はぐれ国語教師純情派~その華麗なる毎日~ -2ページ目

はぐれ国語教師純情派~その華麗なる毎日~

国語教師は生徒に国語を教えるだけではいけない。教えた国語が通用する社会づくりをしなければ無責任。そう考える「はぐれ国語教師純情派」の私は、今日もおかしな日本語に立ち向かうのだ。

 連日、パリオリンピッテレビ観戦観戦に夢中です。

 日本におけるスポーツの競技人口を調べてみたことがありますか? 中学校の部活動で行われる競技に限定してみるなら次のような結果でした。いろいろな順位の算定方法があるようなのですが、これは、「1年間でそのスポーツを1回でも行った人口」という算定での統計結果です。

 

 1位 水泳      (1,243万人)

 2位 野球      (814万人)

 3位 サッカー    (814万人)

 4位 卓球      (766万人)

 5位 バドミントン  (756万人)

 6位 スキー     (609万人)

 7位 テニス     (563万人)

 8位 バレーボール  (514万人)

 9位 バスケットボール(486万人)

10位 ソフトボール  (302万人)

11位 剣道      (69万人)

12位 柔道      (65万人)

 

 第5位の人気スポーツであるはずのバドミントンですが、どうもレクリエーションとしての認識が強いのではないでしょうか? かなりハードな競技なんですけどね。いろいろな体育施設に行くと、施設内の表示に「バトミントン」と記載されている場合があります。結構な高確率でね。

 私は数年間、県中学男子バドミントン選手団の監督をしていたことがありました。競技バドミントンに携わっていた立場からは、体育施設の表示に未だに「バトミントン」と表示されることには強い違和感を覚えます。日本人が、ちゃんと「バドミントン」という認識をする時期が来たなら、日本の競技バドミントンは今よりも一層強くなるのではないかと思われます。