、始まったばかり。今回の世界選手権の短いあいだでもすでに成長したように見えるので、きっと北京五輪までのあいだには、もっと強くなっているでしょう。
雑音にまどわされず、どんどん自分のプレイを研ぎ澄ませていって欲しいです。
頑張れ!




ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!