北部九州では、22日に梅雨明けしました。

 テレビで梅雨明け報道を聞いて、即、梅干しの土用干しをやったのですが、例年とはちょっと勝手が違います。

 

 「梅雨明け10日」と梅雨明け10日は、安定した晴天が続く、と言われているのですが、今年は油断大敵! ここ数日、お昼から、まとまった雨が降っています。特に昨日の雨のすごかったこと!びっくりです。

 

 空の様子を見ながら、外にだしたり、ウチのなかに入れたりと・・・今年は、6キロしか漬けていないので例年に比べると楽ですが、でも、大忙しです。

 

         

 

 でも、今日は朝からうだるような暑さで、雨の心配もないようですので、今日で土用干しは完了といたしましょう。

 

   

 

 

 

 数日前から、スズムシが鳴き始めました。

 

 最初は、透き通った「リーン、リーン」ではなく、濁った「リーン、リーン」でちょっと耳障りな音色でしたが、今は上手になりました・・・ウグイスと同じようにスズムシも練習が必要なのでしょうか。

 寝苦しい夜が続きますが、スズムシの音色を聞きながら眠るのは、なかなかいいものですよ。

 

 で・・・今朝、いつものように餌の取り替え、水分補給をしていると、なんと真っ白なスズムシが! まだまだ「子ども」のスズムシが多い中、ひと際、目立っています。

 

                

 

  脱皮前のスズムシです。

 卵で一冬越して、孵化して、少しづつ大きくなり、やっと「おとな」になりました。母親のような気分で、感動しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 チャレンジ中のバケツ稲ですが、順調に育ち、数日前から中ぼしに入りました。

 中ぼしというのは、それまで水の中で育てていたバケツ稲の水を抜く作業です。水を抜くことで、バケツの中の土は酸素を取り込み、根は水を求めて伸びるので、丈夫な稲になるとのことです。稲も鍛えることが必要なのですね。

 

 中ぼしの時期は、稲の茎数が20本、草丈が40~50センチ程度になったら、行うのですが、私、ちょっと油断していて、茎数が43本にもなっていました・・・

 

 一番最初にJA北九の方から、バケツ稲の説明をしていただいたときに、私的には、この「中ぼし」が一番、おおごとと思っているのですが~

 注意点としては、乾かし過ぎです。葉が細く丸まったり、黄色になったりすると水分不足とのこと。気温によっては一日で枯れることもあるそうです。

 わが家の中ぼし中のバケツ稲は、雨の入らない軒下(玄関先)に置いていますが、目が離せません。

 

             

 バケツと土の間に隙間ができたら、水を2センチ入れます。これを4回繰り返します。

 

 今年の夏は、子メダカ、子スズムシのお世話と・・・生き物観察に大忙しです。

        

 

 先日、「寿大学公開講座~防災の学び・取り組み~」に参加してきました。

 

 講師は、NPO法人KID’s work の大久保 大助さん・・・大久保さんは、遠賀町で行っている 子ども体験活動教室でコーディネーターをされている方ですので、応援かたがた、お話を聞きに行ってきました。

 

 講座の内容は、まずは、昨年の活動体験教室の取り組みの紹介があり、昨年は、川に囲まれた遠賀町の防災について勉強したのですが、パワーポイントでは、子どもたちのイキイキとした姿が紹介されていました。

 

 次に床下浸水の被害を受けたときの対応(床下浸水家屋の復旧作業の対応)を大久保先生が自らつくられた実寸模型でわかりやすく説明をしていただきました。

 畳をはがす → 荒床を外す → 根太を外す ことから始めて、床下に入って(もぐって・・・)の作業 など わかりやすく 説明をしていただきました。

 

 途中、実際にボランティアで災害地に行かれた方々に話を聞いたりして、泥を掻き出す作業の大変さを実感するとともに「使いやすい道具」を確保することの必要性を痛感しました。(柄の長いスコップよりもプラスチックのゴミ取りの方が使い勝手がいい、など)

 また、インパクトドライバー(電動ドライバー)の使い方も教えてもらい、泥を出すときの使う(えぶ)が方言ということも知りました。正式には、(てみ)(いしみ)というそうです。勉強になりました。

 

 機会があれば、防災士の集まりでもお話をしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 梅雨の合間というのに今日も暑いです。

 

 この暑さの中、今年も活動体験教室が始まりました。

 活動体験教室というのは、未来を担う子どもたちの「やる気や生きがい」「思いやりや人間関係構築能力」といった「生きる力」を育てるため、自然や文化、社会と触れ合う機会を子どもたちに体験してもらおう、というものです。

 今年のテーマは、遠賀町では今年が町制60周年ということで、遠賀町の基幹産業である「農業」について深掘りしよう・・・ということで「農業づくし」のメニューとなっています。町内の小学生19名が参加してくれています。

 

 初回の昨日は、オリエンティーングも兼ねて、シャボン玉遊び → サツマイモ畑観察 → バケツ稲づくり を行いました。

 

 昨日は、とにかく暑い日でしたので、熱中症などが起こらないよう、こまめな水分補給、日差しを避ける などの最新の注意を払い、9:00~12:30 まで無事にスケジュールを遂行することができました。

 

 バケツ稲つくりでは、JA北九州の職員さんから詳しく説明をしていただき、ひとりに一人づつバケツに苗を植えました。

 

       

 

 JA北九州の職員さんの説明では、今回の苗は、「にこまる」という品種で、つやがよく、粘りの強い食味が特徴だそうで、11月ごろに収穫できるとのことでした。

 

 バケツ稲を上手に作るポイントは・・・

 ①台風対策 ②スズメ対策 ③病虫害対策 ④水温管理 ということですが、職員さんの説明を聞きながら、米作りの大変さが身に染みました。

 米という字は「八十八」という文字からつくられており、お米ができるまでは88回の手間がかかっている、と小さいころ、ひいばあちゃんからよく言われていましたが、昨日の説明でよくわかりました。

 

 また私の米についての思い出と言えば、小学校4年生のころ、学校で稲作体験をしたのですが、その時、担任の先生が「稲の花はたったの2時間しか咲かないので、観ることは大変難しいです」といわれたため、ぜひとも稲の花が観たい・・・と思い、休み時間にせっせと田んぼに通い、1回だけ観ることができました。そのときの感動は、今も忘れることができません。あのときの感動を子どもたちにも体験してほしいと思っているのですが・・・

 

 そこで・・・私もバケツ稲を体験することにしました。

 

             

 

 収穫祭が楽しみです。