梅雨の合間というのに今日も暑いです。
この暑さの中、今年も活動体験教室が始まりました。
活動体験教室というのは、未来を担う子どもたちの「やる気や生きがい」「思いやりや人間関係構築能力」といった「生きる力」を育てるため、自然や文化、社会と触れ合う機会を子どもたちに体験してもらおう、というものです。
今年のテーマは、遠賀町では今年が町制60周年ということで、遠賀町の基幹産業である「農業」について深掘りしよう・・・ということで「農業づくし」のメニューとなっています。町内の小学生19名が参加してくれています。
初回の昨日は、オリエンティーングも兼ねて、シャボン玉遊び → サツマイモ畑観察 → バケツ稲づくり を行いました。
昨日は、とにかく暑い日でしたので、熱中症などが起こらないよう、こまめな水分補給、日差しを避ける などの最新の注意を払い、9:00~12:30 まで無事にスケジュールを遂行することができました。
バケツ稲つくりでは、JA北九州の職員さんから詳しく説明をしていただき、ひとりに一人づつバケツに苗を植えました。
JA北九州の職員さんの説明では、今回の苗は、「にこまる」という品種で、つやがよく、粘りの強い食味が特徴だそうで、11月ごろに収穫できるとのことでした。
バケツ稲を上手に作るポイントは・・・
①台風対策 ②スズメ対策 ③病虫害対策 ④水温管理 ということですが、職員さんの説明を聞きながら、米作りの大変さが身に染みました。
米という字は「八十八」という文字からつくられており、お米ができるまでは88回の手間がかかっている、と小さいころ、ひいばあちゃんからよく言われていましたが、昨日の説明でよくわかりました。
また私の米についての思い出と言えば、小学校4年生のころ、学校で稲作体験をしたのですが、その時、担任の先生が「稲の花はたったの2時間しか咲かないので、観ることは大変難しいです」といわれたため、ぜひとも稲の花が観たい・・・と思い、休み時間にせっせと田んぼに通い、1回だけ観ることができました。そのときの感動は、今も忘れることができません。あのときの感動を子どもたちにも体験してほしいと思っているのですが・・・
そこで・・・私もバケツ稲を体験することにしました。
収穫祭が楽しみです。