食の芸術家 河原昭子さん 

 
 彼女は九州で名高い自然食レストランを長年まかされていた後、東京で寿司の修行も積み、野菜寿し等、自然食でありながらも、独創的で美しく、素材を活かした料理は天下一品。

 

そんなシェフに教えてもらいながら、

第12回 食の創造コミュ
ちょっと焦がしたりしながら(笑)わいわい 手作りしました。
 


仕込みは時間がかかっていますが、

どれもちょっとした工夫で、誰でも簡単に出来るものでした。

 

伊達巻は豆腐と卵と砂糖と塩のみなのに、とても満足な味。

 
きんとんは桂子さんが前日に4時間かけて焼いてくれた焼き芋で、

 
きんとんを包む皮は南瓜で色付けして、上に菊の花のグラッセが乗っています。

  
菊のほろ苦さと風味がとてもよく合いました。

  

くわいも、柚子の黄金煮も、干し柿のクリームチーズ巻きも、3日かけていますが、アクを抜くちょっとした作業をこなして、あとは時間をおくだけ。

 

巻き付けてある干し柿もの中のクリームチーズは、国産豆乳を自家製柚子の果汁で分離させ、重しをして水切りしたものです。

以外に美味しく、素材の味を活かすとは、こういうことなのかと、関心しきり。
 

 


醤油、味噌、鰹節、自然塩等、伝統作りの調味料を使い、やはり素材の味を強調したい為、味付けは薄目でしたが、体がほっとする味わいでした。

 

  低温で腐らない様に管理してきた やつ頭

 

 畑からゴボウを掘り、泥を落し

 長年種取りをしている神永家の大根と人参

 

そこで取れる新鮮素材を丸ごと使い、田舎を満喫する、
決して難しくない、
昔から食べていて、

でも斬新な、彼女のおせち作りは、皆に体験してもらいたい素晴らしい内容でした。
 


去年一年、始めての取り組みで、ぶっつけ本番!

価格もほとんどがボランティアの様な設定の中で、スタッフの桂子さん、便宜をはかってくれた常男さん、全面的に支え続けて下さった ひろみさん等、多くの人の支えにより、全ての回が一度も中止されることなく、この様に無事、12回を終える事が出来ました。

本当に人に恵まれた、素晴らしい一年でした。

  

 

今年は

毎月 第三日曜日の常陸太田朝市の出店後 11時~

 

もう少し計画的にしました(笑)そして、さらにパワーアップの素敵な企画を沢山用意しております。

 

今年も宜しくお願い申し上げます

m(__)m