ヨーロッパ選手権も終わって、総括ってことなんですかね。
出てきましたよー、愛らしくもほほえましい出たがり会長が。また。
ロシアスケ連会長、ヴァレンティン・ピセーエフ氏の最新インタビューが、ロシアのスポーツサイト《オールスポーツ》に上がっています。
元記事はこちら→ http://www.allsport.ru/index.php?id=11813
機械翻訳をかけたものを、とりあえず日本語にしてみます。
いつもながらの言い訳。ロシア語→日本語の機械翻訳は、英語→日本語以上にわけがわからなく、いつにも増して言葉の信憑性は低まっております。わからないところを相当に想像で補っていたり、さらにわかんないところは飛ばしたり、記事そのものも長いのでダイジェストしていますので、正確な内容は、ぜひ、元の記事をご覧くださいね。
というわけで、本文にお進みください。
【ALLSPORT:ヴァレンティン・ピセーエフ会長インタビュー】
~選手たちの経過報告。我々の選手たちはオリンピックへの自信となる成果をおさめた~
2007~2008年シーズンも終盤となりました。
残る大大会は、3/17~23日のあいだ、スウェーデンのイエテボリで開催される世界選手権のみです。
我々《ALLSPORT》は、近づいてきた2010年バンクーバー五輪に向けたフィギュアスケート競技の状況について、スケート連盟会長、ヴァレンティン・ピセーエフ氏を取材しました。
「全体に、今回のヨーロッパ選手権におけるロシアメディアの対応は、喜ばしいものでした」
ピセーエフ氏は語りはじめました。
ピセーエフ氏:
ロシアスケート界の低空飛行は、終わりのはじまりを始めようとしています。もちろん、状況は複雑です。
我々が陥った苦境の原因は、1990年代初頭にまで遡って語られなければなりません。あのころのロシアは、社会的、政治的、そして我々の一般生活においても、無限の危険に満ちていました。国家の選手育成機関も機能不全に陥りました。
私は、ロシアフィギュアスケート界が危機に陥っているとの見方について、反論しようとは思っていません。しかし、ヒステリック、かつ、悪意のある楽しみとしての批判は、なんら建設的ではありません。
ALLSPORT:
危機的状況は、世代的なものだと思っておられますか?
ピセーエフ氏:
もちろんです。
ロシア人トレーナーが、どれほど国外を本拠地しているか、あなた、ご存知ですか?
アメリカだけでも、200人をくだらないんですよ!
コレオグラファーとして、そして、高度なコーチテクニックを持った指導者として、彼らは恵まれた状況を望みます。彼らは高い賃金を得、引き換えに祖国は、強力なライバルを得たのです。
問題はこれだけではありません。
外国のライバル選手たちは、訓練のために、巨大スポンサーを背景として、一流の専用トレーナーや、姿勢矯正などのスペシャルコーチを雇います。
我々に与えられた所定の強化費では、外国選手たちが世話になる専門家にアプローチすることすらできません。
ロシアスケート界は、それでもなお、ロシア国内で仕事をしてくれているコーチたちに非常に感謝しています。タマラ・モスカヴィナ、アレクセイ・ミーシン、オレグ・ワシリエフ、アレクセイ・ウルマノフ……そのほか、すべてのコーチたちに。
熱意のために、彼らは乏しい収入で働いてくれているのです。
ALLSPORT:
競技そのものの人気の点では、現在、ロシアではフィギュアスケートは、アイスホッケーやサッカーを凌いで、冬季スポーツの第1の地位を占めています。それでも、金銭的な援助は足りないのですか?
ピセーエフ氏:
現在我々に必要なのは、地方自治体の支持です。
昨季ロシアチャンピオンのマリア・ムホルトワ&マキシム・トランコフ組が、さる国内大会で受けた賞金は、たった55000ルーブル(日本円にして24万くらい)です。これは恥ずべきことです!
