イギリスで代替療法いろいろ

イギリスで代替療法いろいろ

~アロマや代替療法、そして日々のあれこれ

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百貨店のLibertyで、消しゴムを見つけました。

これ、なんと2,95ポンド!!!

日本円で550円くらいでしょうか・・・・
目を疑ってしまいましたが、
他の商品も同じように高いので、ただただ強気な値段設定なだけだと思います。
庶民には手が出きません

果物や野菜、乳製品など、日本よりお手ごろなものも沢山ありますが、
やはり大半のものは、物価の高さを実感させられます。

安くて質も良いものが簡単に手にはいる日本。
すごい国です。

Liberty

BS世界のドキュメンタリー「お金を持たない生き方」という番組を見ました。
(と、言ってもネットの無料動画で・・・)

NHKのHPの見どころから、内容を抜粋

元教師だったハイデマリー・シュヴァルマーは、14年前から“お金を使わない生活”を実践している。緊急のためのわずかな資金を残して年金も返 上、自分の考えに賛同してくれる仲間や知り合いの家を、転々として暮らしている。ハイデマリーにとって“豊かさ”とは、必要なものだけを手に入れること。 ある時は食料品店で掃除をする代わりに賞味期限の近い食品を分けてもらい、またある時は市場で捨てられた野菜や果物を拾って持ち帰る。

  

ハイデマリーはこうした生活を実践するかたわら、若者たちと物々交換のワークショップを開いて一緒にお金の価値について考えたり、自身の体験談 を語る講演活動を行ったりしている。国内外のテレビやラジオに出演し、司会者にいじわるな質問を投げかけられることも多い。ハイデマリーのことを、他人に 寄生する“パラサイト”ではないかという人もいる。しかし、父親の事業で貧しさと豊かさの両方を体験したハイデマリーは、カネによって価値が左右されるこ の大量消費時代に、違う生き方があることを示したいと話す。


この番組の前半を見ているとき、、
結局は、人に頼っている図々しい生き方なのでは?と思ってしまった。

食料品店で自分の出来ることリストのようなものを渡し、それと引き換えに余っている食品をもらう。
これってかなり勇気も図々しさもいること。

家を持たず、考えに共感してくれる支援者の家に泊まる。
旅行で友達の家に泊まらせてもらうだけで、迷惑にならないだろうか、お土産は何がいいだろうと、気になってしまう私からすると、滞在中一体どうやって過ごすのかと恐怖すら感じてしまう。

一番心配なのは、病気になったとき。
健康保険も解約してしまっている彼女は、自然治癒力で治すと言っている。
そんなこと可能なのか!?

色々悶々と考えてしまいました。
しかもちょっと彼女に不快感すら持って。


でも、
彼女の「お金を手放したら自分は自由になって、幸せになった」という言葉に、
何か自分の抱えている不安の解決に繋がる感覚があった。


専業主婦になってから、漠然と抱えている不安。
何か身になることをしなくては!
日本に帰ったときにまた働くためには、もっと今のうちに勉強しなくてはいけない。
でも、一体何をすればいいの?
やりたいことはなんだろう? 
私に向いていることは何か?

仕事をしていないから不安になったわけではない。
仕事をしているときから、きっとずっと同じ


この将来に対する漠然とした不安は、お金に頼る生活を手放さない限り、
一生付きまとうものだと気づいた。
いくら貯金があっても、もっともっとって思うと思う。

でも、お金に頼らないと割り切れたら、一気に世界は広がって、
すごく自由で幸せな気持ちになる。

そんなことをしたら、社会が成り立たなくなると考えるのが普通だけど、
でも、お金を稼ぐためだけに、人は働くのではないはず。

誰かの喜ぶ顔をみたい、役に立ちたいという気持ちで、働く。
余計なものを必死になって身の回りに集めて、
それを維持するためにさらに無理をして。
欲は尽きることがなく。

そんなことが無くなったら、すごく平和で幸せなのではないかと。










VISAの更新手続きのために、
イギリス第4の都市といわれるSheffieldに行ったのですが、
観光のために少し早めに行ったのにも関わらず、
ほんとに何にもなくて、なぜか腹が立つという出来事がありました。

