他人事じゃないとおもいつつ
どこか自分と関係ないからと流してるニュースなんて、私達にはいくらでもある。
5、6年前に渋谷の塾で過ごした2週間をこんな事で思い出すことになるなんて。
人生って縁って ぐるっと回って予想もつかないことで着地するものね。
塾の休み時間、5人のお友達と一緒にお昼に行ったり教室で話したりしていた。
当時まだ日本でフェイスブックがあまり知られていなかった頃
感じのいい男の子とオーストラリアに行った女の子の事だけは今でも繋がっているので なんとなく覚えてる。
そんなフェイスブックでの繋がりで今回のことを知った。
また会おうね。なんて言って別れた夏が最後。
5、6年の間、この5人とは一度も会わなかった。
1年後くらいに誰かに彼女か彼氏ができたと 風の噂で聞いた。
フェイスブックでなんとなく みんなの近況を知った。
ああ、みんな大学受かったんだね。よかったね。
そんな風に思った記憶がある。
たったの2週間だったから授業で何を学んだのかも さっぱり覚えていなくて、
友達の顔までも曖昧なのに
唯一はっきりと覚えている記憶は あの感じのいい男の子と話した
アメリカのお菓子の話。
二人で塾の前の踊り場のソファーに座っていて
偶然 私がアメリカのキャンディーをいくつか持ってたの。
その中に小さなTwizzlers があって。
あまり美味しくないじゃん?、あれ。
でも
俺それ好き!って言うんだよ。彼。
アメリカに留学してたことがあってよく食べてたそうな。
とても懐かしがってた。
だからあげた。
そしたら 食べた瞬間に まずっ! って言ってて。
さっき好きだって言ったのに。
アメリカにいた時は美味しいって食べてたんだけど、
日本に帰って来て 食べてみたらやっぱりまずかった。
って笑いながら言ってた気がする。
そんな記憶をこんな形で思い出すことになったんだよ。
彼の名前が新聞に載ったの。
彼の友達がいろいろな彼とのストーリーをシェアしている中、
私の中の 彼のストーリーはあの長細い赤いグミ。
カンケイナイ なんて事は一つもない。
R.I.P