子どもたちには、もっとたくさんの報いを受ける権利があります。
アイスホッケーリーグのために、総額8000万ルーブル(日本円にして3億5千万くらい)が資金提供されたなどというニュース、あるいは外資が導入されたなどという話を聞くと、我々のフィギュアスケートがいかに優れているかを思い起こして、私は、非常な憤りを覚えるのです。
モスクワとサンクトペテルスブルクの練習環境はまだマシです。地方都市では、状況はうんと悲惨です。
しかしいま、若いトレーナーたちの熱意と資金調達によって、地方都市のフィギュアスケートアカデミーは、なんとか再生しはじめています。
ペルミで、サマラで、キーロフで、エカテリンブルクで……さまざまな場所で、さまざまな伝統あるフィギュアスケート学校の跡地で。
おかげで、2008年のロシア選手権では、新たな才能が数々発見されました。
ALLSPORT:
バンクーバー冬季五輪で、ロシアのフィギュアスケートには、少なくとも金メダル2つに銀メダル1つ、銅メダル1つが要求されています。
じっさいにそれほど多くのメダルを獲得できるとお思いですか?
ピセーエフ氏:
バンクーバー五輪は、すでに非常に時期的に近づいています。我々はいままで、バンクーバーのために、なにも手の内にない状況でした。
バンクーバー五輪の優勝戦線は混迷をきわめると思います。2002年ソルトレイク五輪のときよりも状況は複雑です。
カナダ人選手の演技にたいして、たとえ彼らが3度転倒してもカナダの観衆は猛烈に喝采します。彼らの喝采で屋根が砕けないなら上等でしょう。
観客の熱狂がジャッジには影響を及ぼすことも、否定できません。
カナダは国の威信にかけてバンクーバー五輪に挑むでしょう。それに対抗するためには、私たちの選手は純粋さだけでなく、経験や勇気や、厚かましささえ必要としています。
イリーナ・スルツカヤは、すでにスタートを切っています。
しかし、バンクーバー五輪のメダル獲得については、私は、1つだけだろうと思っています。トリノ五輪のとき、私たちは、ごくごく自然にメダルを希望したものですが。
バンクーバーでなにがしかをし遂げる可能性と意志を持つ者は誰であるか、現在、我々の予測も固まってきています。
マリア・ムホルトワ&マキシム・トランコフ組、川口悠子&アレクサンダー・スミルノフ組、オクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン組、ヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノビツキー組。そして、セルゲイ・ヴォロノフ選手。
2010年オリンピックに送り出すにふさわしい選手たちです。
しかも彼らの名は、みな、まだ目新しい。まだまだ伸びしろのある、若い英雄たちなのです。
ロシアの可能性は巨大です。
はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
インタビューの内容ですが、昨日のプルシェンコ選手の記事とも平仄をひとつにしているというか、現在各地のスケートアカデミーが再建されているということに触れられています。ロシアのこの動きはバンクーバーには影響を及ぼさないとは思いますが、ソチ五輪にはきっと大きな影響を及ぼすことでしょう。
しかし、カナダ選手は3度転んでも観客は喝采するって。なんか言うことひどいなあ。
いつも言われる、ロシアフィギュアスケート界の資金難のことですが、アイスホッケーに潤沢な資金が流入していくことについて、振り返ってフィギュアスケート界を見たとき、ピセーエフ氏は憤懣やるかたないようです。
気になるのは「イリーナ・スルツカヤはすでにスタートしました」という一言。
なんのスタートなの!?
もしかして競技復帰のためのトレーニング!?
それとも子育て!?
まさか離乳食!?(←早すぎる)
うーむ、わからない!
まあ、スルツカヤ選手が元気で幸せなら充分です。
ピセーエフ氏が、終わりのはじまり、が始まった、とするロシアスケート界。金メダル2個に銀メダル1個、銅メダル1個の獲得が望まれている、って、聞くとポカンとしてしまいます。要求されるレベルがとてつもなく高い!
選手たちにもそれだけのプレッシャーがかかるのですね……。頑張って欲しいです。
ところで、だいぶダイジェストしたつもりだったんですけど、この記事、やっぱり長いですね。よその国のスケ連会長たちが、こんなに出張ってくるとかいうのは聞いたことがないです。ピセーエフ氏は、各国スケ連会長の中で際立った「出たがりやさん☆」なのは、間違いのないところですねー。
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