お久しぶりです。

デザイナーはにぃ

五十嵐ゆき子です。


WANごころ❤️


今日の記事は最愛の我が子 

3歳で難病になってしまった愛犬のことです。


長ぁ〜いですが…


私の気持ちを書きました。

お読み頂けたらうれしいです。




Love My dog


6月27日の21時ごろから…


たまに目を開けては皆んなを確認して

呼吸がどんどん上がって…


もう頑張らんでいいねんよ!

 もう眠っていいんよ!


そう言い続け


今にも息絶えそうな状態で

10時間も頑張った愛犬くん…


家族全員が順番に

愛犬くんを抱きながら

夜明けがきて…


6月28日5時54分


彼は

私の胸の中で

最期の呼吸を… 


今思い出しても

胸が張り裂けそうだけど


うんうん


もう苦しい世界から

抜けていいのよ!


辛かったねぇ

よくがんばってえらかったね。


ママは

何もできずに

一緒に居るしかできなくて

本当にごめんね。


すぐに行くから

神さまのところで

ゆっくり過ごして待っていてね。


ね。


果てしなく

果てしなく

愛おしい我が子を抱きしめて


こんなに柔らかくて温かいけど


もう

戻らない


世界で一番大切にしていた 私の、はにぃ家の愛犬くん



2018年8月 彼が我が家に来てから

本当にたくさん、いろんないろんなことがあって

どれだけのしあわせを貰ったことでしょうか。


神さま

この子を我が家に授けてくださって

本当に本当にありがとうございました。






2021年10月 3歳7ヶ月の時、

とっても難解で複雑で、

助かる見込みが無い難病を発病してしまい、


長生きはできないことは

覚悟していたんだけど


まさか

こんなに早くお別れの時が来るとは思ってなかったなぁ。


発病したあの日は、

あと数時間で…というリミットの中、緊急輸血。

一か八かで、駆けつけてくれたゴールデンレトリバーのコナツちゃんから輸血してもらえて


奇跡的に蘇った彼。ギリギリだったのに…



すごかった。すごい奇跡だった。。。

誰もが驚いた生還。




その後、5度の再発、、、


『もうダメです。何もしてあげられない。』と、大学病院の超専門の名ドクターに言われてしまった…


廊下で号泣する次男と

何度も助けてくれた山口大学のドクター

最後だと、胸を抉られるような気持ちだけど

だんだん弱るとわかっているから

なんとか、、、素敵な思い出の一枚をと。


看取る覚悟で連れて帰って来て

酸素ルームを作って…

24時間シフト制看護…


お別れを覚悟しました。




リースに、うちの子が入れるサイズがなかった…

大急ぎでホームセンターにビニルハウスを買いにいきました。



大抵の場合、酸素を借りたら最後なんだっていうジンクス…





でも!


