人生で初めての、意識がはっきりしない中での転倒。
左前歯あたりと、右上の頭を打ったようで、右手人差し指の付け根の捻挫もあり、なんとか自力でベッドに戻りましたが、少し落ち着いてから、ナースコールで呼びました。
だからちゃんとトイレの時は、呼んでくださいって言ってたじゃん!的な雰囲気の中、下痢がひどくて間に合わなかった事や、導入剤で朦朧としており、正しい判断もできなかった事を伝え、すぐさま、頭を打っているので、CTと、レントゲン(歯も)撮りました。
結果は問題無しということで、とりあえずはホッとしました。
この事で治療が中断とか、本当に無理とか思って、ドキドキしました。
感染に気を付けなければいけないのに、唇は切れて、血が固まったような状態だし、歯は、少しぶつけたところが、軽い脱臼みたいな感じでいたいので、歯科の先生も、内側に少し押された感じになっているので、歯同士で少し固定して、噛み合わせでぶつけた歯に当たると痛いので、当たらないように、少し削って調整して頂きました。
この事により、導入剤はやめる事にしました。しかし、足がビリビリ痛くて眠れないようになってきました。
日中はそうでもないのですが、夜になるとビリビリ痛くて、もう何もできない、考えられない、みたいな状態になってきました。とりあえず夜は眠れなくても、昼にどこかで眠れるので、なんとか先生にも足の痛みを伝え、薬を増やしてもらったりしました。
そしてその頃から、激しい頭痛もはじまり、痛み止めをもらわないと、ズキズキ痛くて耐えられないようになりました。
下痢、吐き気、頭痛、倦怠感、足の痛み。
もう、地味にキツイ状態が続いていました。まぁ、こんな状態では、鬱になっても仕方ないとの見解を、心療内科の先生たちから頂きました。
ある意味、自分がおかしいわけではなく、こんなひどい状態なら、みんな耐えられなくなっても仕方ないだろうと言われました。
自分は先の見えないこの苦しみに飲み込まれてしまった感じでした。
自分の予想をはるかに超えてきたこの苦しみは、想定外だったと痛感して、やられてしまった感じでした。
しかし、翌日には、落ち着きを取り戻しました。
自分は戦わなけれならない。自分と。
そう、自分がより大きく構えて、この最大の山を乗り越えなければいけない。耐えなければならない。
あと、血小板の輸血も2回行いました。
あとは、回復を待つだけなのです。