本格的に暑い日が続きます。

それだけでも大変なのに、保育園、幼稚園、学校で何種類かの感染症の流行が確認されています。

新型コロナや手足口病など。

ようやく治ってもすぐまた別の感染症に…といったお子さんも。

ひとり治って兄弟姉妹に…ということも。

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こどもは予期せぬ時に。

熱が出る

風邪をひく

おなかをこわす

ささいな病気は何度でもします。

こどもが病気になると困る…と言う親の皆さん。

それは、自分のスケジュールに影響するから。

こどもが家にいることで、自分の予定をキャンセルしなければならなくなってくるから。

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赤ちゃんの時は、ちょっと熱でも出そうものなら、心配で心配で…。

くしゃみをしていたら、慌ててもう一枚着せてみたり。

ちょっと便秘かもしれないと、一所懸命おなかをさすってあげたり。

夜中に何でもないことで、救急外来に駆け込んだ経験を持つ方も多いのに。

問題なのは、病気のこどもをひとりで残す場合があるということ。

病気のこどもを。ひとりで。

家に残される小学生は、どんなにか心細いことでしょう。

「だって仕事を休むわけにはいかないんだもの」

という言葉は、誰に向けられているのでしょう。

こどもに？

自分に？

試しに職場で言ってみては？

「帰ってあげて」と言われる場合の方が多いから。

何を大切にしなければならないか。

優先されるべきものは。

もちろんのことですが、

こどもにつきそうのは親でなくても構いません。

代わりに付き添ってくれる人をアテンドできたら問題なし。

出かけたいならば、すぐにその日にこどもを預けられる人を探さなければなりません。

「アメリカではね、ティーンエイジャー前の子をひとりで家に残すと逮捕されるのよ」と。

それは病気でなくても。

「ティーンエイジャー前」は12歳。なるほど、小学生までの年齢です。

病気のこどもをひとりぼっちにしませんように。

なにより、親の皆さま、ご自身もどうぞお気をつけください。

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