愛犬くん、


なんのなんの〜!って運命をぶち壊して奇跡をおこし続け、生還したんですよね。





すごい子でした。




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そしてこの度


6度目の再発。


猛威のスピードで追いかけてくる恐ろしい病魔から、さすがに逃げられなかったんです。



みるみるうちに

虚血してしまった…


山口大学に行っても、輸血できる状態じゃない…。



あれよあれよという間に

もう破壊する赤血球が無くなってしまって、

酸素が運べなくなりました。。。




それでも

凛々しくプライドを高く保つ愛犬くん。

何か伝えたい時は

動けない身体なのに

目をしっかり開けて首を動かしたり

排斥のときは身構えようと、体幹を起こす努力をしたり


なんて健気で品格を保つ強い子なのでしょうか。


オヤバカですが

褒め称えたい。




かかりつけの地元のドクターが

『この数値でこの容態。。。すごいとしか言いようが無い…

こんな子初めて出会ったよ!』


首を傾げるほどでした。






それでも、、、

最期が来てしまったの。


辛い中、

命の限り生きた愛犬くん。





逝く寸前、愛犬くんは

ファミーのひとりずつと

しっかりアイコンタクトをして

しっかり見つめて


ひとりひとりに

ちゃんと 愛を届けた子。




瞳をキョロっと動かし、 私を確認して

動かない身体なのに、首に力を込めて

私の胸の中にぐいっと寄ってこようとしました。


私が

胸にしっかり抱いて よしよしよしよしと

撫でて、撫でて 抱きしめて…撫でて抱きしめて…


我が子ですから…掛け替えのない子ですから…


そのまま…


彼は シューっと息を吐き、

再び息を吸うことはありませんでした。




酸素が無いなんてどれだけ苦しかったでしょうか


私もファミーたちも、泣けて泣けて…泣けて

なんだこれってほど泣きました。






彼の体格は15キロ…

顔立ちも表情も

人間らしさがすごくて

おしゃべりもするし

意思表示もとても上手な子で




子育てを経験した私は

3.4歳くらいの人の子どもと同じようだと錯覚しそうなほど、人間ぽい。




犬を飼ったことがなかったり、

犬が苦手な方には分からないかと思うんですが



犬ってね、本当に

人間らしさが滲み出ているんです。


犬がこんなに人間と同じようだということは

初めて犬と暮らして知りました。


私も、犬恐怖症だったから…

犬と人間の関係性…

驚きのことが多かったです。



インコや猫ちゃんやハムスターの一生を看取ったことがあります。


彼らも途轍もなく愛おしくかわいい存在でしたから、昇天した時はとても辛かったですが



愛犬くんがもうここに居ないというこの状態とは

全く感覚が違っていて…

不思議で仕方ありません。



この子とは そういうご縁だったのかな。

大きさの問題?



うちの猫って、猫だけの世界を大切にしてたりしたなぁって



うちの場合は

小鳥もハムスターも

密着しない動物だった。。。


とか思ったりしています。






3歳で病気になってからの3年半は

一家でシフト制にして、彼をひとりで家に残すことはありませんでした。



普段はとても元気だったことは幸いです。





『犬』はひとりになることも必要な動物なので

家の中では自由に、愛犬くんが安らげるところで寝ていたり、


でも 目覚めた時、

誰かがどこかに必ず居るようにしてきた生活でした。



私は工房にしている部屋で仕事をしていたので

彼は好きなところで寝て、目覚めたら私のところに来たり、

それか、私の傍らや足元にくっついて寝ていましたね。


3歳まではお留守番もする、普通の犬生だったんですが、発病してから三年半は

ずっと一緒に過ごしました。


どこに行くのも一緒に行きました。


夜は私と一緒に寝ました。



本当に本当に

大切にしてたんですよね。





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2021  10月 発病  溶血

2022   3月 2度目 血小板虚血

2022 12月 3度目 血小板虚血

2023   7月 4度目 血小板虚血

2023 11月 5度目 溶血血液凝集

2024   6月 6度目 溶血血液凝集




何度も乗り越えてくれた危機


5度目もみるみる回復して

クリスマスもお正月も元気に走り回って迎えたんです。





三月のお誕生日で6歳を迎え、

春中お散歩は足先保護の為の靴も履かないで

元気で自由に過ごしていたんですよ。



もう安心し切ってました。

このまま

病気がなおっちゃうんだろうなんて

思ってました。



九月には

どこか旅行に連れていこうねと

息子たちと話してたんですよ。





会いたいな…


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もうひと月近くなりますから

少しずつ

落ち着いてます。


とっても寂しいけど  

クヨクヨしてませんよ。


お仕事もたくさんあるし!

愛犬くんが

いつも隣で、ままちゃん!ふぁいとー!って

WANごころ♡で

応援してくれてますから😊


つらいのは

仕方ありませんね。


しばらくは

仕方ありませんね。


又愛犬くんのアーカイブ

書きますね。



長いブログ

お読みくださってありがとうございました。


とても暑い夏が来ました。

皆さま

どうかご自愛くださいませね❣️




GRADIAデザイナー

五十嵐ゆき子