・・・何時だろう、あの世界に降り立ったのは・・・・・
あの人が通った道を、階段を登りたいと思ったのは何時からだろう
自分への楽しみは最後でいい、その人はそう言った。
それまでの自分は、もっと上に早く上がりたい、自分だけ得したい、
そう思ってばかりだった。
ある日、クエストがクリアできず長い時間待ちぼうけの自分に
「どうしたの?手伝おうか?」
そう話しかけてきたのは自分よりかっこよく、装備も凄い、一人のエルヴァーンだった
訳を話し、緊張気味の私を、色々な話で、笑いと雑談を交えながら目的地に進んだ。
上手くいかなくてイライラしてる自分の気持ちが少し晴れたような気がした
あっさり、私の目的の物を入手して、帰る途中、私はその人にこう言った
「何で、他人が得するようなことをするんですか?自分が得することはしないんですか?」
不謹慎であろうが、ついチャットを打ってしまった自分がいた
短い沈黙の後、こう言った
「自分は、最後でいい、どうしてかはわからないけど、そうしなきゃ!って思うんだよね。」
そう言われて、自分のイライラが恥ずかしく思えた。
小さいことにイライラの自分が恥ずかしくなった、こんなプレイヤーさんがいた事に少し興味を持った自分がいた
別れの時、無理言ってフレンド登録してくれたあの人、その日すっきりした気分でログアウトした
それからその人がログインした痕跡はなかった、メッセージを飛ばしても何も返事が来ない
そう思いながら、数か月の月日が流れ、その人の記憶も忘れかけてた時の事
一通のメッセージが来た、贈り主はその人だった。
「心配掛けたみたいでごめんね、本当はこんなメッセージ打つんじゃなかったって思うんだけど
君にだけ伝えておこうと思ってこのメッセージを打ちます、
実は、あの日ひっそり引退するはずだったんだ。でも君を見ていたら初めの自分を思い出したみたいで、つい声をかけてしまった。もうログインしないかもしれない、君にさようならを言おうと思ってこのメッセージを飛ばします
でも、さようならは言えない、また遊ぼう!君にこの言葉を贈ります
じゃ、また遊ぼうね!」
それからあの人と会うことは1度もなく現在に至る
あのメッセージの後、少しでもと困っている人がいたら、手伝いは積極的にな感じでプレイしてる
他人からお人よしとたまに言われるけど・・・・
そんなこんなで今年もよろしく、FF11、今年もお世話になりますヴァナ’ディール。