トルコ旅行記2012（109）乙女の塔の物語

2012年


11月2日（金）


トルコ


イスタンブール


ユスキュダル

ユスキュダル…

古くはギリシャの植民市として
また、東西の交易の十字路
隊商貿易の終着地として栄えた。



行き交う人は多いが
スルタンアフメット地区のような
華やかさは一気になくなり
味のある古ぼけた街並みに…
観光客もまばら…

さっきモトル（水上乗り合いバス）から見えた
乙女の塔に向かって歩く海沿い散歩。
遠くにスルタンアフメット地区のブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿がみえる…

「乙女の塔」の物語…

昔々
王様のもとに自称占い師がやってきました。

自称占い師は王様に
「あなたの娘は16歳の誕生日を迎えると
毒蛇に噛まれて死にます…」
と告げる。

それ以来
王様はこの塔に娘を閉じ込め守り育てた。

月日は流れ…
娘が無事に16歳の誕生日を迎える。

王様は
無事に誕生日を迎えた娘を祝うため
果物をいっぱいにした籠を持って娘に会いに行った。

しかし…
籠の中には毒蛇が紛れ込んでいた…

そして、予言通りになった…

と言う悲しい物語。




今はというと
海上レストランとして
オシャレな人気スポットとなっている。

↑対岸から渡し船がでているが
有料（結構高いようなことが書いてあったと思う）