もうちょっとスケートアメリカのハナシ。
今回のスケアメは、全米スケ連肝煎のスケート専門ネットテレビ『ice network』でストリーミング配信されています。有料になりますが、いまでも配信はつづいていまして、製氷タイムさえもノーカットの全日中継も見られます(いや製氷タイムはカットしてくれていいんだけど…)。HPはこちら→ http://www.icenetwork.com/events/detail.jsp?id=34504
ここのHPで、無料のコンテンツとして、公式練習の動画が公開されているってのは、以前のエントリーに書いたんですけども、その練習動画のリンクの上のあたり、右側のメニューバーの『PHOTO GALLERIES』というコーナーで、スケアメの写真がたくさん公開されています。
日本の報道ではとんとお目にかかれなかった、アイスダンスのキャシー&クリス・リード組のフリーダンスの写真もありました。リフトのときの写真で、キャシーちゃんは非常に綺麗に撮ってもらえてたんですが、クリス選手は見事に顔が写ってません。ひどい。
そんな『PHOTO GALLERIES』、エキシビジョン、女子シングルフリー、女子シングルショートプログラム、と、カテゴリーごとに写真が集められているのですが、なんと、高橋大輔選手だけ別立てで写真が集められているのを発見しました。『Daisuke Takahashi takes gold at SKAM』と題されたリンクがそれです。
地元アメリカで大人気のベルビン&アゴスト組も、キミー・マイズナー選手も、同じ金メダリストだというのに独立したコーナーなんか作ってもらってないのに、高橋大輔選手の演技は、ice network担当者のお気に入りだったもよう。なんだかうれしいですね!
しかし……表彰台に、エヴァン・ライサチェック選手と高橋大輔選手、パトリック・チャン選手が3人並んでいるところを見てつくづく思うんですが……ほんとにパトリック君、まだ16歳なの!? 異様な落ち着きぶりです。おじいさん先生が大好きなために、本人も枯れた風情なのだろうか。縁側で古漬けをお茶請けに番茶すすってても違和感ないよ!!
エヴァン君のコーチの、フランク・キャロル氏もおじいさん先生だけど、エヴァン君は若々しいですよね。大人びているのは、やっぱ本人の資質かな。
パトリック君があまりに大人びているのでうっかり見落としそうになりますが、男子で16歳でGPS表彰台というのは大変な実績です。今季GPS出場者のうち、男子最年少じゃないですかね。違うかな。
この落ち着きぶりで、浅田真央選手やキム・ヨナ選手と同い年、つーか3ヵ月ほど弟分だというのは信じがたい。驚きです。
地元カナダのバンクーバー五輪も当然目指しているんでしょうが、充分ソチまで現役でいける年齢ですよね。だってソチでだってまだ23歳ですもん。
ミラ・リョンちゃんといい、パトリック・チャン君といい、カナダスケ連は自国開催スケカナには次代のエースは持ってこず、他国で試合させる方針みたいですね。エース格のお兄さんお姉さんたちとポイント争いすることにもならないし、選手本人も経験になるし、いいんじゃないかな。カナダの未来はソチまで安泰……な気がしました。なんとなく。
さて、そろそろスケートカナダの話題を。
日本男子のエントリーのないスケカナですが、テレビ朝日さんの公式HP(こちら→ http://www.tv-asahi.co.jp/figure/
)を見ると、男子SP、女子SPと女子フリーという放映予定なんですが……あの、男子フリーは???
