箱根の山は天下の険♪
このあいだ、うっかりブログに、『箱根八里』と書いてしまってから、このメロディーが頭に残っちゃって離れません。
……どうしてくれるんですか、タマオさん(人のせいにしないように)。
箱根といえば、やっぱり灰原が思い出すのは箱根駅伝です。予選会も終わって、今年も出場校が出揃いましたね。
箱根駅伝の楽しみのひとつは、アナウンサーさんの実況ですね。各大学ごとに違う枕詞が設定されていまして、たとえば「藤色のタスキ」と言ったら駒沢大学ですし、「フラッシュイエローのユニフォーム」と言ったら中央学院大学、「鮮やかなプルシアンブルー」といったら山梨学院大学のことです。
ブルー系のユニフォームやタスキを使っている大学はとくに多いので、言い回しに工夫がこらされます。鉄紺とかスカイブルーとかマリンブルーとか。
今年の灰原の注目は「茄子紺のタスキ」順天堂大学の今井正人選手。今年と去年、2年連続で金栗四三杯(大会MVPですね)を獲得した、箱根駅伝史に残る(まだ現役だけど言い切っちゃう)名ランナーです。
今井選手は「山登りのエキスパート」。今年も去年も第5区、小田原中継所から芦ノ湖まで走っています。この区間は、アップダウンが激しいなんてものじゃない、ほとんど平らな道がないくらいの厳しいコースで、さしも精鋭の駅伝ランナーたちもバテちゃうんですけど、今井選手はまるで平らな地面みたいに軽々と走るんですよ!
とくに、去年の今井選手はすごかった。抜きも抜いたり11人ゴボウ抜き! 駅伝の醍醐味を見せていただきました。灰原家はお正月の朝から、テレビの前で大騒ぎでした。
今年の全日本大学駅伝では、山梨学院大学モブス選手の猛追をかわしてゴールした今井選手。「山登りだけではない自分も見せたい」というようなコメントを出してらしたので、今年は5区じゃないのかな??? 何区を走るにしても、要注目です!
そういえば、F1ドライバーの片山右京さんは、高校時代駅伝のランナーだったそうですね。F1ドライバーは、たいがい幼いころからカートに親しむものだけど、片山さんは18歳で普通自動車運転免許をとってからレースの世界に入られたそうです。それでF1まで上がっちゃうんだから、驚きの遅咲きですよね。
フィギュアスケートの村主章枝選手も、本格的に競技を始めたのは15歳からだそうなので、こちらも驚きの遅咲きです。いまの浅田真央選手とかと同じくらいの年頃から始めたということですよ。たいがいのトップ選手が10歳になるまえから厳しい訓練を重ねている世界で、遅く始めた村主選手があの位置までいくためには、才能ももちろんですが、相当の努力が必要だったと思います。
村主選手のつぎの演技が見られるのは、グランプリシリーズ最終戦・NHK杯ですね。ファイナルに行くためには、おそらく2位以上入賞が必要だと思われるんですが、NHK杯には、浅田真央選手と中野友加里選手も出るんですよ。彼女たちもそれぞれ、3位以下だとグランプリファイナルは厳しい……。
みんなに頑張ってもらいたいけど、誰かは負けてしまう。スポーツって、勝ち負けがあるのがいいところで、つらいところでもありますね。
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