私の周りでは「良かった」「観るべき」って言う感想の人が多かったので、悪の中にも正義があったりするのかと……おっと。
早速 感想を書きそうになってしまった。
写真の下から感想書きます。
今回、マジでネタバレ多いと思います。
写真の下からはご注意くださいませ。
今回に関しては、感想を読んで不快の思う方がいらっしゃるかもしれませんが、私のホント主観的意見なので、ご容赦頂ければと思います。
あの…今回ばかりは1人で見に行かなくて良かったと、心底思いました。
この映画は、私には受け止めきれない。
ホント、私の身体で起こったことといえば、腹痛、鳥肌、寒気、金縛り。こんな感じでした。
めっちゃ見てて苦しかったし、物語としてではなく、倫理観とか感情の理解が脳で処理しきれなかった感じです。
上記のこれらは、ホント「演出」「演技」「音楽」全てが凄すぎた故だと思います。
だから評価されているんだろうなぁ。と。
もうもうもう!!!
あの、人を殺めた後の安堵した顔 幸せそうな顔 ゆとりあるダンス 幸福感に満たされた音楽…全てが、私の感情と逆なのに、見ているもの聞いているものは、さらに逆に進もうとしてて、嫌なのにパワーで気持ちが引きずられていく感じがすごかったです。
音楽による内面描写と、表情によるもの。とにかく怒りが湧いてきたり、悲しみが襲ってきたり、それが普通の映画よりも自分により影響しているように感じました。
そして、同じ階の女性との出来事が全部「幻」だったことが突きつけられた時に、自分の中で何を信じて良いのかわからなくなるのと、ジョーカーにとっての真実は「幻」なのとで血の気が一気に引いていく感覚。
その後の物語が何を信じて良いのか不安と疑心で。。。
ホント 疲れました。
脳がパニック状態だったのか、エンドロールでは身体が動かなくって。。。。
この映画、私の中で初めて「見なくても良い」って友達には伝えそうです。あまりに気持ちが…。
アメリカンスナイパーやブラッドダイヤモンドとは、また全然違った角度から精神をライドオンされた感じです。
なんだろう。考えさせられる映画とかじゃなくて、ジョーカーに心を侵食された感じ…もはや襲われて帰ってきた感じが凄いです。
今度は映画館に暖かい物語を見に行きたいです。
ホント…死ぬかと思った。