妻が飯を食べないと思っていて、米の減りが早いことを不思議に思う状況、なんともおかしい。

頭の口はさておき、妻が飯を食べないと思っていた理由は、日本の東西で飯を炊く時間が違うことからきていると思っている。

食わず女房はやまんばだったので、彼女は天照大神の化身となり、西日本の人間となる。

「江戸は朝炊き 京・大坂は昼炊き」という言葉があるが、かつては日本の東西で炊飯時刻が違っていた。

食わず女房は東日本の男に嫁いできて、夫が仕事で出かけた後、昼に炊飯していただけのことなのかもしれない。

 

頭の口が後頭部についていたなら、それは後ろの正面ということになり、かごめ歌を解き明かすと浮かび上がる食わず女房の正体がイザナミであり、追いかけられたのはイザナギということになる。