フィギュアスケート、ジャパンスーパーチャレンジの放映がありましたねー。
エキシビジョンプログラムなんだけど、一般審査員(観客)と特別審査員の採点で勝敗を競う、というこのアイスショー、去年もあったと思うけど、去年は個人戦でしたよね。真央ちゃんがエアロ抱いて『オズの魔法使い』やって、可愛かった。エアロはかなりびっくり顔でしたが。
今年は団体戦だそうです。まあ、「戦」といっても、花相撲みたいなもので、選手たちものびのび、楽しく演じられていたようで、良かったです。
浅田舞選手の『ロミオとジュリエット』は、今季いままでの演技の中で、いちばん伸びやかで良かったんじゃないかなと思いました。NHK杯体調不良から、全日本選手権まで、やっぱり調子を取り戻すのが難しかったのかなあという印象があった舞ちゃんですけども(スケアメはそんなに悪くなかったですもんね)、手足の動きとかすごく柔らかくなって上達しているなーという感じで、良かったです。
インカレ優勝の武田奈也選手は、さすがのダンサブルな演技。今年の新しいエキシビじゃなくて、去年のエキシビでしたね。レイバックスピン上手いなあ! 奈也ちゃんて、エキシビのときとか、超笑顔全開で高速スピンするのが可愛いしおもしろい。
水津瑠美選手の『ナディア』は凝りに凝った、見所連続のプログラムなんですけど、今回はダイジェスト放映でしたねー残念。佐々木彰生選手と羽生結弦選手と押川ロアンナ紗璃選手の演技がダイジェストだったことも、非常に!!! 残念でした。灰原的には、いっそ得点争いの部分を削除して、選手の演技が見たかったと思ってしまった。
佐々木彰生選手の素晴らしい踊り、羽生結弦選手の高速スピン、押川ロアンナ紗璃選手のスイッチキャッチフットスピンなど、ジュニア、ノービスも必殺技盛りだくさんで、末頼もしいです。
アメリカでは、icenetwork.comというwebテレビ局で、フィギュアスケートの地方大会などもストリーミング配信が始まっていますが、日本でもそういうのあるといいなーと思います。ジュニアやノービスの試合は、テレビ放映だと、なんぼCSやBSでも、番組枠というものがあるかぎり放映は難しいと思うんですけど、ネット配信なら、チャンネル無限大ですし番組放映枠もないもんね。フィギュアに限らず、スポーツ中継ってストリーミング配信に向いてると思うんだよな。第2日本テレビさんで、箱根駅伝の録画配信とか、たしか、やってましたよね?
鈴木明子選手の『タイタニック』は、エキシビジョンバージョン、ストールを使ったスピンが綺麗でしたねー! なんだかアイスダンスみたいだった。なんか女子のことばっかり書いていますが男子もよくって、とくに中庭健介選手の『マンボ』は、何度見ても笑います。これもちゃんとした放映で見たかった…。
中野友加里選手の『メモリーズ・オブ・ゲイシャ』が、久しぶりに見られてうれしかったです。灰原何度も書いてますが、中野選手のキャメルのキャッチフットスピンが好きなんで。演技終盤のスクラッチスピンもかっこよかったです。
小塚選手は『サタデー・ナイト・フィーバー』。灰原『カーウォッシュ』が好きなんで、また見たいなあとちょっと思いました。背中漕ぎに「鈴木大地さんを意識しての振り付けでしょうか」という実況には笑ってしまいました。まえからこの振り付けですよ! でもいっそ、バサロ泳法を模した(どうやって)振り付けに変えていても面白かったかも。
小塚選手は、衣装銀ラメだけでなく、いっそ、ジェフ・バトル選手ばりにモヒカンのカツラとか、カラースプレーで面白い髪の色にするとかしてみて、外見のテンションをさらに上げると、いっそう吹っ切れた演技を見せていただけるではないかと思いました。灰原のお勧めはモヒカンです。モヒカン。きっとカッコイイと思いますよ!
