「頭を冷やせ」「大切になんてされてない」
あの一言を言われてから、もう何ヶ月も経った。
日々は過ぎて、転勤先で忙しさにまぎれてるはずなのに、ふとした瞬間に、普通にAyを想ってる自分に気づく。

なぜだろう。
あなたの顔を思い出すと、胸の奥がじんわりとあたたかくなる。
それは、切なさとはちょっと違って、何かもっと深くて、やさしくて、消えないぬくもりなんだよなあ。

いつもは通勤路にある神社でAyの健康と活躍を願い手を合わせていたんだけど、ここには近くに神社などはなくて、変わりに空をみながら手を合わせているよ。

心の整理なんてつかないよ
体のどこかがまだ、あなたに反応してる。
愛しいな。
会いたいな。
たぶん、これが「本当に大切だった」という証なんだろう。
でも信じてはもらえないかもだけど、
ずっと思ってるよ。

今はもう前を向かないといけないし、
過去にしがみつくつもりもないけれど、
今の自分を愛しく思ってほしいから。
それでもこの想いが、どこかで静かにあたたかく残り続けるなら――
それはそれで、悪くないって思えるようになった。
いつかこの気持ちが、伝わると信じて。