大変ごぶさたしております。

もうブログはやめてしまおうかと思いしばらく離れてしまっておりましたが、節目のタイミングでもあり、ちょっとだけ更新してみようかなと思いたちました。

 

娘は5年生のカリキュラムを終えて、2月から新6年のカリキュラムに入ります。志望校はまだ未確定ではありますが、3-4年次に想定していたような学校を目指すことになりそうなので、想定どおりといえば想定どおりです。

 

そして、いよいよ東京・神奈川での中学受験は明日からが本番ですね。

今年受験の皆様が力を十分に発揮できることを心からお祈りしたいと思います。

 

1年後、我が家はどんな気持ちでこの日を迎えるのだろうかと思うと、少しだけそわそわします。

 

さて、この1年間、娘の勉強を以前ほどではないですが、やや遠巻きに伴走してみて気づいたことを少しだけ書き残しておこうかなと思います。

 

この1年で国語が安定してじわじわ成績が上がってきました。

4科目の中でもっとも、低迷してしまった際の対処法がわかりにくいのが国語じゃないかと個人的には思っています。

 

もともと娘はサピ偏差値で50前半から60前半くらいをいったりきたりしていた成績でしたが、コンスタントに60以上出せるようになってきました。

 

娘の国語力の不安定さの原因に気づいたのは、ある時、テストで出た文章を家で音読してもらって、自分も一緒に読んでみたことがきっかけでした。ところどころスムーズに読めていないので、単語の意味や言い回しの意味がわかっていないのでは?と疑い、質問すると案の定わかっていない言葉が多かったのです。

 

ある一定レベルまでは、国語力=語彙力、であると思います。小学生って大人のこちらが思っている以上に語彙を知らないケースが多いです。さらに厄介なことに、勝手に推測したりして知ったかぶりすることです。親が「え?そんな言葉の意味も知らないの?」なんて反応すると、ますます知ったかぶるようになります。うちの娘がまさにそうでした。

 

ある時から、言葉の意味を知らない前提で接するように変えて、いちいち、これはこういう意味だからね、と説明したり、これは意味わかる?と確認して、知らなくても驚いたり、馬鹿にしたりしないように心掛けました。(きっと教育熱心なご家庭では当たり前にやっていることかもしれませんが、我が家はこの点、意識が薄かったです)

 

さらに、語彙力系の問題集やサピの言葉ナビとかもあるのですが、あれはあれで語彙力だけのための勉強って結構苦痛だと思ったので、できるだけ文章の音読の中で語彙を学んでもらうことを意識しました。

 

合格する国語の授業 説明文・論説文 得点アップよく出るテーマ編物語文 得点アップよく出る感情語&パターン編の2冊を音読してもらって、少しずつ語彙力や論説テーマ知識を増やしていくということもやりました。

 

とにかく音読してもらい横で聞くのは効果的で、合格する歴史の授業 上巻下巻とかも音読してもらうことで、国語と歴史の両方を同時に鍛えられるという一石二鳥が可能です。

 

ジーニアスの回し者でもなんでもないのですが、合格する授業シリーズは語り口調が面白く、娘も楽しんで読めるので飽きずに取り組めています。

 

題材が何であれ、音読を聞くことでお子さんの国語力や語彙力の課題がわかると思いますので、ぜひ国語が伸び悩んでいるというご家庭ではぜひ試してみてはいかがでしょうか?

 

そして、課題に気づけば、語彙力こそ、普段の生活の中での親子の会話で鍛えられるものでもあると思います。

 

かくいう私も、偉そうに言葉の意味を説明していますが、娘からこの言葉ってどういう意味?って聞かれて、ちょっと待ってね、とか言いながらスマホで急いで必死に調べたりしているのですがw