津野1号、逸見猶吉たち。

津野1号、逸見猶吉たち。

逸見猶吉たちが主人公のブログ。

柳田さん?

しんやねん。
 
ノリスケ兄さんが、
 
「一人バレーボールの人が入院してる」
 
と言うた。
 
ひょっとしたら柳田さん?
 
そうかもしれん。
 
「あー」
 
と俺は声をあげたねん。
 
「柳田将洋だって聞いたよ」
 
「うー」
 
柳田さん、入院してるんか。
 
何やろ?ケガやな。
 
「どうもくも膜下出血らしい」
 
「うー」
 
ノリスケ兄さん、
 
五十音板を出してきたねん。
 
「ほんま?」
 
となりのナースエイドが書いた言葉。
 
俺は指さしたねん。
 
「どうもそうらしい」
 
「うー」
 
「五十音板使え」
 
「う、そ、や」
 
「本当らしいよ」
 
「え、え」
 
俺はうろたえたんや。
 
柳田さん、どないなる?
 
俺より先に死なないでほしいねん。
 
きばらんと。
 
「しんちゃん、どうしたの」
 
となりのナースエイドが、
 
個室に入ってきたねん。
 
「や、な、ぎ、だ、さ、ん」
 
「なに?」
 
「ぴ、ん、ち、や」
 
「そうなのね」
 
東京グレートベアーズのみんな、
 
どない思うてるやろか。
 
俺はきばってるねん。
 
くり、お空の上から見守ってほしいんや。
 
(この話はフィクションです)