こんにちは。芳賀です(^^)/
アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児時期に乳幼児湿疹として発症し、年齢が進むと皮膚症状に違いがみられ、広い範囲に湿疹性の皮膚疾患が現れます。
そしてアトピー性皮膚炎で悩まれている方の多くは日常的に身体にストレスとなる要因が多く、免疫を高くしなければいけない状態が続いています。
交感神経が働くと免疫機能は低下し、副交感神経が優位になると免疫機能が働きます。
Th2(ヘルパーT細胞2)はBリンパ球や好酸球を活性化し、その中でもBリンパ球はアレルゲンに対する抗体を産生します。
そうすることでダニの死骸やハウスダストなどに反応し、免疫反応が働きます。

掻くという行為は決して悪い行為ではありません。
人は痒みのある所に血液を流したいので掻くという行動で身体の反応を引き起こします。
痒みの原因は血液不足または血液量は適量でも血中の必要な物質が不足することで、痒みにより掻くことで促しさらに血液量を増加させようとする反応です。
皮膚があることでバリア機能が発揮され、あらゆる外敵から身体を守ることができます。
皮膚を過度に刺激したり、ラウリル酸のような皮脂をごっそり取り除いてしまう洗剤を使うことで皮膚のバリア機能がなくなり、今まで反応しなくてもよかったアレルゲンの刺激に反応し、すぐに免疫機能が働こうとします。
アトピー性皮膚炎は皮膚に原因があるかのように見えますが、アレルゲンの侵入は皮膚だけではなく、消化器系、呼吸器系、排出系の粘膜からも侵入します。
なので、アレルゲンに対応できる身体づくりが必要なのです。
そんなアトピー性皮膚炎を少しでも早く改善するためには身体に必要な栄養を摂取することが大切になります。
アトピー性皮膚炎を改善するための食事方法とは

アトピー性皮膚炎を改善させるための食事方法として4つのカテゴリーに分けてお話をさせていただきます。
① 皮膚を作るための食事方法
② 活性酸素対策の食事方法
③ 免疫機能を高める食事方法
④ 自律神経を整える食事方法
今回は皮膚を作るための食事方法をお伝えさせていただきます。
皮膚の細胞は1~2か月の間に生まれ変わり、表皮の一番下にある基底細胞から有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞へ分化し、角質細胞が皮膚表面のアレルゲンと共に剥がれ落ちます。
基底細胞は真皮から栄養を受け、外敵に耐えられるような強い皮膚を作っています。
どんなに強い敵が城の外壁を壊そうとしても壊れないそんな皮膚を作ろうとしているのです。
しかし皮膚を作る栄養素が身体に巡っていない、栄養不足状態が続くと弱い状態の皮膚が作られ、カサカサの皮膚や、組織が弱いためアレルゲンに破壊され、修復するために血液によって赤みを帯びた状態になります。
この皮膚は外敵からの攻撃を受けやすく、第二の防御機能で免疫機能が働くような状態になってしまいます。体内の免疫機能が働くことは正常な働きですが、正常な皮膚が作れていれば作動しなかった免疫機能が働くことで、また栄養を消費することになります。
まずは丈夫な皮膚を作れる栄養状態を目指しましょう。
丈夫な皮膚を作るために必要な栄養素とは?

潤いのある皮膚を作るためにはプロテオグリカンが必要です。
丈夫な皮膚を作るにはコラーゲンが必要です。
プロテオグリカンが作れないとカサカサな皮膚や、脆い皮膚ができてしまいます。
そんな潤いのある皮膚を作るためにはブドウ糖とたんぱく質が必要です。
そしてもう一つ必要なのはコラーゲンです。
コラーゲンを作るためにはたんぱく質とビタミンA、ビタミンCが必要になります。
コラーゲンのサプリメントを摂取しようなんて安易な考えはやめて下さいね。
それでは皮膚を作ることさえできませんよ!
アトピー性皮膚炎でステロイドを塗って、薄い皮膚になってしまった状態や、掻いてモロモロになった皮膚を改善するために、ブドウ糖、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンCをメインに他のビタミン・ミネラルを適量摂取しましょう。アトピーで荒れてしまった皮膚を正しく作り直すための必要なのは、潤いのある皮膚を作るプロテオグリカンです。
ブドウ糖

ブドウ糖を含む食材
白米、いもなど
おススメは白米です。3度の食事を取り、1食で脳に必要なブドウ糖の量の茶碗1杯(3杯/日)とプロテオグリカンのために、おかずと食後のデザートを適量摂りましょう。
たんぱく質

プロテオグリカンやコラーゲンに必要なたんぱく質は体重1kgに対して1gのたんぱく質が必要になります。体重50kgの人は50gのたんぱく質が必要になるというわけです。アトピーでお悩みの方は皮膚に問題がない人よりも少し多めの体重×1.2倍のたんぱく質を摂取するとよいでしょう。50㎏なら60gのたんぱく質ということですね!
たんぱく質が摂取できる食材
卵、肉類、魚類、ちくわ・かまぼこ・ハム・ソーセージや大豆、牛乳などの中からアレルゲンではないものを選びましょう。
ビタミンA

強い皮膚を作る材料になるコラーゲンを作るために必要な栄養素です。視覚に関係する栄養でもあり、免疫作用、赤血球の産生などに関わる人間の身体にとても大事な栄養素です。
ビタミンAが摂取できる食材
鶏レバー、うなぎ、卵、ほうれん草、にんじん、紫蘇など
ビタミンC

こちらもコラーゲンを作るために必要な栄養素です。アトピー性皮膚炎の場合、ビタミンCはより多く摂取しなければなりません。解毒作用、免疫作用、ウイルスの不活性化などの効果があり、皮膚にはなくてはならない存在です
ビタミンCを摂取できる食材
ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、柿、キウイフルーツなど
まずは食事の中で意識して摂取してほしい栄養素を上記のような食材です。口にしたもので身体は作られます。バランスの偏った食事をしていれば当然バランスの悪い身体が出来上がります。身体、皮膚、アトピー性皮膚炎を治すために上記のような食材を3度の食事に取り入れてみましょう。最初にもお伝えしましたが、一番下にある皮膚が上まで上がってくるのに1~2か月を要します。長い目で頑張っていきましょう。
早く症状を改善させるには!?
上記のように食生活によるものは物凄く大事ですが、産生された血液がうまく循環できなければ産生した意味が薄れてしまいます。
このアトピー性皮膚炎と食事の記事があなたのお悩みに少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はアトピー性皮膚炎を促進させる活性酸素対策についてお伝えします。