ある土曜日、朝10時から呼ばれる。
学会のアブストラクトの修正。
前々日、別の学会があったせいで、締め切りは既に過ぎている。
それにも関わらずとにかく・・・話が長い。
終わり際にいつもの一言。
「言っとくけど、あんたの書いた文章なんてほとんど残ってないぞ」
はいはい。
やっと開放されたのは午後3時過ぎ。
その直前、奴の口の中には食パンが入っていた。
クチャクチャとうるさい口から放たれた一言。
「あんたは空いても知れないけれど、私はお腹空いたよ!」
・・・そんなわけねーやろ!!!!!
あほか!!!
その日は土曜日、生協はとっくに閉まっていた。
昼飯にありつくには、1km以上あるコンビニまで歩いて昼飯を買いに行くしかなかった。