小学校低学年くらいから自分の意志とは関係なく
色々な習い事が始まり、公文も通いだした頃。
今でも忘れられない思い出がある。
国語の『義務と権利』の漢字を書けという問題だった。
どうしても義務の方の漢字を思い出す事ができず、
「分かるまで帰らせない」と先生に言われ
分からないまま結局遅い時間になった為、
答えを教えてもらい帰ることになりました。
”一生ここから出れないかも”と不安もあったからか
泣きながら帰っている所を偶然仕事帰りの車に乗った父が私を見つけ、
その日の夜に母に
「もう辞めさせてやれ、この子を勉強の道に進めるのはかわいそうだ」
と言ってくれた。
私の唯一の味方の『父』
私を一人の人間として見てくれていた。
だが母はそんな言葉に一切耳を傾けるような人ではない。
良い学校に入る事がすべて。それがこの子にとっての幸せ。
