眠るように死にたい。
柳田将洋だよ。
藤原さん、おはよう。
僕の体を起こして。
テレビを見られなかった。
視力低下がはじまってる。
東京グレートベアーズ、
どうなっていくのか。
僕と義兄弟の契りを結んだ、
大輔が活躍するはず。
バレーボールが全てだった。
なのに、今は寝たきりの状態。
藤原さん、洗面器出して。
咳が止まらない。
「ぶはっ」
なんだろう、こんなに。
医者と看護師が来て、
「入院してほしい」
と言われた。
嫌。
清瀬市に戻りたくない。
僕を部屋から出さないで。
このまま死ぬから。
生きていたかった。
自分らしく生きるために。
藤原さん、顔拭いてくれるの?
ありがとう。
僕は死を覚悟してる。
死の瞬間。
どうなるのか。
(この話はフィクションです)
