スイスのニュースサイト、『24heures』で、ステファン・ランビエール選手と、サラ・マイヤー選手の、ちょっとまえの記事を発見しました。
こちら→ http://www.24heures.ch/pages/home/24_heures/recherche/recherche_3_2_1/(contenu)/191445
これがなかなか面白いことが書いてあったんですよね~。
記事タイトルは『Je n'arrive pas a faire les choses a moitie』
日本語にすると、『中途半端はできない性分』とかかなぁ。
なにしろ原文、フランス語なので、英語記事にも増して『誤訳上等!』な状態にはなってしまうと思うんですけども、っていうか、もう合ってる確率半分あるの? くらいになってしまうかもしれないんですけども、できるだけ頑張って日本語に書き取ってみます。でも、どーしてもわかんないところは飛ばしますので、ご了承ください(ははははは)。
ロシア語の記事のほうが見慣れてるせいか、フランス語の記事より読み取りやすい気がするなあ。気がするだけかもしれないけど。
よろしければ、原文もご覧くださいね。ランビエール選手の写真もついてます。


【24heures:中途半端はできない性分】


アイスショー『Art On Ice』のローザンヌ公演に、先日のザグレブ、ヨーロッパ選手権で、新しくメダリストとなったふたりは出演しました。サラ・マイヤー選手とステファン・ランビエール選手。メダリストは、新たな表現に挑むことに貪欲です。
ステファン・ランビエール選手は、新しいプログラムを組み上げるときには、自分自身を飼いならさなければならないと言います。そうして、彼いわく「世界に入る」のです。
『Art On Ice』の今回公演で、「新たな世界に滑り込む」ために、世界選手権2連覇のこのチャンピオンは、Hip Hopの振付師、マーヴィン・スミス氏の協力を受けました。
ランビエール選手のコメントです。
「表現することは喜びです。今回のツアーでは、比較的柔らかい雰囲気で、性差を超えた演技を追及したかったのです。今後の進化のためにも」
今回の新しい試みを、つぎの競技会でも推し進めるのですか?
「競技に取り入れるのは、まだ難しいと思います。Hip HopやR&Bのリズムがピッタリきたとはまだ思えないんで。一方で、私にはほかのアイデアが浮かんでいます」
観客たちの喜びのために、ランビエール選手は、たとえガラ公演であったとしても、手を抜いた演技をしません。
「中途半端はできない性分なんです。調子が悪かったとしても、アイスショーに出演するなら、チケットを買ってくださったみなさんのために、最大限の演技がしたい。競技会より手を抜く理由はありません。
試合ではジャッジたちに低い点をつけられてしまうようなスピンを演じることで、歓声と拍手をいただけて、とても愉快でした。
拍手のなかで、演技を終えた達成感は、なにものにも代えがたいです」
さて、ランビエール選手と同じく、ヨーロッパ選手権で銀メダルを授かって、サラ・マイヤー選手は、ザグレブの地からスイスに戻りました。彼女は、優勝したカロリーナ・コストネル選手に、わずかな点差で及びませんでした。
「ヨーロッパ選手権で、わたしは最高の演技ができたと思います。
カロリーナが転倒したならば、ヨーロッパ女王の冠はわたしのものになったであろうと言ってくれる人たちもいましたけど、でも、わたし、ほかの選手の失敗に頼りたくはありません。
新採点法には今季、マイナーチェンジが施されました。評価は厳しくなって、ひとつの要素が認定されるために、3秒数えたり。そういうことにばっかり集中しなきゃいけないのは、好ましくありませんね。
旧採点法のころは、秒数とか考えなくてすんだんですけど…。新採点法になってからは、とにかく演技のあいだじゅうものすごく集中していなくちゃいけないんです。
もうすぐ、フィギュアスケート界最大の祭典、世界選手権が、スウェーデンのイエテボリで開催されます。1年前の、東京ワールドでの7位という成績よりも、少しでも上を目指したいと考えています。
アイスショーツアーが終わったあと、プログラムを磨き上げるための時間は3週間。ほんとにわずかしかありません。ライバルたちは柔軟性に優れています。わたしはとにかくもっとジャンプをきれいに、頑張ります」



書き取り終了です。お疲れさまでした。
ランビエール選手もヒップホップにチャレンジしたんですね。フラメンコから始まって、彼はリズムの冒険の旅に出た気がするなあ。「いろんな音楽形式を表現する」という、高橋大輔選手&モロゾフコーチペアの方向性とは、似ているけどちょっと違うかんじ。それぞれ追求するところが違うのは面白いですね。
難しいリズムにチャレンジする、というなら、日本の純邦楽とか、けっこういいと思うんですけど。津軽じょんがらとか、ランビエール選手のスピンにも合う気がするな。チャレンジしてくれませんかね。
文中に出てきた、マーヴィン・スミスさんについて、ちょびっと調べてみました。この方ですね。→ http://de.stagepool.com/spofthemonth.asp?id=1857  ちょっと古い記事。2006年くらいのインタビューです。
ホイットニー・ヒューストンさんとか、ジェニファー・ロペスさんの振り付けを担当する一方、プーマやトミー・ヒルフィガーのショーの演出を担当したりしてたり。ヒップホップ界のビッグネームですね~。ふたりのコラボレーションが、どんな踊りを生み出したのか、見てみたいものです。ローザンヌのお客さんがうらやましい。
サラちゃんの記事については、本当にごもっともというか。「コストネル選手が転べば」みたいなことを言われて、ちょっと憤慨しているようすなんですが、まったく失礼なことを言う人もいたものです。
イエテボリの目標は6位以上。実力を出し切れれば不可能な順位ではないはずです。サラちゃんもエッジ矯正に苦しんでいる組、イエテボリまでに修整が間に合うかどうかはわかりませんが、とにかく悔いの無い演技を! 頑張って欲しいです。




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