約5年ぶりの記事になります。還って参りました。
2024年のブログ1本目『破墓(パミョ)』
この映画が素晴らしすぎて、思わず筆をとりました。



こんな厳重な墓の移し替え見たことない……みたいな厳重で念のいった儀式が!!
で〜!この儀式、何か見覚えあるなと思ったら…


中島哲也監督作『来る。』
ありましたわ。祝詞&念仏のオーケストラ。
破墓は風水師と巫堂のコラボなんで、そこまで異種合同儀式ではないんですが「下手に掘ったら死ぬ墓」との目に見えない命をかけたせめぎ合いは大迫力なんです…。
大迫力なんですが…なんというか、映画全体で見るとまだ始まってすらいないんですよね。
この儀式がスタートラインくらい。
墓は、掘ると、モノがたくさん出てくる。
もう出てくる出てくる出てくる出てくる。
都合の悪い、気味の悪い、正体不明の、謎の、命を脅かす何かが。
ネタバレになるので何も言えない。
はい。ここで豆知識。

韓国、実はキリスト教徒の人口が非常に多いそうです。
韓国映画好きなら常識かもしれない。
そして風水、これは古代中国の陰陽五行思想からくるようです。
で、巫堂(ムーダン)。韓国土着の宗教と仏教やら陰陽道がごっちゃになったやつらしい。
つまり何がいいたいかって言うと、一つの宗教観で語られた「霊」の話じゃないんですよね。
そしてそのやべえ墓のそばには謎の寺「保国寺」も。
つまり仏教も出てきた。
日本も古神道と仏教伝来、神仏習合からの神仏分離があったように、韓国にも歴史がある。南北の分断があり、日本との争いの歴史があり、国の問題、民族の問題を他の国と同じように抱える国です。
はい、なんかめっちゃ語ってますが、そこまで語りたくなるくらいに根が深い映画『破墓』
主人公たち4人は、その根っこまで掘らなければいけなくなる。
掘り尽くした先にあるものは、我々としても他人事ではなく、胸を熱く、そして体には恐怖の寒気がする何かが待ってます。

文句ない。文句ないです。俺も掘られました。掘り尽くされた。ブログ、また書くかという気持ちを掘り起こされました。
というわけで映画『パミョ』絶賛公開中です。
みんなで見よう、みんなで掘ろう!墓!
パ〜ミョ!パ〜ミョ!

