GPS中国杯、男子の演技については、まだ未見です。エリック杯までにはちゃんと感想アップしようと思ってるんですが。少々お待ちください。
というわけで、本日のブログは、次戦エリック杯に出場するトマシュ・ベルネル選手と、中国杯銅メダル、カロリーナ・コストネル選手について書かれた記事を抜粋して、日本語書き取り、いってみたいと思います。
元サイトはこちら→ http://www.absoluteskating.com/articles/2007costnervernermalmo.html  おなじみのフィギュアスケートウェブジン、『アブソルート・スケーティング』の記事です。
記事タイトルは『Carolina Costner and Tomas Verner on ice in Sweden』
ふたりは、GPS出場直前、スウェーデンで合宿を張っていたようです。そのときに採られたインタビューを中心にした記事です。
さて、それではいつもの言い訳。灰原は英語力がほとんどなく、書き取り文は、機械翻訳を日本語らしく均したものにすぎません。読み取り間違いは当然ありえますし、省略したり、わからないところを想像の翼で補っているところも。ぜひ、元記事も読んでいただけるとうれしいです。
それでは、日本語書き取りへどうぞ。




【スウェーデンにおいて カロリーナ・コストネル選手とトマシュ・ベルネル選手】


スウェーデン、マルモリンクは、昨季に引き続いて有名スケーターたちをもてなすことになりました。オーバースドルフで練習しているチームが、スウェーデンに合宿に来たのです。
「いま、オーバースドルフではリンクが確保できないんですよ」と、トマシュ・ベルネル選手のコーチ、Vlasta Koprivova女史は言いました。「こちらのリンクの氷はとても質がいいですね。でも、とにかく寒いです」
我々の取材日は、ヨーロッパのスケートファンたちにとって楽しみにしていた日でした。ゴールデンスケートアワードの録画が、ユーロスポーツで放映されたからです。チームのバレエ・インストラクターである、ローラ・コスタ氏は、しかし、気まずそうに言いました。
「あのショーは、カロリーナには気の毒でした。彼女はショーの直前にカナダから飛行機で到着したんだけど、空路で一睡もできなかったんですって。カロリーナは、いまはとても上手く演技しますよ」
スウェーデンのチャンピオン、クリストファー・ベルントソン選手は、ちょうどスケートアメリカから帰ってきたところでした。彼は、マルムで2、3日過ごしたあと、インゴルシュタットのショーに出るためにドイツに向かいます。
ベルントソン選手の表情は冴えませんでした。スケートアメリカでの彼の演技と、結果のためです。サマーキャンプのあいだに患った鼠径部の故障は、彼が思い切り練習することを妨げました。
「1ヵ月前、SPを変えたんです。マイケル・ジャクソンメドレーを練習してましたけど、結局、『アメリ』を使うことになりました」
トマシュ・ベルネル選手も、今年の新しいSPについて話してくれています。
「SP『Children of the revolution』は、ジプシー的なメロディです。このプログラムをすごく気に入っています。コーチから音楽を提案されて、ぼくはすぐ言いました。OK、ってね」
ベルネル選手は、今年GPSでは、エリック・ボンパードとNHK杯に出場します。
「ほんとはロシアにエントリーしたかったんですけど…面白そうだったし。今年のアサインは、フランスでは世界チャンピオンのブライアン・ジュベール選手と、NHK杯では、銀メダルの高橋大輔選手と、それぞれあたるんで、正直ちょっとキツいですね。
ただ、サマーキャンプ中にずいぶん練習して、けっこう良くなったので、自信をもって演技したいと思います。
マルモの氷はほんとにいいですね。世界最高かも。ただ大きさが、30*60にちょっと足りないが残念かなあ。ステップシークエンスや、ほかの演技を通すのが難しいです。
スウェーデンでの合宿は楽しいです。僕は当地で、2軒のお宅にホームステイさせてもらいました。どちらのご家族も素敵でしたよ! それからクリストファー・ベルントソン選手もね、素晴らしい選手です。ただ、ここはちょっと寒いですね」
さて、カロリーナ・コストネル選手は、マルモのリンクについて、2003年の初訪問のことを思い出しながら、こうコメントしています。
「あのシーズンのヨーロッパ選手権と世界選手権で、わたしははじめて良い成績を残せたんです(2003-2004シーズンヨーロッパ選手権、世界選手権ともに、コストネルさんは5位入賞)。大会には、イリーナ・スルツカヤ選手や、エレーナ・ソコロワ選手も出てしました。そして昨シーズン、オーバースドルフで世界ジュニアが開催されることになって、わたしたちはこちらのリンクで練習することになりました。マルモのリンクディレクターのEla Magnussonコーチは、わたしたちのチームのために完璧な手配をしてくださったんですよ! 午後から夕方、リンクをふたつと、ダンススタジオまで押さえておいてくださったんです。
オーバースドルフでの訓練は、とっても快適です。でもたまに、変化があるのは喜ばしいことです。わたしは今回の滞在では、気温に対応できるように、暖かい服を持ってきました。ほんとうのところ、気温はそんなに重要じゃないと思います。大切なのは空気がいいことで、この町の空気は素晴らしいです」
コストネル選手は、寒さに不服を言いません。彼女は笑いながら言いました。
「合宿にきたときには、わたしたち、スウェーデンではあんなことやこんなことをしたいねって言い合ってたんだけど、じっさいは練習で精一杯で、夕方、メールチェックをしながら眠ってしまうくらいです。でも、オーバースドルフチームみんなで集まって、カードだとかボードゲームとかで、ささやかに楽しんでいます。わたしたちには、素敵なチームスピリットがあると思いますよ。これって大事ですよね」
私たちは、新しいFSの音楽について、コストネル選手に訊ねました。新しい音楽を使うことは、いつでも挑戦です。
「候補は2曲ありました。振付師のローリー・ニコルさんとコーチに、1晩のあいだに決めなさいって言われたんです。わたしはぐっすり寝て、起きたら、どちらの曲で滑りたいのか、もうわかっていました。選択は正解だったと思っています」
コストネル選手の新しいFSは、美しいけれど、休むまもなくエレメンツの詰め込まれた、とても激しいものです。
「新ルールは、もうほんとうに、どこにも、わたしたちにお休みをくれないんです。スピンも難しくなっちゃったし……レイバックから、フリーレッグを引っ張って、みたいに。でも、この複雑さは、フィギュアスケートをもっと面白くしていると思います。
練習は、わたしたちに強さを与えてくれます。3月の世界選手権で、わたしたちは演技の総決算をします。そのころにはプログラムが身に馴染んで、いまよりずっとらくらくと演じられるようになっているはずです。
わたしの今年のGPSアサインは、中国と日本です。これにはちょっと驚きました。「2回もアジアに行かなきゃいけないの、遠いわ!」って思って。でもね、いま、わたし、それは喜ばしいことだなって思っています。遠いふたつの国を同時期に見て回れるなんて、滅多にある機会じゃないし。それに、トマシュ・ベルネル選手もNHK杯にエントリーしてるんですよ。わたしたち、いっしょに日本に行くんです。彼といっしょだと心強いです。ベルネル選手はとにかくポジティブで、うちのチームの強さの源だから」
カロリーナ・コストネル選手は、スウェーデンのスケートファンのためにメッセージをくれました。
「わたしたちは、世界選手権のためにスウェーデンに来ることを楽しみにしています。これからグランプリシリーズに旅立ったあと、またこの国に戻ってこれるかと思うと、ほんとうにうれしいです!」




