ソルトレイクオリンピック、アイスダンスチャンピオン、マリナ・アニシナさんが、ロシアの歌手で俳優のNikita Dzhigurdaさんと結婚なさったみたいです。FSUにロシア語のニュースへのリンクがありました。
記事はこちら→ http://www.kp.ru/upimg/photo/97111.jpg
Nikita Dzhigurdaさんは47歳。アニシナさんとは、ロシアのテレビ番組、『Dances on Ice』でパートナーとして出会ったもよう。芸能人と本職のスケーターが組んでアイスダンスを踊るという企画の番組ですね。結婚式はごくごく内輪で行われたそうですが、列席者の中にマリア・ブッテルスカヤさんがいたみたいです。記事を読むと、ふたりの結婚のキーパーソン的な役割を果たした…みたいにも読めますね。原文ロシア語なんで、いまいちよくわかんないんですけど。
アニシナさん、どうかお幸せに。親友のジョニー・ウィアー選手も、きっと祝福のメッセージを送るのだろうなあ。
世界ジュニア関連記事。カナダの天才ジャンパー、ケヴィン・レイノルズ選手の特集記事が、icenetwork.comに上がっています。
こちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080220&content_id=44095&vkey=ice_news
記事はすごーく長いので、全文書き取りはちょっといたしませんが、面白そうなところだけつまみ食いして感想言わせていただこうかなって(わはは)。
レイノルズ君といえば、先月のカナダナショナルで、4+3+3という、エフゲニー・プルシェンコ選手しかいままで競技会で成功していないジャンプを降りたことが印象深いです。そこまでの偉業を成し遂げていながら、ほかのジャンプで転んでいたり、恐ろしいほどPCSが低かったりのおかげで、なんと表彰台に届かなかった、というのもまた印象深いんですが(うわー)。
彼はいままでプルシェンコ選手に会ったことが無いんだそうですね。プルシェンコ選手と、4回転コンビネーションについて話してみたい、と、いまちょっと思っているそうです。プルシェンコ選手にしてからが、4+3+3を降りたのは2002年のことで、それ以来試合では降りていないらしいので(できなくなった、というよりも、たんに試合で試さなかった可能性が強いのではないかと勝手に思う灰原。ザヤックルールの問題がありますし、そんな大技なくても勝てましたもんね)、国内選手権で参考記録とはいえ、レイノルズ選手のジャンプは、6年ぶりにおおやけに現出した4+3+3になる……ということになると思います。
ほかの人にはない大技に成功した選手の宿命として、レイノルズ選手にたいしてメディアは、世界ジュニアという大舞台での4+3+3を求めています。無茶言うなって。
レイノルズ君はしかしそれら期待にたいしては、賢く、言葉を与えず対処しています。
"I guess if I'm far enough ahead in the short program, I would go for it,"
「ショートプログラムの結果次第で考えますよ」
そうですよねー。
さて、プルシェンコ選手以来世界初の偉業として、ISU競技会での4+3+3を目指すケヴィン・レイノルズ選手ですが、ほかの偉業も狙っているみたいです。
Nailing a quad Salchow-triple toe-triple loop combo, which Reynolds has done in practice, would be a first, although likely would warrant only a sidebar notation as a variation on Plushenko's original record-setting series.
なんと、4S+3Lo!
両方エッジジャンプで、きわめて難しいこのコンビネーションを、レイノルズ選手は練習ではすでに降りているそうです。たしかに、4S+3Tのコンビネーションについては、彼はすでに競技会で試しています(CORでは、4T+3T+2Loも降りてます)。現在まで、クワドコンビネーションに使われるのはおもにトゥループで、サルコウを使っている選手はほとんどいません。4S+3Loが決まれば、これまた、ケヴィン・レイノルズ選手の名は世界に轟くはずです。
さらに、レイノルズ選手が狙っているのは、競技会における4Loの成功です。
練習ではすでに降りているといい、『I would hope to try to put that in next year,』来季は競技会でプログラムに入れたい、と語っていますが、競技会で成功すれば、場合によっては、世界初になるかもしれません。場合によっては、というのは、じつは4Loについては、何人かの選手がトレーニングですでに降りている、というのを聞いたことがあるからで、もしレイノルズ選手に先んじて彼らが降りてしまった場合、世界初の名声はその選手のものになるからです。たとえば、フランスのアルバン・プレオベール選手も、練習中に4Loを降りていると、今シーズン開幕以前のインタビューで語っています。浅田真央選手も一時練習していたはずですし、4Loについては、もはや、誰がはじめに降りるか? というところまでは来ていると思います。その「誰か」の候補のひとりがレイノルズ選手だということですね。カナダのファンたちは期待していることでしょう。
4+4コンボも、まだ、公式に成功した人いませんよね。チェンジャン・リー選手が、練習で降りてる噂もあったけど。このへんもそのうち、誰かがチャレンジするのかもしれないな。
……さて、このように、まだまだ前人未到の領域が残されている、クワドジャンプ&クワドコンビネーション周り。4+4コンボよりある意味、実現の可能性が難しく、でも実現する可能性もなくはないかなあと灰原が考えているのが、3A+クワドコンビネーションです。
3Aの着氷が良質でなければならず、かつ、セカンドに4Tを跳ぶだけの脚力(4Loはさすがにちょっと人類には無理かも…)がなければならないので、ほんとに実現は難しいとは思うんですけど、3A+クワドコンボって、成功するとそれなりに旨味はある大技なんですよね。それこそ4+4よりも。
現在のルールでは、シニア男子のショートプログラム、ジャンプの必要要素は
・ダブルもしくはトリプルアクセル
・ステップからの単発ジャンプ(トリプル、あるいはクワド)
・ジャンプコンビネーション(4+3、もしくは4+2、もしくは3+3、もしくは3+2)
で、4+4は跳んではいけません。
もし、3A+4Tコンボが成功するならば、たとえば「3A、4S、3A+4T」みたいに、2度の3Aと2度のクワドをショートプログラムに入れることができるんです。
まあ、夢物語みたいなことなんですけど、もしかしたら、レイノルズ君なら、いずれ実現しちゃうかもしれないなあ、と思えるところがありますよね。
もしかしたら、ジャンプの才能はプルシェンコ選手を超えるんじゃないか、そう思うくらいの、異能の天才。ケヴィン・レイノルズ選手。
彼がジャンプについて大胆にチャレンジできるのは、ある意味、同年代のパトリック・チャン選手という存在がカナダにあるからかもしれません。勝利へのプレッシャーをひとりで負わなくてもいい立場。いいかんじ。
世界ジュニアも頑張って欲しいです!
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