先日、母の健診に付き添って行った病院で、先生から
「体重が落ちないように気を付けてください。
毎日、体重を計ってくださいね」
と言われました。
なのでさっそく体重計をひっぱり出してきました。
昨年の5月、今のマンションに引越す際、
実家を整理している時に見つけた新品の体重計。
なぜか前の家に新品のまま箱に入って、ほこりをかぶっていました。笑
少し年式は古いけど、カッコいい。
マンションに引越してからも、
「いつか使おう」と思いつつ、そのままになっていました。
よっしゃー、とうとう使う時が来た!
今どきの体重計だから、家族一人一人の記録が残るはず。
「どれどれ、計る人の登録方法は?」
と説明書を見てびっくり。
【80歳までの人】しか登録できない!!
この超高齢化社会に?
えー、そうなんだ~
83歳の母は、この体重計には登録できなんだ…
母にそれを伝えると、
「あらぁ…、そうなの…」
と残念そう。
なので、体重計の使い方を教えた後、
「毎日計って数字を覚えて、それをカレンダーかどこかに書いておいて」
と言っておきました。
数字を覚えていられるか不安ではあるけど。
そして数十分後…
母は自分一人で体重を計ろうと試みたようです。
だけど、さっき教えたばかりの電源の入れ方を忘れたらしく、
「この体重計、計れないよ」
と私に言いに来ました。
電源スイッチも、母には少し分かりにくかったようです。
さっき言ったことを覚えられない軽度認知障害(MCI)の母にとっては、
ちょっとだけ残念な体重計でした。
だけどこれから毎日、体重の数字を覚えることは、
ある意味、頭の訓練になるかもしれない、と思っているところです。
さぁてと!
どんな展開になることやら。
ちょっと楽しみ。笑