書き取り終了です。お疲れさまでした!
かなり省略したんですが、思ったより記事が長かったです。ははは。
しかし、日本語に書き写しててつくづく思いましたけど、コストネルさん、いい人だなあ~。とても優しい、誠実な人柄だということが、伝わってきます。みんな寒い寒い言ってるのに「ここは空気がきれいで素晴らしいです」ってニコニコしてるんだもん。記者の人も「カロリーナの態度は立派です」と褒め称えています。
この、気ぃ使いなところが、もしかして、気弱さに繋がっているのかもしれませんが、優しく心が暖かいことは明らかに彼女の美徳なので、ぜひ、ここはミヒャエル・フースコーチに頑張ってもらって、「君が女王だ(toニコライ・モロゾフコーチfrom安藤美姫選手。コストネルさんもヨーロッパ女王なんだからこれくらい言っちゃってくださいよ!)」「君が誰だか忘れるな(toラファエル・アルトゥニアンコーチfrom浅田真央選手。かっこいい~! マンガのキメ台詞みたい)」と、さんざんに褒めちぎって、メンタルを落ち着かせてあげて欲しいです。いや、この台詞まんまでなくてもいいので、コストネルさんに適した言葉で!
一方のトマシュ・ベルネル選手は、昨年度1位、2位の選手と同大会のアサインに「正直キツイ」と言っちゃうあたりが彼らしい。ロシア杯が良かったと言ってますけど、でもねえ、ジョニーが調子を上げていますし、ランビエール選手も復調してくるでしょうし、ロシアも甘くはないと思いますよ。そもそも、今季アサイン発表時には、ロシアにはプルシェンコ選手が入ってくる可能性があったわけで、そしたら、甘いどころの騒ぎではなかったことでしょう。
もしかして、両大会ともアウェイってことで心配しているんだったら、少なくともNHK杯でその心配はない、と申し上げたいです。日本にもベルネル選手のファンは急増中ですから。仙台のアリーナに、チェコの国旗がいっぱい翻ると思いますよ~。日本のスケートファンは、どこの国の選手のことも一生懸命応援するので、元気一杯の演技を見せていただけるとうれしいです。コストネルさんもね。
それにしても、暖かい土地柄でもないはずのドイツの高地、オーバースドルフで練習している人たちが、いまの時期ですでに「寒い!」と音をあげるスウェーデン。3月ってどんな気温なんでしょう。日本から世界選手権観戦に行くんなら、ホッカイロ山盛りに持ってったほうが良さそう?





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