南里康晴選手の『猪木』はいつもながら面白かった。振り付けに小技が効いてるっぽいので、きっとプロレスに詳しければもっと楽しめると思います。死んだ祖母はみちのくプロレスのファンだったのですが、灰原、プロレス技はいまいちわかんないんだよなー。それがちょっと残念。
リンクの外に『乱入』していくとき、ちょっと恥ずかしそうな南里選手が可愛かったです。ガウンも衣装で作ってみたらどうかな?
高橋大輔選手は、『バチェラレット』かと思いきや、『白鳥』なのねー。ほんとに人気ありますよねこのプログラム。競技用の構成なので、ショーで滑るの大変じゃないかと思ったんだけど、高橋選手の場合、『バチェラレット』も、キツそうなプログラムだしなあ。今年はFSも含めてスタミナ強化プログラムばっかり?
やっぱりガラということで、のびのびした滑りで、良かったです。ストレートラインステップの序盤のところ、手を「こいこい」ってやるところ、なんだかジョジョっぽい。
安藤美姫選手の新プログラムは、濃ゆい雰囲気なので宮本賢二さんの振り付けかなと勝手に思っていたのですが、モロゾフプロだそうで。ニューヨークの振付家の協力を得て作られたそうで、エキシビジョンなのに細かいところが異様に凝っていて、プロっぽいプログラムですね。今季美姫ちゃんにとっては3作めのエキシビジョンになるのかな。
美姫ちゃんは、なんだかずいぶん、昨季とも雰囲気が変わったなあ、という印象です。張り詰めた雰囲気がなくなって、楽しそうです。そういう年齢なのかもしれないけど、日を追うごとにくるくる脱皮していきますね。四大陸では、成功してもしなくても4回転にはチャレンジする、と明言している美姫ちゃん。頑張って欲しいです。
トリは浅田真央選手。『So deep is the night』。いつ見てもしっとりした、いいプログラムです。
真央ちゃんは、美姫ちゃんほど、いろいろエキシビジョンを作りませんね。昨季まで滑ってた『ハバネラ』もけっこう使っていたと思うし。
もちろん競技者なので、競技優先ですけども、せっかくアイスショーではいろいろ冒険もできるので、イメージの違うプログラムを、もっと見せてくれたらうれしいな、と、これは完璧にファンの我侭ですが、思いました。『So deep is the night』のラスト、スピンのあたり本当に大好きです。
チーム対戦の結果はチームドリーム勝利でしたけど、まあ、花組相撲なんで。バックステージのわきあいあいのようすも楽しげで、良かったです。
しかし、まあ、今回のアイスショーで圧巻だったのは、なんといっても、エフゲニー・プルシェンコ選手と荒川静香さんでしょう!
プルシェンコ選手は、膝が悪いと聞いていたので心配していたのですが、ジャンプは相変わらずの高さ。着氷の流れが悪いのと、あと、シットスピンのポジションが高いあたりに、故障の影響がうかがえましたが、上半身の使い方とか「きたきたきたー!」という感じ。ちょっと体が重そうだったんですけど、来季からは競技復帰するとコメントしていたそうなんで、それまでには絞られてくるかと。プルシェンコ選手のリズムのとらえ方って独特な気がして、そこが灰原は好きですねー。膝、大事にして欲しいです。
荒川静香さんは、ご当地名古屋にちなんだのか? 黄金に輝く美しい衣装で登場。もう、ただ滑っているだけでなんという眼福。上手すぎる。ぜったいいま競技に戻ってきても勝てる。素晴らしい技術力に加えてやわらかな表現力。金メダルをとってからも、さらにどんどん演技に上積みを加えられていますね。素晴らしいなあ。女王の風格たっぷりです。
いやあ、いいもの見せていただきました。灰原的には、今回、真の勝者はチームオリンピックチャンピオンズだったんではないかと。……ううむ、なかなか、先輩方も、まだまだ手ごわいですね!




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