無事にVISAの更新は終わったので、もう出来るだけSheffieldには触れずに終わろうと思っていましたが、
せっかくなので撮った写真を。


やはり、一番の見所

Winter  Garden



外が寒いときには、暖かいのでお勧めです。


寒い屋外を避けるかのように、
沢山人がいます。
(上の写真2つ参照)


観光客ではなく、地元の若者です。
この温室で暖をとっている若者が沢山います。

観光客は・・・・・
ほとんどいません・・・・・



この温室のすごいところは、
20世紀に作られたもっとも大きいガラスハウス温室だというところです。



すごい!? ・・・・・・のか、よくわかりませんが。


こんな感じですっごく微妙です。



横には、ギャラリーもあります。



他には、


噴水のでる広場がありました。


Sheffieldについては、もう書くことがありません・・・・・。





Sheffieldについてより、
帰りの電車内で無賃乗車する人と車掌さんのやり取りに遭遇し、
良い勉強になったので書きたいと思います。




Seffieldからドンカスターで乗り換えたのですが、
私たちが座った斜めの少し離れた席に、
アジア系?の男性一人が座りました。


なんか不自然・・・・・
きょろきょろしてる。
きっとチケットもってないだろうなぁと思いつつ、
あまり気にしていませんでした。




そして、車掌さんがチケットのチェックにまわって来るまで、
すっかりその人のことは忘れていました。



で、車掌さんが、その人のチケットをチェックするも、
チケット持って無かった。



やっぱりな。



罰金を払わされると思って、聞き耳を立てつつ、若干身を乗り出し気味で、
その人の様子を観察していると、


お金が全然足りなかったよう。



車掌さんは、
「次の駅で降りなさい!」とかなりキツイ調子でいうものの


その男性片言の英語で、
「ロンドンに行きたい!!」。


車掌さんは、
「お金がないから駄目。次の駅で降りなさい!」と言っている。


男性は、持っているお金を全部見せて、ロンドンに行きたい気持ちをアピール。


なんかちょっとかわいそうになってくる。



その後、車掌さんが携帯で同僚らしき人に電話をかけるためにその場を離れ、
しばらくして戻ってきた。



「席を立って、電車のドアのところに移動しなさい。」
(次の駅で降りるために)


男性はしぶしぶ移動。


そして、
何を思ったか、男性急にお腹をさすり、トイレに行きたがる。



車掌さん、しかたなくトイレを使わせる。




男性、トイレに篭ろうとする・・・・・
ま、そうなると思った。




なんとか車掌さんがトイレから引っ張り出す。





車掌さん、大変ですね。
ちなみに車掌さんは女性です。
やっぱりイギリスの女性って強いんだなと改めて思いました。




ドンカスターから一つ目の駅につくと、
駅で待機していた、駅員の男性が無賃乗車男を降ろすために電車に乗ってきました。



でも、必死で電車に残ろうとする無賃乗車男。




車掌さんが、「あなたが降りないと、電車は動かないから、どちらにしてもロンドンにはいけないわよ。あんまりしつこいと警察くるわよ」と言っていた。



最後は引きずりおろされる様な形で、
電車から下ろされていました。



無賃乗車男は、
それはそれは必死に叫び、もがいていました。


「電車にコンピューターを置いたままだー」
と叫ぶので、車掌さんが探すも、あるのは、黒色の大きなゴミ袋だけ。
(このゴミ袋は無賃乗車男のものだったらしく、後で車掌さんが回収していました。)




彼のコンピューターの在り処は、結局分からないまま、
無常にもドアは閉まり、電車は発車。




ホームを走り抜ける電車の窓から、
数人の警察官が走ってきていました・・・・・。




もし、私が億万長者だったら、
困っている人に切符代くらいあげるような人になりたいなと思ったのであります。


で、結局、イギリスで無賃乗車するのであれば、
見つかったら騒がずに次の駅で降りて、
また違う電車に乗って
少しずつロンドンに来たら良いのではないか?という結論に至りました。


おしまい。