「水森かおり」さんの新アルバム「歌謡紀行13」より新曲「♪氷見の旅」を聴く! | 音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

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等等。
時の流れのままに綴ります。

歌姫「水森かおり」さんの新アルバム「歌謡紀行13~島根恋旅~」より、

第4曲の新曲「♪氷見の旅」を聴きます。


恋人は心変わりをしてしまったのに、

海はどんなに白い雪が降り積もっても色を変えることはありません。


二つの島が寄り添う様な虻が島の光景に、

二人の過ぎた日々の思い出が空しく空に舞います。


「水森かおり」さんの美しく澄み切った歌声に乗せて、

別れてもなお恋人だった人の幸せを願う女性の、

哀れで健気な女心を清らかに高らかに軽やかに歌い上げます。


冬の番屋に 降る雪に

涙を凍らせ 歩きます

ふたり倖せ 夢見てた

あの頃が 恋しくて

海の色も 変えないで

雪は波に 消えて行く

心変わりを したのはあなた

泣いてひとりの・・・ 氷見の旅


白い息して 過ぎる旅人

あなたに空似の 背中を追う

ふたつ寄り添う 虻が島

思い出が 空に舞う

波の華よ 届けてよ

寒い胸に 春の日を

雪の立山 遠くに眺め

過去に別れの・・・ 氷見の旅


暮れて宿へ 辿る道

咲いて椿 紅の色

今はあなたの 倖せだけを

願う北陸・・・ 氷見の旅


願う北陸・・・ 氷見の旅


「水森かおり」さんの美しき澄み切った柔らかい歌声が、

確かな音感と確かなリズム感に支えられて、

冬の氷見の港の冷たく澄んだ風の色や、

別れてなおかつての恋人の倖せを願う女性の、

複雑で切ない女心を、

私の心の奥深くまで沁み込ませてくれました。


何と表現力のある素晴らしい歌声なのでしょう。


何と素晴らしい「♪氷見の旅」なのでしょう。


この「♪氷見の旅」も、すっかり私のお気に入りの曲になりました。


「水森かおり」さんはアルバム毎に、

4・5曲のオリジナル新曲を出します。


それが、毎回、どの曲もシングルで出して欲しい、

素晴らしいオリジナル曲ばかりなのです。


美しく澄み切った柔らかく切ない歌声、

抜群の音感とずば抜けたリズム感に支えられた、

類い稀な表現力によって、

どの新曲も素晴らしい出来栄えです。


まさに「水森かおり」さんは、「歌の女神の化身」です。


本当に素晴らしい「♪氷見の旅」でした。



ではでは。