逆側の街に住む
今日は以前の日記(LINK )で書いた江戸川の反対側へ自転車でお散歩してみた。
視界の抜けの無い街から抜け出したのが、印象的だった前回とは異なり、反対側の街ということにすごく感動した。
境界面の逆側というのはすごく興味深い。
本八幡の反対側は篠崎という場所です。
自分の住んでいる街のことをみんなは知りたがる。
それは、人間の本来持っている欲望のようなもの。
昨日から反対側のことが気になって寝むれなかった。
今日はその反対側へ行くことで寝れそうです。
話がそれましたが、反対側のことはすごく重要だということを僕は思った。
反対側のことが気になったのは、僕の住む町がどういう風にみんなに感じられていてどんな風に眺めているのかという事に起因しているように思う。
それは、僕という存在が微かながらでもどういった存在価値を帯びているのかという事にも関係している。
そして、僕は今日その場に立ったことで数パーセントだけ反対側の人の気持ちが理解できた。
ただそれは数パーセント。
地下鉄篠崎駅で降りる人のことが、ちょっぴり分かることで篠崎のイメージがちょっぴり出来る。
本八幡は写真のように、空に挟まれた街に見えている。
そして本八幡の人たちは自分達が雲の中の人間であることを知らない。
理解とは誤解の総体だとすら思えてきた。
ではまた。