脱力系理学療法士の八木です。
今回は療法士の方向けの記事になりますが、
動作観察についての話です。
動作観察、、、。
みなさんも日頃の臨床でやってないなんてことはまずないと思いますが、
難しいですよね(>人<;)
特に新人の時や学生時代なんかは
何から見ていいかわかんないよ‼️
って感じでした。
とりあえず
「教科書通りの動きになっているかどうか」
だけを見ている感じでした。
でも実際それでは患者様の問題点を予測する事が難しいですよね
だって正常と違うってだけを見てたら
高齢者の動作なんてほぼ正常から逸脱しているし
割と軽傷の方の場合は、全然正常との違いがわからない
なんて事は多いと思います。
そもそも運動のパターンは生活様式でも様々なバリエーションがあるため、
正常と違うってだけを考えてしまうと
問題点が絞れ無いor問題点が見つけられ無い
ってことになりやすいと思います。
私も今臨床で6年目になりますが、
正直言ってまだまだだなと思ってます。
でも少しこんな感じで見ていけばいいのかな?というものならあります。
それは重心です。
身体重心は第2仙椎の前面にあると言われていますが、
正直そんなん目で見てわかるかい‼️
って感じですよね(>人<;)
そんな時は、
身体質量中心で見ると良いです^_^
質量中心とは
「物体の質量がその点に集中しているとみなせる点。物体が運動するとき、質点と同じ運動をし、重心と一致する。」
デジタル大辞林より引用
人の身体も物体なので
勿論この質量中心は存在します。
上半身の質量中心は第7〜9胸椎の高さにあり、
(胸骨剣状突起あたりですね)
下半身の質量中心は大腿骨の1/2〜2/3高さにあると言われています。
そしてこの上半身と下半身の質量中心を結んだ中点に身体質量中心があると言われています。
そのため上半身、下半身のどちらの質量中心が動いても、身体重心が移動する事になります。
運動時は基本的に足が地面についているので、
下半身の質量中心は基本的には動いていないことが多いです。
そのため動作観察時は上半身の質量中心がどのように動いているかを見るようにしています。
なぜ質量中心を見るのかと言われれば
それが一番簡単だからです。
先程も言いましたが、
動作というのは人それぞれの生活様式や加齢によって変化しています。
しかしその動作を成立させるため必要な要素というのは
基本的には変わりません
その1つに重心の移動があります。
立ち上がりを例にすると、
立ち上がりとは基本的に前に目的のものがあるか、用事がある場合に行うので、
重心を前方に移動させる必要があります。
そのため動作観察する場合はまず上半身の質量中心が前方に移動できているか、
詳しくいうと、上半身の質量中心が起立後に支持面になる足部の上に移動出来ているか、
これだけを見ます。
質量中心の移動が不十分である場合があれば、
どの関節が質量中心の移動を妨げているのかを確認するという順番で見ていく事で、
問題点も絞りやすいので混乱せずにすみますね。
少し参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます(≧▽≦)
参考文献
