「いのちの川」魂我和-tamagawa | 「葉隠徒然」hagakure tsurezure by hidezo

「いのちの川」魂我和-tamagawa

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いつもお世話になっている tamagawalk さんから頂いた本。

魚が消えた「多摩川」の復活に賭けた男「いのちの川」

大慈悲を起こして多摩川の為になるべき事

を地でいくお侍さん、それが「山崎充哲yamasaki mitsuakiさん

本のサブタイトルの「復活に賭けた男」を正確に言うならば
「現在も復活に賭け奔走している男のなかの男」である。
テレビやラジオ等メディアでみかけたり、その名を聞いた方も
きっと多い事でしょう。

僕は丁度約2年前に大好きだった番組「宇宙船地球号-外来種は警告する」
で取り上げられた東京は大田区を流れる多摩川の支流「呑川nomikawa」
に出没する外来魚「アリゲーターガー」捕獲の回で最後タモ網で1m超の
そのお魚をすくい上げる勇姿をみたのが山崎さんを知るきっかけでした。

番組の最後に「一番かわいそうなのはお魚たち」と語っていた山崎さん。
私財を投じて真剣に多摩川の現実と向き合う侍、山崎さんがペットで飼育
しきれなくなったお魚を多摩川に放流する所謂密放流を食い止めるために
運営されている「お魚ポスト」に tamagawalk さんと子供達と見学に
行ってきました。

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いろいろな新聞で取り上げられたお魚ポストの記事。

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ペット産業の光と陰・・・一時的に欲を満たすために
売り買いされ、可愛がられ、都合が悪くなると捨てるという人間のエゴが
生き物を苦しめ、更には自分たちの生活する環境破壊にも繋がっている現実
に自分ができること、すべきことを覚悟を以て取り組んでいる山崎さんには
頭がさがります。

子供にはなかなかまだ理解できないことだけどそんな現実を見せてあげる事
で少しでも生き物の命について考えて貰えたらいいのだが・・・。


葉隠壱七壱六        合掌