スケカナは日本男子のエントリーがないので、あるていど覚悟はしておりますが、ブライアン・ジュベール選手とジェフリー・バトル選手くらいは、SP、FS、2本そろえて見たいものだなあ、と思います。
まあ、スケカナは、中国杯の放映予定に比べれば、枠はあるほうだと思うんですが……テレビ朝日公式HPによる中国杯放映予定は、【11月10日(土)よる 7時00分~7時57分】で、1時間だけなんですよ。
……うーむ、村主選手と柴田選手とキム・ヨナ選手、あと、よくてキャロライン・ジャン選手かカロリーナ・コストネル選手かどっちかのフリー映したら終わっちゃうのでは? スケアメの男子のように、深夜枠でなにがしか放映があることを期待したいものですが。
まあ、中国杯のハナシはとりあえず置いといて、スケカナのハナシでした。
スケートカナダで初戦を飾る、カナダスケート界のエース、ジェフリー・バトル選手とジョアニー・ロシェット選手の記事を見つけました。こちら→ http://www.canada.com/topics/sports/story.html?id=d70dce96-8581-4ae0-ac24-e0fe5fe3ba04&k=43846
記事タイトルは《Skaters Buttle, Rochette thinking big》。日本語にすると、「スケーターのバトル選手とロシェット選手は、大きいことを考えている」大会直前のふたりのようすが記事になっています。ちょっと抜粋して日本語に書き取りしてみますね。
例によっての前置きですが、灰原は英語力がほとんどないため、これからお目にかける文章は、元記事を機械翻訳したものを日本語らしく書き取っただけのものです。勘違いや読み取り間違いもあると思います。わかんないところはかなり想像の翼でおぎなっちゃったり、それに抜粋もしますので、よろしければ原文もお読みいただけるとうれしいです。
《スケーターのバトル選手とロシェット選手の考えは大きい》
2010年のバンクーバー五輪までのあいだ、同じ質問を受け流す心構えを、ジョアニー・ロシェット選手とジェフリー・バトル選手は固めています。
「クワドの調子はどうですか? ジェフ」
「3+3には挑戦するつもりですか? ジョアニー」
現在カナダの王であり、女王である彼らは、ふたりとも、もはやビッグジャンプなしでは済まされません。
ジェフリー・バトル選手は25歳、ジョアニー・ロシェット選手は22歳。ジャンパーへ転向するには、遅い年齢です。
トリノ五輪銅メダリスト、ジェフリー・バトル選手は言います。
「美しいプログラムを滑ることは意味深いと、いまだに僕は思っています。しかし今後、クワドなしで国際大会の表彰台に上がれるとは思えません。東京ワールドで起こったことは、将来にわたる状況をしめしていると僕は考えます。
僕はいまもクワドの訓練を続けています。カリフォルニアでトレーナーとともに取り組んだ夏のあいだのオフアイストレーニングは、僕にずいぶん希望をもたらしてくれました。今季中には技術は完成するでしょう。
僕がジャンプの練習にかじりついているのが、珍しく見えるのはわかっています。僕にとってこれは経験しなければならないプロセスなんです」
バトル選手は、スケートカナダで、昨季世界チャンピオン、ブライアン・ジュベール選手を含む12人の選手と競います。
カナダ選手権の3年連続チャンピオンであるジョアニー・ロシェット選手にとって、東京ワールドでの成績は、思わしいものではありませんでした。たとえフリープログラムで5位に入ったとしても。
ジョアニー・ロシェット選手は語ります。
「上達は、ステップ・バイ・ステップなんですよ。4年前、ルッツの習得に取り組んでいたとき、わたしはいまと同じようなプロセスを体験しました。そしてルッツの習得には2年かかったんです。
バンクーバーオリンピックまで、あと3年です。もうそんなに時間はないですね。みんながわたしに、トリプルトリプルについて訊ねます。
もうちょっと若かったら、わたし、すぐにトリプルトリプルにチャレンジしたと思います。でもわたし、去年一年、挑戦について考えてしまったんです。いまは、結果がどうなるとしても、挑戦しなければならないと考えています。挑戦は遠い未来への投資です。たとえ今年、完璧に成功できないとしても、わたしは始めなければなりません」
ジョアニー・ロシェット選手は、スケートカナダで、全米選手権銀メダリストのエミリー・ヒューズ選手、そして、昨季世界選手権銀メダリスト、浅田真央選手らと競います。
はい、書き取り終了です。お疲れさまでした!
昨季東京ワールドの表彰台、男女とも、壇上に上がった選手たちは、男子は4回転ジャンプ、女子は3+3を成功させていました。
東京での結果が、カナダの男女エースを、ジャンプ習得に駆り立てた……ということのようです。
ジェフリー・バトル選手にしても、ジョアニー・ロシェット選手にしても、自分の挑戦についてメディアに秘密にせず、コメントを発表しているために、今後バンクーバー五輪が近づくにつれ、メディアから「ジャンプの調子はどうですか?」と聞かれ続けなければならないでしょう。そのプレッシャーを含めて、引き受けて、これから挑戦していく、ということのよう。バトル選手も、ロシェット兄さんも、気持ちが強いなあ。
スケカナでふたりとも、挑戦中のジャンプを跳んでくるのかな? 悔いのない演技が見たいですよね。頑張って欲しいです。
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