動向が気になる有力選手のひとりである、カナダのジョアニー・ロシェット選手の来季プログラムについての記事を見つけましたのでリンクしておきます。こちら→ http://www.canada.com/topics/sports/story.html?id=d495d9c1-0f79-45f5-a061-7c7c866cee31&k=41136
 
記事タイトルは『Rochette develops new short program』、ロシェットは新しいショートプログラムを開発する、というようなタイトルです。
東京ワールドで総合10位に終わったロシェット選手ですが、その結果には彼女自身満足がいっていないようで、こんなことを言っています。
"I was very disappointed in the result. I had a mistake on the footwork, but that only cost me one point. I would have been 15th. They just didn't like what it did for my skating," Rochette said. "The new one is more classical, to Tchaikovsky."
(SPの順位には)わたしはとてもがっかりしました。たしかにわたしはミスをしたけれど、それはたった1点のマイナスでしかありません。にも関わらず、わたしはSP終わって15位だった。
ジャッジにはわたしの演技が、プログラムが、気に入らなかったんです。
新しいSPはとても古典的です。音楽はチャイコフスキーを選びました。
昨季のロシェット兄さんのプログラムは、ジミ・ヘンドリックスの音楽を使ったもので、ジャッジにアピールするためにはよろしくない選択だった、と、チームカナダのスタッフたちは判断したようです。ロシェット兄さんの雄雄しく妖艶な雰囲気によく似合う、素敵なSPだったと思うのですが…。
勝つためにはクラシックが有利だ論争って、旧採点法のころには散々言われたものですけど、いまだにやっぱりそういうところはあるのかな。んー、女子にはあるかもしれないですね。男子はけっこう、斬新な音楽使ったプログラムでも高得点が出てるような気がするんだけど。
プログラムをクラシックにし、印象点対策を取ると同時に、ロシェット選手はエレメンツの改良にも着手したそうです。ようするに、トリプルトリプルコンビネーションの取得です。
昨季のロシェット選手のプログラムは、3Lz+2Tコンボまでしか入っていなく、四大陸でSPトップに立っていながら、FSで3Lz+3Tを降りたキミーに逆転を許してしまったあと、インタビューで「わたしはトリプルトリプルから逃げない」と、たしか語っていたように思います。ああ、バンクーバーでメダルが、どうしても欲しいんだなと思ったんですけど、あれからわずか半年ちょっとで、トリプルトリプルをもう取得したっていうのは、ちょっとすごいと思います。
ロシェット選手が獲得したトリプルトリプルジャンプは、3F+3T。キム・ヨナ選手、エレーネ・ゲデバニシビリ選手、カロリーナ・コストネル選手と同じです(コストネルさんは最後にさらに2Tをつけた3連コンボが得意技ですが)。トリプルトリプルが安定すれば、ほかのエレメンツはもともとトップクラスの実力を持つロシェット選手ですから、一気にワールド優勝候補にもなると思います。
オフアイスシーズン中、ロシェット選手は、なんとトリプルアクセルの練習にも挑戦したそうです。すごいな! しかし、訓練中にあまりにも怪我をしつづけたため、トリプルアクセルの練習は取りやめ。「わたしが勝つためには、トリプルアクセルは必要でない」と見切ったもよう。トリプルアクセルよりも、新採点に対応したスピンなどで加点を狙っていく方向に、アタマを切り替えたようです。
ただいまデヴィッド・ウィルソン氏と振付調整中。ウィルソン氏から「猛烈な要求」をつきつけられているというロシェット兄さん。今年から大学のコースをとっていて、選手生活が終わったあとは、理学療法士になりたい夢があるそうです。
たしかに。フィギュアって怪我しやすい競技だから、競技がよくわかっている理学療法士の人がいたら、ずいぶん選手たちもうれしいですよね。
だけどまあ、そっちの夢はいまは置いといて。いまは全力でスケートに打ち込む覚悟のジョアニー・ロシェット選手。スケカナで3F+3T着氷なるか!? 楽しみですね!
 
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