私は弱いから、写真をおく
私をもう一度この世界に生み出してくれた万結里とバリーさん、二人の写真を。
抱きしめて確認する。
私はどう生きたいのか。


気心知れた人達と、ここで、
全く非営利での、
ただ皆で、大好きな里山文化と、大好きな美しい世界と、
大好きな人達を、大切に生きていける為のツールを作る
そんな活動をしようと思う。

子ども、お年寄りも、障害者手帳をもらった人も、どんな人も、
排除せずに一緒に生きていける地域社会。

仕事があり、それがその地でめぐり皆を生かす仕組み、
ボケてしまっても、寝たきりになっても、
一緒に生きていける仕組み、
相手への心使いが、ちゃんと形になって、相手や周りを生かす仕組み、
山里に住む多くの人は、祖先から受け継いだ土地を大変な思いをして守っている。
自分の代でつぶしたくはない、地域の為にも荒すわけにはいかない、ただひたすら次へと手渡す日まで。
彼らのつぎ込んだ膨大な労力と、思い、その恩恵を地上に生きている皆がどれ程受けているか、
私達は知らなすぎる。

私達を生かしてきた思いが、きちんと受け止めてもらえる時代を開いていこう。

私は、その時を必ず、私が生きているこの時代に、招きたいのだ。

この思いが昇華するとき、場に、全く新しい力が訪れる。
天から花が降るのが、皆にも見えるだろう。