カナダナショナル、女子シングル終了。SPでは、1位ジョアニー・ロシェット選手と僅差だった、2位のミラ・リョン選手でしたが、FSではジャンプにミスが出て、転倒ではなくてパンクだったようですけども、思うように得点が伸びず、2位に終わりました。
まあ、2位というのは、悪くない順位なんですけども、SPの点数が非常に良かったので、国内選手権とはいえ、170点越えのチャンスだったのになーと思うと、ちょっともったいなかったなとも思います。女子の場合、国内線でPB170点代に乗せてこられると、かなりGPS表彰台も近づいたかな、と思えるので。
イエテボリワールドには進出決定かな?
ミラちゃんは、東京ワールドのとき、足に故障があって、満足な演技ができませんでした。たぶん悔いが残っていると思うので、イエテボリでは、すべての力が出せるといいなーと思います。
ロシェット選手は、SP僅差に動じず落ち着いた滑りで、優勝を確保したのはさすが。立派です!
ただ、プロトコルを見るに、ジャンプでちょこちょこ、ミスがあったはあったみたいなんですね。
国内戦だと、これでも勝てると思うんですけども、国際戦でメダルを狙うとなると、小さなミスも潰していかないと厳しいと思うので……ロシェット兄さん、これから正念場ですね。トレーニング、頑張って欲しいです。
3+3の練習のせいで、ジャンプが崩れているならば、今年は3+3は封印の方向で、3+2を確実に跳んでいくのもアリだと思うなあ。
ふたりとも四大陸に派遣はあるんでしょうか? ちょっとわかんないですけど、ミラちゃんは出てもいいんじゃないかなと思います。国内ジャッジはどうしても点が甘いので、新しいSP、四大陸でISUジャッジの反応見ておいたほうがよさそう。
さて、これにてカナダナショナルは終了。残るは全米選手権ですねー。
今年は女子にフレッシュな顔ぶれが多いのが話題の全米選手権なんですけども、灰原的には、むしろ女子より男子、ジョニー・ウィアー選手vsエヴァン・ライサチェック選手の対決に興味があります。
いままでのベースバリューを見たところでは、エヴァン君有利にも思えるんですけど、全米ではジョニーにクワドを跳ばせたいとズミエフスカヤコーチが発言していますし、もしジョニーのクワドが成功すれば、ちょっと勝敗はわかんないかなと思います。ジョニーの3Aって、成功するとたいがい、クワド並みの加点が出ますしね。
ぼちぼち、全米のプレビュー記事があっちこっちに出てるんですよね。読んでるだけで盛り上がるなあ。面白そうな記事が見つかったら、また、ここに感想を書きますね。



さーて、ガチガチのエリジブルの話題にもちょっぴり疲れてきたし、ヨーロッパのほうの記事でも漁ってみるかなあ~、と、ふらふらネットを見ていたら、フィリップ・キャンデロロさんの記事を見つけてしまいました。こちら→ http://www.lematin.ch/pages/home/sports/divers/sports_divers__1?contenu=355668
これって、1月9日配信のニュースのようなので、すでにみなさんご存知のニュースなのかもしれないですけど、内容は、キャンデロロさんが、今年でガラツアーからも引退する、という記事です。
2008年で引退が予定されている、というのは、以前聞いたことがあったんですけど、この記事では、キャンデロロさん本人のコメントとして、引退について語られています。
なにしろ元記事がフランス語なんで、英語以上にわけがわかんないのですが、この記事を、できるかぎり頑張って日本語にしてみます。間違ってる可能性がいつも以上に大なので、記事の内容が内容でもありますし、気になる方はぜひ、原文もご覧ください。



【2008年、さよならの年 『Hello&Good-By』、それがお別れショーのタイトル】


2月17日に、彼は36歳になります。そして、彼は、お別れの小旅行をするために、2008年を選んだのでした。さよならツアーでは、いままでのキャリアで表現してきたすべてのキャラクターを、ふたたび演じるつもりです。
「それは、いろんな演技が詰まったショーになるでしょう。40人ほどのアーティストたち…曲芸師やダンサーたちを、氷の上に招くつもりです」フィリップ・キャンデロロは言いました。「アーティストの名前はあんまり重要視せず、数を揃えることに賭けたんです。それは美しい見物になるはずですよ」
ショーのために、彼は1日2時間から3時間の訓練をしています。
「ナガノの10年後の今年、私は、ナガノに素晴らしいショーを持っていきたいです。ええ、日本に。そこで私はトリプルジャンプとトリプルアクセルを跳んで、オリンピックの銅メダルを獲得したんです」
彼は、ダルタニアンやトラボルタ、ブレイブハート、マトリックス、サムライ、そしてゴッドファーザーを、つぎつぎと表現してきました。英雄たちのコスチュームに身を包んで。
キャンデロロ氏はなぜ、今年でガラ出演から引退するのでしょうか?
「私は、いまはまだ、ダブルジャンプが跳べます。でも、いつかダブルも跳べなくなるし、それもなしで50歳近くまで滑り続けても、意味ないと思ったんですよ」
フィギュアスケートは現在、エンターテイメント産業としてますます発展しています。年末までの『Hello&Good-By』ツアーで彼は、キャリアに幕引きします。ツアーは彼の妻オリビアによってプロデュースされ、演技構成は、元ミラノスカラ座のダンサーにしてスケートにも造詣の深い、ジョセフ・アレーナ氏によって立案されます。
今月のヨーロッパ選手権のときには、キャンデロロ氏は、クロアチアのザグレブに滞在することになります。「ザグレブに行くのは、ブライアン・ジュベール選手が出場する2日間だけですよ」と、キャンデロロ氏は言います。「私もツアーの練習しなきゃいけませんから」。プロ根性は、いつだってフィリップ・キャンデロロのトレードマークなのです。



はい、書き取り終了です。お疲れさまでした。
キャンデロロさんのお別れツアーは、2008年末まで、各国で公演される…のかな?
灰原の読み取ったところでは、日本にもツアーが来てくれそうではあるんですけど、ちょっとホントにそうかどうかわからないですねー。フランス語に強い方にきちんと解読していただきたいものです…。
お別れツアーは、たくさんのダンサーを配して、主役キャンデロロさんが、いままで演じてきたキャラクターをつぎつぎと演じていく、華やかなものになるようです。
それにしても、36歳でツアー引退って、若すぎはしないとは思うけど、年齢的にはもっとできるんじゃないか……と思ってしまいますね。じっさい、もっと年上のカート・ブラウニングさんとか、ヴィクトール・ペトレンコさんとか、まだショーで滑っていますし。オーサーさんはこないだ引退しちゃいましたけど。
いまでこそ男子は演技派ぞろいで、下手すりゃ女子よりドラマティックな演目が多いですけど、その始まりは、キャンデロロさんだったような気がします。彼の長野五輪の「ダルタニアン」が、やがて、ソルトレイク五輪でのヤグディン選手の「仮面の男」を生み出し、そこからいまの男子のドラマティック志向が花開いていったのではないかと。
お別れツアーは今年いっぱいみたいですけど、ぜひ、本当に日本にも来て欲しいですね!
それにしても、まだ、若いんじゃないかなあ。




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