icenetwork.comに、ラファエル・アルトゥニアンコーチの、スケートカナダを終えてのコメントが掲載されています。こちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20071103&content_id=36202&vkey=ice_news
タイトルは『More quick hits from Skate Canada』、これがねえ、日本語の意味がわからないんですよ。単純に直訳だと「スケートカナダからの、より速いヒット」ってなるんですけど、より速いヒットってなにさ。手ごたえって意味かなあ。
こちらの記事を本日は、抜粋して日本語に書き取ってみようかな、と思います。
いつもの言い訳ですが、灰原の英語力はきわめて低く、書き取りは機械翻訳を、日本語に整形したていどのもので、読み取り間違い、勘違いは充分にありえます。わかんないところは飛ばしたり、想像の翼で補ったりします。
なので、できたら、原文もお読みいただけると、うれしいです。
【スケートカナダからの、より速いヒット】
11/3、ケベックシティ。ラファエル・アルトゥニアン氏は、スケートアメリカで、女子シングル選手の演技について、テクニカルコーラーがダウングレードしたトリプルジャンプの、その驚くべき数について、批判的です。
かつてミシェル・クワンを教え、現在は日本の浅田舞・真央姉妹の指導にあたっているアルトゥニアンコーチは、レディング(スケアメ開催地)で起きた状況についてコメントしました。
「私はこの新しい審判システムを好みません。ルールは変わり続けています。審判団がなにをしようとしているのか、誰も把握していません。みんな混乱しています。今回のルール改正は、システムをより公平にするためのものだと思われていましたが、じっさいは厄介ごとをもたらしました」
スケートカナダ女子ショートプログラムでも、ダウングレードの波は続きました。
アルトゥニアン氏は、ルールは、演技においてなにを実施するべきか理解している必要があるスケーターにとっては、つねに影響を及ぼすのだと語ります。彼は、システムの不都合がすべて解消されるまでは、新しいルールはジュニアレベルにのみ導入されるべきだったという意見です。
「なにかを変えようとするとき、どんなスケーターにでも痛みがともなうものです。私がともにやってきた、ミシェル・クワン選手やジェフ・バトル選手のような一流スケーターたちでも」
アルトゥニアン氏は、ジュニアを育てるために新システムの重要性を、シニアを判定するためのそれと比較して、このように語りました。
「ジュニア選手が正しい技術を身につけて育つことを望むなら、小さいときから彼らに、なにを実施すべきか、教えて育てなければなりません。彼らは25歳になったら、過去に好きだった方法を使おうとします」
アルトゥニアン氏は、また、このようにも言いました。
「ISUが警察官だとすると、コーチは両親みたいなものです。官憲の定義する規則に基づいて育てられてこなかった子どもが、規則について警察官とぶつかるのは、普通ですよね」
うむ、アルトゥニアンコーチ、ずいぶん思うところがおありのようです。
新ルールに対して不満がある、というより、新ルールの、ジャンプの判定について主に、意見がある、というふうにお見受けします。たしかに、スケアメのダウングレードちょっと凄かった。キャロライン・ジャン選手とか、滅茶苦茶でしたもんね。
スケカナは、スケアメよりもダウングレードとか、不正エッジが甘いな、という気がしたんですが、それでも新ルールへの不信感は、まだ払拭しがたい、ということのようです。
ジュニア選手たちに、正しい技術を学ばせるための契機として、ジュニアに新ルールを適用することについては、効用がある、と、アルトゥニアン氏も考えているもよう。問題はベテランスケーターたちで、いきなり事後立法でベテランのハシゴを外すのはいかがなものか、という意見は、「両親」であるコーチだからこそだな、という気がします。
アルトゥニアンコーチは、選手にたいしてとても愛情ぶかいのですねー。真央ちゃんとのキスクラでのやりとりとか見てて、そうだろうな、と言う気はしてたけど。
コーチや選手に考えがあるように、ISUにも考えがあるはずで、どっちが正しいかとかは、1ファンにすぎない灰原にはよくわかんないです。
ただ、スケアメで発生した混乱は、現場の予想を超えていたんだな、と思いました。
今季1年やってみて、なんとかシステムが安定したら、来季また規定が変わるとかいったら、今度は暴動が起こりそうだなあ。
スケアメ、スケカナ、と見てきて、今回の新ルール改正で、多少得点のつきかたとかプログラムとか多様化したかな? と、なんとなく灰原は思いました。システムがもうちょっとこなれてくるまで、ジャッジ側も選手側も大変だと思うんですが……頑張って欲しいです。
さて、icenetworkのこの記事には、川口悠子&アレクサンダー・スミルノフ組のコーチ、タマラ・モスカヴィナ女史のコメントも掲載されています。
やはり北米では、どうしてもソルトレイクの、サレー&ペルティエ組のイメージの強い「ある愛の詩」を、川口&スミルノフ組に滑らせることについて「ソルトレイクから5年たってますし、どの選手がどんな音楽を選ぼうと自由だと思います」と、うそぶくモスカヴィナ女史。「ほんとうは、この曲を、ベレズナヤ&シハルリゼ組に滑らせたかった」と、仰天の計画を告白していたりします。
やっぱりけっこう、この話題、報道されているみたいですね。必ずしも好意的な論調ばかりではないようですが。モスカヴィナ女史ご本人が、北米では敵役イメージだからなあ。
……でも、こうやって話題になればそれこそじつは思う壺なんですよね、モスカヴィナ先生? 川口&スミルノフ組の名前が売れますもの。
川口悠子選手は、べつの記事で「オーバーターンはしてしまったけれど、ISU競技会で、世界で始めてスロークワドに挑戦できたことはうれしい」とコメントを出していました。
次戦はロシア杯。スケカナから2度めの、サフチェンコ&ソルコビー組との対戦があるほか、ロシア杯には中国のジャンジャンズもエントリーしてますし、ロシア国内最大のライバル、ムホルトワ&トランコフ組もエントリーしてます。なかなか厳しいメンバーです。
ロシアで、スロークワドが成功するといいですね! 頑張って!
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